増え続ける外国人留学生…「日本語教育の質の向上」狙い創設された新制度に悩む現場の実態は
2025年4月23日 05時10分 (4月23日 05時10分更新)
日本で暮らす外国人や留学生が増加する中、日本語教育の質を保証しようと、国が認定日本語教育機関の制度を導入して4月で丸1年。文部科学省が日本語学校の教育内容などを審査しているが、基準を満たしたとして認定されたのは一部にとどまる。制度の完全移行となる4年後までに認定されない学校は留学生を受け入れられなくなるが、現場は審査の厳しさに頭を悩ませている。 (奥村圭吾)
■理想
国内に在留する外国人は昨年末時点で370万人超。うち在留資格「留学」は40万人を超え、いずれも過去最多を更新した。留学生は将来の地域の働き手となることも期待され、一定の日本語能力を身に付けることが必須となっている。
これまでの制...
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