池田エライザ
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2014年、クラウドファンディングで300人から約280万円の資金調達に成功し、モデルブックを出版した現役高校生モデルがいる。「キャンキャン(CanCam)」専属モデルの池田エライザだ。モデルブック「アット エライザ アンダーバー アイケイディ(@elaiza_ikd)」は2014年10月の発売直後から瞬く間に売れ、書店では売り切れが相次いだ。メディアの露出が少なく知名度が低い中でSNSを中心に人気を集め、ツイッターに投稿された自撮り写真においては「神」と呼ばれるほど高い支持を得ている。セルフプロデュース力が脚光を浴びた弱冠18歳の池田エライザの素顔と魅力に迫る。
■「野生児」から「モデル」に
―まず、モデルになった経緯を教えてください。
中学生の時に「ニコラ(nicola)」を読み始めていた友達と一緒に受けたのがきっかけです。
―ニコラでは何年間活動されていたんですか?
中2から高2になる前までなので、約4年間ですね。
―初めてのモデル活動はどうでしたか?
もともとバレエを習っていて舞台上に立つことはあったから緊張することはなかったんですけど、他の人より身長も高かったし成長も早かったので、服が似合わなくなった時期がありました。どうしたら馴染めるか、どうしたらよく見えるかをマネージャーさんや知ってる人に怒られながら考えて......ずっと悩んでいました。弱音を吐いた時は、母から「そんなくだらないこと言わないで」と叱られていましたね。
―お母様もモデルだったんですね。
そうです。スペイン系のフィリピン人で、日本でもモデル活動をしていました。お母さんはモデルについてはとても厳しい人で、モデルになるまで(母親がモデルだったことを)知らなかったんですけど、今ではとても感化されています。
―どんな家庭環境だったのでしょうか?
父親は典型的な九州の頑固者で、いつも厳しくて正座をさせられたこともありました。逆にお母さんは「足が曲がっちゃうから正座しなくていいよ」という自由な性格で、正反対な2人の間で育ちました。あとは、兄と弟がいた影響なのか私自身かなり男まさりな性格で、山とか木に登ったり、野生児でした。
―やんちゃだったんですね。
おしゃれにも全然興味がなくて、お母さんはおしゃれさせてたみたいなんですけど、やっぱりちょっとずれてたかも(笑)。
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