台湾の占い( 副題 諸葛神卦、諸葛神数。鐵版神數、秘伝の公開。「偶然性」という、様々な占いの演出…。 )
鐵版神数(てっぱんしんすう)、易經論命は、長いこと、秘伝論争を繰り返していましたが、秘伝が公開され沢山の本が出版されています。
鐵版神数には、何種類かの刊本や写本(抄本)があります。
大きく区分けすると南派、洛陽派、江南派の三種類の版本がります。
南派の鐵版神数は、一万二千條の條文をもち、抄本によっては一万五千や一万三千條のものがあります。
洛陽派の鐵版神数は、邵夫子神数とも呼ばれて、一千二百條の條文があります。
江南派の鐵版神数は五千條の條文があります。
蠢子神数は、三千六百條の條文があります。
また、南極神数、北極神数というものもあります。
鐵版神数は、八字、紫微斗数、河洛理数、星宗等の推命術の用語が用いられています。
現地では、易經論命、先天易經ともいわれているようです。
また、現地では、易に関し、様々な方法、たとえば、易卦、断易、米銭等―様々な立卦法で客を演出するなどして、客の関心を惹いています。
台湾で、最近流行しているのは、八卦を表した台の上に亀のような造りものを用いる方法です。
卓上に八卦を表した台の上に亀のような造りものが載せてあります。
それを、占いに来た客に、二回、回させます。
止まった亀の向きから、易卦を立卦して、判断しています。
絵札のようなものを二枚客に引かせ、その象意を使って判断しているようです。
また、小鳥に札を引かせ、その象意を使って判断しているようです。
「偶然性」という演出をこらし、「神意」を占います。
神意は、偶然性が公平という意味でしょうか?
印相、奇門遁甲による用途別の印鑑による開運法もあります。
印相は、印鑑を押した一事の物事の吉凶を判断するものです。
印相は、吉を期待するものですから、用途に応じた印鑑を作ることが必要です。
例えば、商売なら信用が大事ですから信用を重んじた印鑑のデザインをします。
奇門遁甲の理論で作成する印鑑を遁甲印章といいます。
遁甲印章のデザインには、求官、求安、求財、求知、求信、求情等の印鑑があります。
『金印玉章訣』は、奇門遁甲で用いる天盤、地盤、八門の三つの要素によって用途別の印鑑をデザインすることができます。
また、名相は、適切な名づけをすることで吉運を呼びます。
名相は、日本でいう姓名判断を表します。
日本では、字画だけを重視していますが、中国の名相は、字画、発音、文字のバランスという三つの視点から判断します。
それだけ複雑になりますから、良い名前をつけることは、非常に難しいといえます。
一般には、名前を変えれば、運勢が変わると考えられています。
名相は、その個人の特性に一番適合した名前を選んであげることに、特に意味があります。
それゆえに、その人の命運を占い、それを補うに値するに相応の名前が必要ですので、日本のように万人向けということでは、ありません。
占い文化( 副題 様々な占い、ジプシー占い、タロット占い、諸説 )
実は、タロットカードにこれほど多くの種類が登場したのには、歴史的な背景があるのだそうです。
タロットカードの起源には諸説ありますが、古代インドの“チャトランガ”というゲームが最初だったのではないかという説があります。
チャトランガは、金糸・銀糸で縫った布を使用した豪華なつくりのボードゲームのようなものです。
インドの富裕層が好んで使ったと言われています。
やがてチャトランガは、世界中に広まり、西洋に伝わったものが“チェス”、日本に伝わってきて“将棋”、アラブ方面に伝わって“トランプ”へと変化していきます。
そして、このトランプがさらに進化して、タロットカードへつながるのだそうです。
世は大航海時代。
船乗りたちはスパイスを求めて年単位の航海に乗り出します。
当時トランプは、そんな船乗りたちの娯楽として人気を博しました。
賭博ですよ。
トランプといっても今のものとは内容が異なります。
大航海時代の旧トランプは、船上で行われる賭博の掛け金を上げるカードとして、特別な絵札が作られました。
それが、現在のタロットカードでいうところの大アルカナ22枚なんです。
タロットカードの原型は、船乗りが使う“賭博ゲーム”だったわけですね。
これを問題視したのが当時の教会です。
大アルカナというカードが登場したことで、賭けごとが罪深いものになった。
大アルカナは悪魔のカードである、使用を禁止してほしい、という報告書が1400年代初頭に法皇へ送られているんですよ。
現在でも一部では、タロットカードのことを“黒魔術のカード”と呼ぶ人もいます。
それはこの当時の報告書が元になっているんです。
“ある人物”がきっかけで、タロットは占いツールになった!
