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全文無料公開・必読、薬害を捏造する弁護士たち【2025年2月3日 HPVワクチン薬害訴訟傍聴記録⑤】

(画像はHPVワクチン薬害訴訟弁護団のホームページhttps://www.hpv-yakugai.net/より)

HPVワクチン薬害訴訟・今回の傍聴記録(ChatGPTによる要約)
2025年2月3日に東京地裁で行われたHPVワクチン薬害裁判では、原告側弁護士が角田郁生教授(近畿大学医学部)に対して激しい尋問を行った。原告側はワクチン後遺症の存在を複数の論文や症例で主張し、角田教授に「記載があるか」「共通症状があるか」などを繰り返し確認。しかし角田教授は、対照群の欠如や論文の科学的欠陥を指摘し、因果関係の証明が不十分だと反論。法廷では証人の答弁を遮る原告側と、それに抗議する被告側の弁護士が衝突し、混乱も見られた。
全体を通して、原告側の主張の科学的根拠の脆弱さと、証人尋問の強引さが浮き彫りになった。裁判長も両者に冷静な進行を促す場面が多かった。
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以下、本文
2025年2月3日
東京地裁でのHPVワクチン薬害裁判傍聴記録

世界で唯一、非科学的で激烈な反HPVワクチン報道を行ってきた日本のマスコミ。
彼らが決して詳細を報じない、HPVワクチン薬害訴訟。
今回は自分のこれまでの傍聴レポートの中でも最も長いのですが、最も読む価値があると思います。

一言で言えば、HPVワクチン薬害訴訟弁護団は
"ツイッター上で絡んでくる反ワクと同レベル"
法廷で膨大な時間と専門家のリソースを浪費して、実際に行われていることは
"反ワクとのレスバ"
これがこの裁判の本質です。

一人でも多くの方に読んで頂きたいです。

特にマスコミ関係者の方々は、マスコミの権力を用いて医学的に誤った情報を流布した事の影響力を知って下さい。
また、鹿児島大学病院と信州大学病院の関係者にも読んで頂きたいです。
マスコミの方々が、あたかも正義の味方かのように祭り上げたHPVワクチン薬害弁護団ですが、その実態を記録しています。

非常に長いのですが、結論だけでも概要は掴めるので、時間のない方はそちらだけでもご一読下さい。
ただ個人的には、途中から登場する
"痩せぎすでメガネの壮年男性弁護士"
は、この裁判を象徴する存在です。
彼の登場シーンだけでも読んで頂ければ、HPVワクチン薬害弁護団の本質がつかめると思います(他の薬害弁護士たちも、相当に面白い存在だけど)

自分にとっては5回目の傍聴。
4回目までの傍聴記録は、引き続いてnoteに上げます。
マスコミが大々的に取り上げた"HPVワクチン後遺症"は、法廷でも複数の医師から誤診の疑いやワクチン接種と無関係だと指摘されてきました。
ジャーナリストの鈴木エイト氏も、長年に渡ってこの問題を記録しています。
氏のこれまでの傍聴記録も参考にして下さい。

例によって法廷は録音録画が禁止されているので、自分のメモからの書き起こし。
9時台から16時まで休憩時間を除いてメモを取り続けて、その合計は72ページで、新品のボールペンを1本半使用しました。
なので、一字一句が正しい記載ではない点はご了承ください。

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狂気の72ページ

傍聴券の配布に並んだが、最終的に希望者全員が傍聴可能。
会場に入って納得したが大阪地裁や福岡地裁よりも会場のキャパシティあり、およそ100名を収容可能。
なお入場の際に、近くの傍聴者の一部の中年女性たちからは
「オーガニックな韓国料理レストランが近所に出来てね、やっぱオーガニックは安心...」
「こんな危険なワクチンを3回も接種させるなんて...」
との声。

今回の裁判は、以前にも証言台に立った角田郁生先生(近畿大学医学部微生物学講座教授)に対して、原告のHPVワクチン薬害弁護団が順番に尋問する形で進行。
個人的な感想ですが、原告弁護団の対応は終始に渡り角田先生に対して礼を失した態度で接しており、極めて不快でした。
余談だが、奇しくも角田先生は、自分が先週傍聴した福岡地裁での証人である大阪大学もと教授の畑澤順先生と同じ東北大学医学部卒。

以下、利便性の為に薬害弁護団を"弁"、角田教授を"角"と表記する。

弁(小柄な女性弁護士)
証人はHPVワクチン後遺症の診察はしていますか?


基礎研究者なのでしていません。
論文などで把握しています。
(会場の原告支援者から失笑)
補足:薬害弁護団はしばしば
"証人はHPVワクチン後遺症の診察はしていますか?"
という質問を行い、会場の原告支援者たちが嘲笑するという、一連の流れを繰り返している。
この流れは、もはやHPVワクチン薬害訴訟の様式美。


証人は未知の疾患の診断基準を作成したことはありますか?


