谷原章介SPインタビュー 「アタック25」はまだまだ面白くなる!
放送開始50年にして初めての出張収録に、谷原章介は「刺激的な時間だった」と、声を弾ませる。
「視聴者参加型の番組といっても、通常、解答者の皆さんには僕らのホーム(スタジオ)に来ていただいているので、やはり緊張されている。でも、スタジオではなく、普段、子供たちが遊び、運動しているような学校の体育館で行うと、皆さんの表情もとてもリラックスされていて。しかも応援席からは地元の方々が温かい声援を送ってくださり、この雰囲気はスタジオでは出ないなぁ、と。50年もの間、番組をやっていても、こんな新しいことをできるんだと思い、非常に刺激になった一日でした」
番組が長年親しまれる所以、さらに特別ルールなども盛り込まれた現在の番組の在り方に対してどう感じているのか伺ってみると…。
「パネルを獲得するゲームなので、基本、オセロと一緒じゃないですか。でも、オセロは2色で、対戦相手が一人だから、相手がどういう手を打ってくるかすごく分かりやすいんですよね。でも、4人になった瞬間、自分が想像もつかない展開になる。それは、『アタック25』が正答数は少なくても優勝する可能性が大きいということにつながり、そこが最大の魅力だと思います。
また近年は、特別ルールが設けられたり、数年前にはパネル100枚を取り合う『アタック100』を放送するなど、さまざまな試みに挑戦していますが、例えば、『アタック100』の場合、1枚のパネルを取っただけで、一気にたくさん(色が)変わってしまうわけですよ。正直チート過ぎて、これは『アタック25』とはちょっと違うんじゃないかなと僕は思ったのですが、この数年間の面白かった回を視聴者の皆さんに募集したら、とても反響が良くて(笑)。視聴者の皆さんは面白いと思って見てくれたんだなと思い、記念回などでやったりするのはありかもしれないと思いました」
続けて、「今後はさらにショーアップさせていきたい」との抱負も。
「今までは4人の解答者に対して公平であることを意識していましたが、最近は、例えばパネルの選択に迷っているとき、『今、2つのパネルで迷っていると思いますが…』と解答者の心情を伝えつつ、『こちらを選んだらリスクもありますが、攻めなければトップは取れないかもしれない』と助言するなどして、ゲームの流れに関わるようにしているんです。
僕が能動的に引っ張ることで、時に、視聴者の皆さんがドキドキするぐらいショーアップできたらいいなと。僕自身、番組に携わり10年になりますが、まだまだ面白くなる余地を残した番組だと思いますし、少しでもワクワクする方向に持っていければいいなと思っています」
◆文=関川直子
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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