大型連休がスタートした26日、埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちで、歌手で俳優の松平健さんが出演する「ゴールデン・マツケン祭(サンバ)」が開催された。同園の開業75周年と昭和100年を記念する「昭和100年大祭典」の一環で行われた。
松平さんは金色の派手な衣装で登場。昭和の街並みを模した全長150メートルの「夕日の丘商店街」で、自身の大ヒット曲「マツケンサンバⅡ」を商店街の〝住民〟役のダンサーらと共に披露した。フィナーレでは商店街全体が金色の紙吹雪に包まれた。
その後、ステージイベント「みんなで踊ろう!マツケンサンバⅡ」が行われ、集まった多くの人たちと共に歌い、踊った。
東京都練馬区から友人と訪れた会社員の児島真美さん(37)は「開園の1時間前から並びました。松平さんの姿を近くで見ることができて嬉しかったです」と笑顔で話した。
西武園ゆうえんちでは大型連休中、昭和の遊びが体験できるイベントや、当時のヒット曲にのせての花火の打ち上げも行う予定だ。(文・写真 鴨志田拓海)
鴨志田拓海
東京写真報道局記者。東京都生まれ、茨城県出身。令和3年入社、ニュース担当。ローカル鉄道の取り組みなどを追った写真で2024年東京写真記者協会企画部門賞を受賞。趣味はドライブ