ありません。


原告側がその意見を裁判で用いている以下の4人の医師が、臨床経験が豊富であることはご存じですか?
・鹿児島大学の高嶋先生(鹿児島大学脳神経内科教授高嶋博)
補足: 以下のリンクは、大阪大学もと教授で日本核医学会前理事長の畑澤順先生が、鹿児島大学病院での不適切な"HPVワクチン後遺症診断"を法廷で丁寧に指摘した記事

https://note.com/tanuk_ichi/n/ndde190e94318

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信州大学の池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・HPVワクチンの不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)

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・横田先生(もと小児科学会理事長横田俊平)
・高橋先生(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)


豊富かは分かりませんが、会ったこともあるし、会っていない方もいる。


質問には、"はい"か"いいえ"かでお答えください。

製薬会社弁護士
それはいくらなんでも、質問がおかしい。


HPVワクチン後遺症に関して、前述の4人の医師の診療経験を知っていますか?


知りません。


HPVワクチンの後遺症では、多様で重層的な症状が出現することはご存じですか?

製薬会社弁護士
具体的にお願いします。


池田修一先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の論文ではHPVワクチン後遺症の72例が取り上げられており、疲労・頭痛・自律神経症状・広範囲にわたる痛み・学習障害・神経障害などが、HPVワクチンで引き起こされたとあります。
HPVワクチン接種者では頻度が高いですか?


これだけでは分かりません。ただですね...


質問には、はい、いいえ、で答えてください。

裁判長
証人の回答を妨げないでください。


池田修一先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の論文では、HPVワクチン接種により多様な症状が生じたと
き・さ・い、されている。
そうですね?


記載はされているが、それは科学的な正しさを示さない。
その論文には対照群すらも存在しない。そしてですね、、、

裁判長
回答はできるだけ、はい、いいえ、でお願いします。


72名のHPVワクチン接種後の方には、症状の共通性がある。
よいですね?


分かりません。これだけでは。


次は高橋論文です(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)
HPVワクチン接種後に32例が中枢神経症状をきたしています。
運動障害22例、知覚障害13例、脳神経障害16例、精神障害22例などです。
それらは複数の患者で共通して生じている
そのように、高橋先生の論文には書いていますね?


そんなことは書いていません。
そもそも論文として欠陥があります。


記載されているか、されていないか、そのことを確認しています。
記載されていますね?


記載されていません。


次の質問です。
高嶋先生(鹿児島大学神経内科教授高嶋博)の論文です。
HPVワクチン接種後の36例の神経症状です。
頭痛・疼痛が89%、運動障害が72%、自律神経症状が64%に生じている。
そう記載されていますね?


記載と言うか、その対照群がない。


西岡先生(西岡久寿樹・東京医科大学)・横田先生(もと小児科学会理事長横田俊平)らはHPVワクチン接種後にめまいなどの神経症状を生じた例を、日本では104例、デンマークでは84例あると発表しています。そのように記載されていますね?


対照群がない。そもそも比較対象が不適切。
そして2020年と2021年に、デンマークからはHPVワクチンによってそういった症状の有無に有意差がないという論文が、、、


聞かれたことにだけ答えてください。

製薬会社弁護団
いいかげんにしてください。
都合の悪いことになると、原告弁護士は証言を妨げています。

裁判長が仲裁に入る。


いいから質問に答えろ!と、別の原告弁護士(のちに登場して大活躍する、痩せぎすでメガネの壮年男性)が大声で介入。

製薬会社弁護士
先ほどから原告側は、記載の有無ばかりを確認している。
それは法廷で必要な手続きではない。
証人は専門家として答弁している。

弁(痩せぎすでメガネの壮年男性の弁護士、マジで逸材。後に再登場するので乞うご期待)
記載があるかどうか、それだけを答えろと言っている!

長々とした答弁は最終尋問でやるべきで、まずは地裁なら地裁でのやり方がある。

製薬会社弁護士
証人は質問にきちんと答えている。
原告側が、証人の回答の途中で話を遮るべきではない。


いや、答えていないでしょ。

製薬会社弁護士
証人が話しているのに、原告代理人がそれに被せて話し始めるのはおかしいでしょ。

ここで原告側と被告側の弁護士たちが言い争いを始め、怒号が飛び交って何を言っているかわからない状況。
これを法廷で、弁護士たちが繰り広げる姿は非常に滑稽(笑)。
しかし、これもまだ序の口である、、、

裁判長
では、証人は可能な限り、はい、いいえ
でお答えください。
それが難しそうならば製薬会社代理人が質問して、証人はそれに答えてください。
原告側は
"記載されていますか?いませんか?"
のような、法廷において無駄な質問は控えてください。


まだ質問にお答えしきれていないかと思いますが、、、


疲労・頭痛・めまいを訴えている方が、デンマークでも日本でも75%を超えていますね?


公表された表を見る限り、有意差のあるデータではありません。
ただ発熱・痛みにに関しては、接種群の方が有意に多いですね。
デンマークと日本のデータを比較しても、症状に一貫性はありません。


はい、いいえ、で答えてください。
もういいです(明らかに苛立っている)、次の質問です。
厚労省研究班の岡部(川崎市健康安全研究所所長岡部信彦)らの報告では、、、

製薬会社弁護士
これは証人が詳細を知らない可能性が高いので、どのような報告か説明を。


初めて見ました。
どのようなデータですか?