その人の名は、エリファス・レヴィ。
19世紀フランスに生まれ、「カバラ」「魔術」「魔法修行」や「神秘主義」などに関するさまざまな著作を残した研究者・思想家として知られます。
といっては、誰もタロット遊び(占い)などは、しなくなるのでしょうから !?
占いは、未来を予知したいという世俗,文化です。
タロットは、占いの分類では、卜術(卜占)に分類されます。
卜術(卜占)とは、偶然性に必然性を見出す占いだと言えるでしょう。
タロットカードや易断のように、何か特定の情報には基づかず、質問に対して何のカードが出たか、何の卦が出たかにより、答えを導いていく占いです。
一般的にその人の性格や大きな運命など、ころころと変わらないであろうものを占うのには適しません。
タロット占いは、ジプシー占い?
トランプ占いは、タロットカードよりも古いといわれます。
タロットカードが占いに使われ始めたのは18世紀中頃のことで、それ以前はトランプ(プレイングカード)が主流に使われていました。
最新のタロット研究において、タロットはプレイングカード(トランプ)から発展したらしいことが分かっています。
現在ではタロットカードより歴史が古いとされる、プレイングカード(トランプ)。
しかし、トランプもタロット同様、その起源は諸説あり、古代エジプトだともインドだとも、さては中国だとも言われていて、実際のところ起源は分かっていません。
トランプ占いの記録も16世紀には存在しており、発見されている18世紀のタロットカード占いの記録より古いものになります。
このトランプ、タロットカードより昔から占いに用いられてきました。
タロットが占いの道具として見出されたのが18世紀後半で、それ以前のカード占いと言えば、トランプを用いるものでした。
一説によると、古くインドで使われた「タロット」という占い用具がタロットカードに変化していき、ジプシーによって西洋に紹介されたものが起源ではないかとされています。
中国起源説では、中国の唐の時代に「葉遊び」と呼ばれるゲームが発明されました。
この「木の葉遊び」がヨーロッパに流入した可能性もあります。
この特徴は、天文学の計算に精通している学者が発明したため、このトランプは暦の計算に関連しています。
また、このトランプは、小アルカナとの共通点があります。
ジプシー占いがヨーロッパに広まったのは、ナポレオンの妻ジョセフィーヌと親交の深かったルノルマン婦人によるものだと言われています。
ジプシー占い(ジプシーうらない)は、タロットカードの起源とされており、インドからヨーロッパへ放浪の旅をしていたジプシーの中で発祥した占いの一種です。
現在は絵の描いたカードを用いて占っているが、元来は、ジプシーたちが枝や木の葉を使っていたと言われています。
ルノルマン婦人は、ナポレオンがドイツ、オーストリア、ロシアを支配する数年前に「王の中の王になる」と予言し、戦線のたびに助言していたといわれています。
「ジョゼフィーヌと離婚すれば、あなたは、大きく運を失うでしょう。」
ナポレオンは、その後、ジョゼフィーヌと離婚しましたが、やがて、大きな敗北を喫しています。
ちなみに、その後、ルノルマンの名に寄せて、タロットの小アルカナを独立させたルノルマン・カードは、作られました。
当時の彼女は、高価なタロットの代わりに、安くて入手しやすい「ピケ」とよばれた32枚組のトランプで占っていました。
彼女の占いは、ナポレオンがエジプト遠征で手に入れて秘蔵した古代エジプトのファラオの「ジオマンシー(土占い)」「運命の書」とも関連があるといわれます。
また、優れたサイキック能力でもって、貴族や富豪からかなりの信頼を得ていました。
エジプトピラミッドは、ファラオの冥界からの再生願望を現す陵墓です。
「運命の書」「ジオマンシー(土占い)(geomancy )」は、風水の英訳として用いられています。
現代の西洋において、「ジオマンシー」は、風水など世界各地の「地相術」を指す言葉としても、用いられています。
元々のジオマンシーは、ギリシア語の geōmanteía に由来します。
これは、「大地による予言」または「大地の呪術」を意味します。
ジオマンシーは、様々な物語や劇のなかに、神話や預言として、話の中に組み込まれてきました。