岩手県一関市に本店のある一関信用金庫で顧客1万8316人分の個人情報が漏えいした可能性のあることが分かりました。22日時点で第三者への情報流出や不正利用は確認されていないということです。
一関信用金庫の22日発表によりますと、3月24日に係長職以上だった職員(4月8日付で退職)が私物のUSBメモリーに顧客の個人情報1万8316人分を保存して自宅に持ち帰りました。
3月25日に一関信金が定期的に実施している調査で、これらの個人情報がダウンロードされている状況を確認し、聞き取りによって元職員が持ち出したことを認めました。聞き取りに対して「業務のための書式の更新とバックアップで保存し、誤って持ち帰った」と説明したということです。
個人情報には名前と住所、勤務先、年収、口座番号などが含まれていたものの、預金を引き出すのに必要な暗証番号は含まれていませんでした。
その後外部機関による調査で元職員の自宅のパソコンへ個人情報がコピーされ、そのパソコンに別の私物のUSBメモリーを接続した痕跡が確認されました。
しかし、元職員がこのUSBメモリーを破壊したため、それ以上調査できなくなったということです。
元職員は自宅パソコンへの保存や個人情報の第三者への提供を否定していて、22日時点で第三者への情報流出や不正利用は確認されていないということです。
一関信金の千葉茂執行役員は「お客様に多大なる迷惑、心配をかけおわび申し上げます」と謝罪し、再発防止に取り組む他、顧客向けに専用の相談窓口を開設しています。