次の質問に移ります。(記入ミスではなく、原告弁護士はしばしば証人の質問を無視して次の質問へ)
SLE、全身性エリテマトーデスは症候群ですね?


はい。


SLEの代表的な症状は、皮膚症状・関節炎・腎障害ですね?


はい、それらは他にも関節リウマチなどでも見られます。


SLEは自己免疫疾患ですね?


はい。


自己免疫疾患では自己抗体が見られ、一つの症候群だけではなく、症状に共通性のある症候群が含まれる。
共通の自己抗体がなければ、必ずしも同一で一連の症候群とは診断されるのでしょうか?されないのでしょうか?


それぞれの診断基準を確認してください。
抗核抗体や抗DNA抗体なども参考になります。


そんな回答を要求するような質問はしていません。


私は教えてあげたにすぎません。


証人は以前に、HPVワクチン後遺症に関しては多様な病態を寄せ集めたに過ぎない、そう言いましたよね?


SLEをそのような疾患に含めるべきではない、そのようには言ったかと。


自己免疫性疾患では、共通する症状があるかないかを聞いています。
SLEの話はしていません。


いえ、あなたがSLEの話を始めたんですよ。

製薬会社弁護士
SLEの話は終わったんですか?終わっていないんですか?


次の質問です。
シェーグレン症候群では抗SSD抗体が20-30%に見られる。
そうですね?


そうです。


自己抗体が検出されなくとも、自己免疫疾患であると言えますね?


必ずしもそうではありません。


未知の自己免疫疾患で、抗体が未発見である疾患もあり得ますね?


あり得ます。


潰瘍性大腸炎は、近年になって自己抗体が発見された。
だから自己免疫疾患と判明した。
そうですね?


潰瘍性大腸炎は自己抗体が発見されたが、自己免疫疾患と判明したわけではありません。

製薬会社弁護士
私が聞いていても、原告代理人が法廷で何を確認したいのかが分かりません。
はっきりお願いします。


HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)は自己免疫性疾患であり、自己抗体が発見されていないだけ、という事です。
次は松平論文です。(静岡てんかん・神経医療センター松平敬史)
12人のHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者では、脳の糖代謝異常と炎症が生じている。
そう記載されていますね?
補足:HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)という疾患は医学の世界には存在せず、世界的にもそんな論文も存在しないが、このHPVワクチン薬害弁護団とそのシンパの医師たち(主に以下四名)が提唱している謎の疾患
・鹿児島大学脳神経内科教授高嶋博(高嶋は"HPVワクチン接種後神経障害"と提唱、未査読論文→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnt/35/4/35_536/_pdf
信州大学神経内科もと教授池田修一(HPVワクチンの不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)
・横田先生(もと小児科学会理事長横田俊平)
・高橋先生(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)


医学的に正しいかは何とも言えませんが、、、


分からないなら、答えて頂かなくても結構です。


いえ、相関係数などを考慮する必要があるのですが。
まぁ、いいです。


もう答えなくてもいいです。
次はPETによるHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)の診断や、IAPP(免疫吸着療法)の有効性に関しては証人は"不明"と答えていましたね?


そうです。


では、複数の自己抗体が検出される自己免疫疾患もありますね?


はい。


以下の先生たちはそれぞれHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者から、異なった自己抗体を検出している点には同意できますか?
・鹿児島大学の高嶋先生(鹿児島大学神経内科教授高嶋博)
・信州大学の池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)

・高橋先生(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)


一人の患者から複数の自己抗体が検出されたわけではない。
従って、HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)から複数の自己抗体が検出されるかと言えば、それに同意はできません。


自己免疫疾患では診断基準のすべてを満たさなければならない、そうですね?


違います。


高橋論文(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)では、HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者群ではNMDA型グルタミンに関与する抗体が、健常者よりも多く検出されました。
そう記載されています。
それは認めますか?


高橋先生の生データを確認すると、NMDA抗体をELISAという手法で検出しています。
しかし、国際的にはELISAでの検出は認められておらず、高橋先生もその点には同意している。
そもそも適していない方法で検査を施行することの問題が、、、


そんなことは聞いていません。
質問に答えてください。
記録には、記載はありますか?

製薬会社弁護士
原告代理人は、証人の証言をきちんと聞くべき。


いいから質問に答えるべきです。
証人は話が長すぎる。

裁判長
原告代理人は
記載がありますか?
という無意味な質問はやめて下さい。

証人は、できるだけ簡潔な回答をお願いします。


じゃあもう結構です!(唐突に声を荒らげて)
次の質問です!

HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者らへ施行した検査が、保険収載されているかはご存じですか?


知りません。


HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)という診断に合理性がないとお考えですか?


はい。合理性はありません。


免疫学の教科書によると、遺伝や感染や外傷やワクチンでも数年から数十年後に自己免疫疾患を発症する可能性がある、と記載されています。
HPVワクチンで自己免疫疾患を発症するのは、一般的な教科書の知見でも明らかではありませんか?


