今月26日、宮古島市の下地島にある「通り池」でダイビングをしていた60代の男性が海底に沈んでいるのが見つかり、心肺停止の状態で病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました。

死亡したのは広島県在住の医師、重光陽一郎さん63歳です。

宮古島海上保安部によりますと、重光さんは宮古島市の下地島にあるダイビングスポット「通り池」でダイビングツアーに参加し、26日午前9時過ぎからダイビングを行っていました。

ダイビングを始めてから約2時間後にインストラクターが海底に沈んだ状態の重光さんを発見し、消防により心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。

重光さんはダイビングインストラクターの資格を持っていたということです。

宮古島海上保安部はツアーを主催したダイビング業者に話を聴くなどして、当時の状況を詳しく調べています。