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中東イスラム圏でラマダン入り 信仰心高揚、ガザは停戦下

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 【イスタンブール時事】イスラム暦のラマダン(断食月)が1日、イスラム教徒が多い中東諸国などで始まった。イスラム教徒にとって預言者ムハンマドが神の啓示を受けた最も神聖な月とされ、3月下旬までの期間は信仰心が一段と高まる。

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 ラマダン中はイスラム教徒の五つの義務の一つとして、日の出から日没まで飲食を断つ。日没後は親戚や友人らが集まり、豪華な食事や歓談を楽しむ。

 パレスチナ自治区ガザは、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦下でラマダンを迎えた。ガザ市に住む教師ナセル・クシュさん(56)は時事通信の取材に「昨年のラマダンでは、食事も安全な場所もなかった。今年は戦闘機の爆音もなく、空爆を恐れずに眠れてうれしい」と話した。

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