それは古い教科書の記載でしょうかね。
衛生仮説などに基づいているのかもしれません。
結核や寄生虫などによる、成人後のアレルギー性疾患などを念頭に置いているのかもしれません。他にも可能性として、、、


もう結構です!
次の質問は、、、

裁判長
原告側代理人は、一部の文書の切り取りではなく、その前後の文脈も説明するように気を付けてください。


いえ、証人は関係のない話ばかりをしています。
それが問題です。

製薬会社弁護士&裁判長
いや証人の発言は、さすがに質問に関係があるでしょう!


次の質問です。

製薬会社弁護士
次の質問に移る前に、、、
原告代理人は都合が悪くなると
"次の質問です"
と証言を打ち切るのはやめてください。
証人は正しく質問に答えています。
それを妨害しているのは原告代理人です。


いや、証人の回答は終わってるでしょ!

裁判長
証人は、回答が終わっているとお考えですか?


いえ。
回答としては、今までの医学的な知見からは、ワクチン接種と自己免疫性疾患との関連性はありません。


SLE 115例を解析した論文では、症状出現の3年前から自己抗体が出現していたと報告されています。どうお考えですか?


それもワクチンとは関係がない。

ここで分子相同性に関する質問があったが、後半へ持ち越し。
ここまでで、全体の半分未満です。
日本のマスコミが決して報じないHPVワクチン裁判の実態が、ある程度把握できたのではないかと思います。
後半はさらに見どころがあります。
ぜひ最後まで、お付き合いください。

1時間の休憩後に後半開始。


証人が証言すると論点が増える。
とにかく、はい、いいえ、で答えるべき。
それが無理なら端的に。
超過時間に関してはサッカーのロスタイムみたいなものであり、状況によってはノーカウントにしてほしい。

製薬会社弁護士
専門性が高い領域の裁判なので、はい、いいえ、での回答は困難。
むしろ原告側は都合が悪くなると話を遮る。
ロスタイム制なんてものは不要。
既に原告側の複数の代理人が、裁判の進行を妨げている。

裁判長
こちらの裁量で判断します。
証人が前提などを説明する必要がある場合、一言その旨は伝えてください。
原告側は質問の際に
"記載されていますか?"
"はい、いいえ、でお答えください"
と答弁を行うのは、避けてください。

弁(午前中の小柄な女性弁護士から、水口弁護士に交代)
池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)のマウス実験は、実際にはシオザワ先生が行ったことはご存じですか?


シオザワ先生ですか?さあ、、、


ウェッジという雑誌が関わった、村中璃子氏と池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の裁判はご存じですか?


はい。


証人は、youtubeで池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の研究を捏造と発言したり、村中氏をサポートする旨を述べていますか?


たぶん、、、


池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)には、研究結果の捏造はなかった。村中氏は名誉棄損を行った。
そうですね?


まあ、、


HPVワクチン・インフルエンザワクチン・B型肝炎ワクチンの成分をマウスの脳に振りかけて、緑色の変化があるかどうか。
緑色の変化があれば、異常があると判断して良いですか?


そうです。


証人は、池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)のこの報告に対して、信州大学が行った実験では再現性がなかったと述べましたか?


はい。


信州大学はその原因を、検体の保存が困難、実験でのプロトコルが煩雑、と判断しました。
それでよいですか?


よくありません。
検体の保存は簡単であり、プロトコルも単純。
信州大学の判断には同意できません。


自己抗体は血液脳関門(BBB)を通過しませんか?


しません。


一般論としては、通過するともいわれていますがどうですか?


しません。


自己免疫性の小脳性運動失調症の論文では
①タイトジャンクションの破綻
②ケモカインや炎症性サイトカインの侵入
によって
BBBは破綻することがあるとされています。
これは正しいですか?


はい。


ではワクチンでも生じるのでは?


ワクチンでは生じない。それが一般的な医学的判断。


BBBの機能低下は疼痛やサイトカインでも生じる。
つまり一般的にはワクチンでも生じるのでは?


一般的には生じない。


BBBの知見に関する論文では、インターロイキン6などのサイトカインでもBBBの変動が生じると記載がある。
記載はありますね?


記載はあるが、非常に特異な現象であり、一般的には生じない。

製薬会社弁護士
原告側代理人は、文献を提示する際には前後の文脈を含めて正確に提示してください。
また何度も指摘されているように
"記載がありますか?"
という質問は止めてください。


(無視して続ける)BBBに関するこの論文での知見を踏まえると、、、

製薬会社弁護士
この論文は知見としてそもそも確立していない。
それを一般論とするには異議があります。


HPVワクチン接種で、BBBが破綻して、様々な症状が生じる。
その可能性は否定はできませんよね?


これまでの論文やMRIなどの知見からは、その可能性はあり得ません。


もう一度質問します。
HPVワクチンが、医学的に中枢神経の機能を破綻させる可能性はありませんか?


ありえません。
世界中でHPVワクチンが多数接種されており…

弁(原告弁護士が痩せぎすでメガネの壮年男性へ交代、個人的にはこの裁判で断トツで興味深い人物)
ワクチンの学会誌で、HPVワクチンの毒性を訴えた論文が取り下げられたでしょうが!


