一関信金 顧客1万8000人余の個人情報漏えいのおそれ
一関市の一関信用金庫は、22日、元職員が顧客1万8000人あまりの個人情報を持ち出し、情報が漏えいしたおそれがあると発表しました。
信用金庫によりますと、先月25日、本部の業務用パソコンの電子データファイルのダウンロード状況を確認したところ、当時係長以上だった職員が内部規定に違反し、顧客の名前や住所、勤務先や口座番号などのデータが含まれたファイルを、前日の24日に私物のUSBメモリーに保存したことがわかりました。
その後、専門の業者に依頼して調べたところ、元職員は自宅の私物のパソコンにファイルをコピーしていたほか、そのパソコンに別の私物のUSBメモリーが接続されていた痕跡があったということです。
信用金庫は、詳しく調べる前に元職員がそのUSBメモリーを壊したため、ファイルがさらにコピーされたか分からず、「情報漏洩のおそれがある」としています。
元職員は信用金庫に対し、「自宅で業務をやるためファイルを持ち帰った」と述べた上で、別のUSBメモリーについては、「ファイルは移していないが、家族の情報が入っており壊した」と説明し、今月8日付けで退職したということです。
信用金庫は、ファイルには預金の払い戻しやクレジットカード利用などに必要な情報は含まれておらず、現時点では情報漏えいが疑われる問い合わせなどはないとしています。
一関信用金庫は「お客様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。再発防止を徹底していきます」としています。