そうです。それは取り下げられた論文ですね。


編集長の要請で、取り下げられたんだ!
よく読んでください。


分かりました。読みます。


こちらで読みましょうか?


私は老眼ですが、文字は読めますので。


メガネを持ってきましょうか?


いえ、メガネはありますので。
このレターを読むと、、、
ワクチン誌のホランド編集長には、製薬会社との癒着の可能性がある。
利益相反の為に、HPVワクチンの毒性を指摘する論文が取り下げられたのではないか、と書かれています。
バカげていますね。

痩せぎすでメガネの壮年男性
はぁ!?ちゃんと答えろ!!!

製薬会社弁護士
いくらなんでもこの答弁はおかしい。
質問を明確にしてください。

裁判長
証人は、質問に答えているにすぎません。
証言を続けてください。


このレターは論文の不備を指摘された執筆者が、その学会誌の編集長を個人攻撃しているに過ぎない。
論文に不備があって論文撤回を指示されたら、それに従うのが普通。
このようなレターを作成するのは普通ではない。


だから!質問に答えろ!

裁判長
角田先生の証言は、妥当だと考えます。


サイエンティストとして、おかしいものにはおかしいと言ったまでです。

製薬会社弁護士
そもそも原告代理人は、何度も何度も証人の発言を遮っている。
法定での行動として、さすがにおかしい。


質問しているだけだ!
編集長のホランド博士は、製薬会社と利益相反があるんだ!


いや、そうではなくて、、、

製薬会社弁護士
原告代理人の質問への回答は
答えなし
で、よろしいでしょうか?


よいです。
でも、百日咳毒素を使ったのが問題だから、この論文が取り下げられたのでしょうか?


それも問題の一つです。


百日咳毒素が、BBBへダメージを与えて、BBBを開かせると明示されていますね?


BBBが開かれた、開かれていない、それぞれを比較していますね。


ワクチン自体の使用量が多いのも問題と言いましたね。


言いました。


実験手順を確認すると、アルミニウム及びHPVワクチンのマウスへの投与量は、ヒトに換算すると特別に多いとは言えないのでは?


そうであれば、私の記憶違いかもしれません


では次にその取り下げられた論文を見ていきます。
ガーダシルやアジュバントの水酸化アルミニウムや百日咳毒素を比較した論文です。
図1を見てください。
結果に有意差がありますね。
補足:医学の世界では論文と言ってもざっくり2種類あり、、、
・査読論文(複数の専門家の審査を経て、公開されている論文)
・未査読論文・撤回論文(専門家の審査すら受けていないポエムや、欠陥が指摘されて撤回された論文)
HPVワクチンの危険性を示す査読論文は世界的に見ても皆無なので、HPVワクチン薬害訴訟弁護団は裁判戦略として
"多数の未査読論文と撤回論文を持ち出して、裁判長に対して無理やりにでもHPVワクチンの危険性をアピールするしかない"
という、まともな研究者から見れば噴飯物の状況なのである

こんな弁護団に付きまとわれて利用され続けている
"HPVワクチン薬害被害女性たち"
が本当に気の毒です。


図1だけでは判断しない。
図4まで見た上で論文全体を見る。
一貫性があるかを判断する。


しかし、図1のP値は0.05以下である。


図1から4まで見れば、その結果に一貫性はありません。


だから!図1は有意差があるでしょ!
はい次の論文。
これも1回は査読を通っている。
しかし学会誌の編集長によって撤回。
この論文は百日咳毒素を用いたことと、HPVワクチンの投与量は問題ないはず。


百日咳毒素はヒトには普通は投与しない。
他にも論文撤回の理由は多数ある。


動物実験では、ヒトより多めの投与を行うのは一般的でしょう。


なので、それだけではない論文撤回の理由があったのだろう。
撤回された論文なので、それ以上の検証は出来ない。


ナカシマDrとアラタニDrは、別々の論文で同量のHPVワクチンを使用しているが?


それぞれの実験の意図が異なる。
異なる実験を同一視すべきではない。


病理学的分析に移ります。
以前証人は、マウス1匹の脳切片の論文で判断すべきではないと証言している。


言ったかな、、、


しかし証人が指摘した図は、マウス3匹の画像ではないか?


確かに、これは論文の文言を読んだだけでは分からない。
健常なマウスをも含めた画像分析だった可能性がある。
改めてみると、やはりこの取り下げられた論文はおかしいとしか言いようがない。

弁(残念ながら、ここで弁護士交代。メガネの中年女性で自己紹介。矢吹弁護士。HPVワクチン薬害訴訟弁護団で唯一、まともに会話可能な印象がある人物。ここの項目は自分も理解不能なので簡潔に)
分子相同性に関しての質問です。
エピトープ、アミノ酸の最小単位ですが、長さは5-8でよろしいでしょうか?


正確には今ここで分からないが、もっと長いのでは?


線形エピトープはどうでしょうか?


線形エピトープとされているのは、実際には立体エピトープでしょう。


次の分子相同性の論文です。
この論文でのB型肝炎ウイルスなどでの全長は?


分からない。マウスじゃなくてラビットなので、その長さにコンセンサスはないはず。


チロシンからグルタミンまでは6個でよいですか?


そうです。


6つのアミノ酸を共有していれば、分子相同性からも交差反応は生じ得る。
自己抗体を産生し得る。
それがHPVワクチンと自己のタンパク質で生じ得る。
それでよいですね?


そうですね。

ここで2回目の10分間の休憩。

ここまででも、普通の人にはHPVワクチン薬害弁護団の実態は十分に理解できたと思うが、ここから先はさらに凄い。誰も想像できないハチャメチャが押し寄せてくる。
ワクワクを100倍にして、心して読んでほしい。

弁(引き続いて矢吹弁護士)
HPVワクチン接種で、自己抗体を産生しないと言い切れますか?


トリゴエ先生は分子相同性によってそれが生じ得ると主張しています。
それ以外には、ろくな対照実験はありません。
なので、ないと言えます


NMDA型の抗体が、静岡てんかんセンターを受診したHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)の34名、73%の方から検出されました。
これも意味がないと考えていますか?


高橋論文(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)では、先ほどもお伝えしたように不適切な方法で実験が行われています。
国際的にはELISA法ではなく、ダルマン法(?聞き取れず)が適切な方法です。
なので、意味がない、もしくは分からないとしか言いようがありません。
補足:他の医師から指摘あり、ダルマン法→Dalmau法


端的にお答えください。


高橋先生の論文では、不明です。


次はヒトの免疫寛容に関してです。
これは簡単には破られない。
よろしいですか?


はい。


トリゴエ先生は、免疫寛容や分子相同性があっても、ヒトの免疫寛容は簡単には破綻しないと主張していますか?


それはよくわかりません。
トリゴエ先生は、免疫の教科書に記載がない事を連ねて主張しているだけです。


自然なHPV感染でもHPVワクチン接種でも、過剰な免疫反応が生じる可能性はありますか?


それは調べたデータがないから分からない。
性交渉などの自然なHPV感染の直後に、そのデータを収集することは現実的ではない。


では、可能性はゼロではありませんね。


ゼロではないかもしれません。

弁(初めに対応していた、小柄な女性弁護士に交代)
HPVワクチンであるサーバリックスにはアジュバントは含まれていますか?


はい。


アジュバント効果を検証すると、抗体価からはサーバリックスに添付されたASO4の成績は良好ですか?


はい。結果からは良いワクチンと言えます。


ガーダシルでは別のアジュバントが使用されていますが、マウス実験などを含めて良いワクチンだと言えますか?


はい。従来のアジュバントよりも良い結果です。


データからは、極めて強い免疫反応が生じているかと思いますがどうでしょうか?


単純にそう判断は出来ない。


改めて確認しますが、教科書的には自己免疫疾患の中には、ワクチンで発症するような疾患も含まれますよね?


それは麻疹ワクチン接種後の、SSPE(亜急性硬化性全脳炎)のことではないでしょうか?


分子相同性やエピトープを考慮すると、何らかの原因で自己免疫が活性化することはあり得るのでは?


あり得ます。


高橋先生(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)によると、HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)の患者では髄液中のIgGが高値。
つまり炎症があるのでは?


高橋先生がその後に投稿した論文では有意差はなかった。
高橋先生がその結果をアップデートして、ご自身でその結果を否定しています。


(当然、無視して)中山先生の論文です。
これはサーバリックスを接種したマウスでは、強い炎症を起こしたことが報告されています。
サーバリックスは炎症を起こしますか?


接種部位には炎症を起こします。
ただしこの調査では、接種した腕の反対の腕も調べています。
そこには炎症所見はありませんでした。
HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)のような全身性の炎症であれば、反対の腕にも炎症所見はあるはずです。


ふーーーん(大きな声で)
で、末梢で自己抗体を産生するならば、BBBを通過する可能性もあるのでは?


脳特異的な自己抗体を産生していれば、それは生じ得る。
ただし、原告が主張するHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)にはその根拠はない。


絶対に生じない、と断言できますか?


断言は出来ない。
実験室でのレベルなら、生じさせることは既に可能です。


次はガーダシルの添付文書です。
重篤な副反応に、ギランバレー症候群、急性散在性脳脊髄炎、特発性血小板減少性紫斑病などが挙げられていますね?
サーバリックスでもそうです。
副反応と明確に記載されています。


因果関係が不明な、有害事象です。


サーバリックスは、因果関係はあくまで不明としながらも
ギランバレー症候群
多発性硬化症
ループス腎炎
高安病
SLE
などを副反応として挙げています。


これらは論文などで医学的な因果関係が否定されており、副反応ではなくあくまで有害事象。


ではアメリカでのHPVワクチン訴訟で、認められた1例です。
この女性は分子相同性によって、HPVワクチンによって自己タンパク質が攻撃されて、致死的不整脈を生じました。
そう記載されています。
つまり、分子相同性によるHPVワクチンの障害は認められています。

製薬会社弁護士
異議あり。
本当に根拠のある文献なのか?


これは子宮頸がんのワクチンに反対する一般書籍から拾い上げてきた、根拠不明の文献ではないか?


ご存じないんですか?
分子相同性によるHPVワクチン被害は、既にアメリカの訴訟でも示されているんですよ。(ただしここで文献は提出しない)


そう主張されるなら、判断はできません。

弁(壮年の痩せぎすなメガネの男性弁護士が再び登場、ここからが最大の見せ場の一つ)
HPVワクチン接種率が低迷すると、その結果で若年世代の日本人女性25000人が余計に子宮頸がんを発症して5000人が死亡する。
その主張で間違いないか?


そうなるだろう。


HPVワクチンの効果は一生涯に渡って継続する。
間違いなくそれは証明されているか?


それを証明するのは無理でしょう。
ワクチンの効果が、一生涯に渡る事を証明するなんて。


(大声で)生涯に渡って効果があるかどうか、臨床試験で示されていないんですか!?


されていません。
生涯に渡り効果があるかどうかは、その人が死ぬまで見る必要があるが、ワクチンの効果というのは、、、、


(大声で)質問にだけ答えろ!!!

製薬会社弁護士&裁判長
回答を途中で妨げないでください。


芸能人に、高橋メアリージュンという方がいますね。
この人はHPVワクチンを接種したにも関わらず、子宮頸がん発症を公表しています。
ワクチンを打っても、子宮頸がんになる事があるんですか!?


あります。


いま日本で行われているHPVワクチンのキャッチアップ接種。
1997年から2008年生まれの女性が対象ですか!?
それでよろしいですか!?


あなたが計算したら、そうだったのでしょう。
であれば、それが正しいのでしょう。
私はその計算を瞬時に行うことは出来ません。


提示した文献では20歳を過ぎていればHPVワクチンの効果は不明です!
キャッチアップ接種の世代の21歳でも効果は不明です!


性交渉の経験の有無によって効果は異なるので、その文献では効果がないとされているのでしょう。
私はその文献を読んでいないから分かりませんが。


HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)の存在を訴える医師らに対して、証人は反ワクチン主義者と主張していますね?


ちょっとそれは分からない。


証人はyoutubeで発信しています。
そこで我々弁護団を"反ワクチン"と紹介しています。
そうですね?


覚えていません。


では、証人のyoutube動画の書き起こしを提出します!
(ここで反ワクチンさんもそうでない方も、現場で笑いが生じる)
ご確認ください。
証人は反ワクチン、と発言していますね?
あなたは我々を反ワクチン、としてレッテルを貼ろうとしています。

製薬会社弁護士
異議があります。
原告代理人の質問は、どういう意図でしょうか?

裁判長
全く同じ疑問です(明らかに困惑)。原告代理人の意図を伺えますか?


角田証人の信用性に関わる質問です。
我々を反ワクチンなどと称する人物が裁判で証人を務めるのは、、、

裁判官たちが審議に入る。
会場は思わず笑っちゃう人が多数。
そして、、、

裁判長
原告側代理人に質問です。
証人がyoutubeで反ワクチンと発言したことに問題があると?


そうです。

裁判長
証人が今回の弁護団を反ワクチンと称したのか、一般的な反ワクチンとされる層を批判したのか。
証人に確認しましょう。


私は原告側代理人を反ワクチンと批判しましたが、訂正させてください。
反HPVワクチンです。

裁判の手続きにおいて可能なはずです。

ここでまさかの法廷での反ワクチン騒動を終えて、また15分間の休憩。
会場では原告支援者たちから
・ワクチン被害が拡大しているのに、国は何もわかっていない
・国や製薬会社は早くワクチン被害を認めて、早く裁判を終わらせるべき
・こんなのは薬害に決まっている
・ワクチン被害者がいるのに、こんな答弁をするなんてありえない
・HPVワクチンの被害者への治療薬を、早く開発すべき
などの声が聞こえる。

裁判再開かと思いきや、ここでまた揉め事が発生。

あと15分で裁判を終了させろと主張する原告弁護団、30分は答弁させろと主張する被告弁護団。
福岡地裁では、、、!
椿証人の際は、、、!
おもちゃの取り合いのような口喧嘩。
飛び交う怒号。
いい年の大人たち(しかも弁護士)が。
もう勘弁してくれ。
朝の9時台からもう16時間過ぎまで拘束されているんよ、、、

ここで裁判長達が協議。
今回はとりあえずこのまま続行と。
なお余談だけど、裁判長たちの協議はドラマとかみたいに三人で頭を寄せ合ってヒソヒソ話をするんよね。ちょっと可愛い。
で、被告側証人の最後の答弁(ここからクライマックス)

製薬会社弁護士
まずは角田証人への尋問はこれが最後とする。
原告側代理人らも以前、そうしている。
こちらもそうさせていただく。それがフェアだ。
(原告弁護団から不満の怒声が飛ぶ、裁判長はスルー)
角田証人は、撤回された論文に関して十分に意見を述べる時間が与えられなかった。
改めて確認したいと。
以降は製薬会社弁護士から角田教授へ質問、回答という形で進行。

角田Dr
例の論文を取り下げたワクチン学会誌の経緯には賛同している。
先ほどは原告代理人に妨げられたが、丁寧に説明したい。

原告らはワクチンの雑誌の編集者の利益相反を訴えているが、その編集長だけではなく外部の専門家を含めて検討され、当該論文には重大な問題があった。
その点に関して説明しようとしたが、原告代理人らによって、説明することを妨げられた。
編集長の個人的な利益相反だけによって、当該論文が取り下げられたわけではない。

製薬会社弁護士
高橋Dr(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)は、原告の主張を裏付けるような発表をしていますか?

角田Drの回答
高橋先生は最終的にこのように論文で発表されています。
HPVワクチン接種と、多様な症状との関係は不明。
子宮頸がんワクチン被害者連絡会に勧められて、認知機能検査などを勧められてたまたま受診した集団に過ぎない。
一般的な背景を持った女性集団とは言えない。

そして高橋先生はここまで言及していないが、もとのデータではこの女性たちは一般的な集団とは成育歴も異なる。
受診者の39例のうち18例が、成育歴に問題がある。部活で鬼コーチからのスパルタ指導や、両親の不仲や離婚、学校でのいじめなどの人間関係の問題。
長期に渡る成育歴の問題は、脳へのストレス要因となる。
より良いデータを得るためには、本来は対照群にも成育歴に問題のある方を設定すべきであった。

最後に細胞性免疫に関しては、主にT細胞が関与します。この異常はMRIなどの画像診断で、判断しやすいです。
液性免疫に関しては、主にB細胞や自己抗体が関与します。
HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)の存在を主張したい方は、液性免疫による脳炎の存在などを主張します。
しかし、原告の弁護団が主張していた分子相同性の話は、あくまでT cellの話です。
いくら分子相同性仮説を主張しても、それはあくまで細胞性免疫の話です。
HANSでの液性免疫での話とはそもそも無関係なので、それをいくら主張したところで、原告らが示したい液性免疫によるHPVワクチン接種後の脳炎という結論にはたどり着けない。(ここで原告弁護団がざわつく)

原告が高橋Drの論文を提出していますが、高橋Drは原告らが主張するような主張はしていません。
現在の高橋Drは、当時とは主張を変更しています。
その仮説を支持するデータが、当初は少なかったためと考えられます。
データを収集していくと、当初とは結論が変更されることは科学の世界では当たり前です。
今回の裁判で原告代理人らが主張するような医学的主張を、高橋Drはもうしていません。

原告弁護団から質問あり。
裁判長らは1点だけ質問を許可。

原告代理人(矢吹弁護士)
先ほどの論文ではエピトープに関連して、免疫応答が生じて炎症が生じているのでは?

角田Dr
これ、先ほどは聞かれなかったのでお答えしていませんでした。
この時点での論文には明記されていませんでしたが、この論文発表ののちに判明しました。
T cellによる細胞性免疫による炎症なんですよね。
つまり、あなたがたがHANS説で主張している液性免疫とは関係のない論文なんです。

閉廷

これが今回のHPVワクチン薬害訴訟です。メモが追い付かない、理解できていないなどの点もありますが、ほぼ全容といってもよいかとは思います。
ある程度以上の理解力がある方ならば、このHPVワクチン薬害訴訟と弁護団の実態も伝わったかと思います。
医者から見れば、開いた口が塞がらないレベルの茶番に見えるでしょう。
この薬害弁護団を正義の味方として祭り上げてきたマスコミの方々も、まさかここまでとは思っていなかったのではないでしょうか。
マスコミ報道だけを鵜吞みにしていた一般の方々は、騙されたと思うかもしれません。
しかし、これがこの裁判の実態です。
HPVワクチン接種後に体調を崩した少女たちに向けてマスコミが旗を振って、結果的にこの裁判へと導いたのです。その責任は甚大ですが、反省や謝罪を表明したマスコミは皆無です。
もちろん厚労省にも大きな問題があります。
鹿児島大学病院や、信州大学病院もこの問題に関わっています。
今回の法廷の後に福岡地裁にて、鹿児島大学病院で生じた
"HPVワクチン後遺症捏造問題"
が明らかになっています。
その記録はこちら

https://note.com/tanuk_ichi/n/ndde190e94318

現在、日本中の産婦人科外来では数多くの日本人女性が子宮頸がん・前がん病変と診断されて通院されています。そのうち、若い世代の女性たちは本来HPVワクチンを適切に接種していれば、そんな事態を避けられた可能性が極めて高いのです。
この裁判は2016年から開始され、既に10年間が経過しています。それぞれの地方裁判所の判決が出るのは2027年以降ですが、タミフル薬害訴訟のように最高裁までいくならばまだまだ長期に渡ります。
原告やその関係者の方々も、一度はフラットな目線で上記の記録を参考にして頂いてもよいかとは思います。
超長文でしたが、ここまでお読みいただいてありがとうございます。
これは日本の数多くの女性たちの健康や命に直結する問題です。
一人でも多くの方やマスコミの方々が、この問題に関心を持つ契機になれば幸いです。

なおこの記事は、自分が自腹で交通費・宿泊費などを負担し、丸一日を傍聴に費やし、10時間ほどかけて書き起こしました。
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