宿泊者殺到? 値上げしても1泊3300円! 築50年で廃虚のような“ホテル”「ドライブイン公楽園」 人気の秘密は… 新潟・燕市
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新潟県の県央地域にある築50年のドライブイン。入るのが少し不安になる佇まいですが、実は宿泊もでき、客室は予約で埋まるほど、人気を集めています。その理由とは… 現場を取材しました。 【画像】宿泊者も殺到?! 人気の「公楽園」その中に入ってみると… 燕市分水地域にあるドライブイン「公楽園(こうらくえん)」です。 何とも趣のある建物ですが、実は宿泊ができるドライブインなんです。 まずフロントで鍵をもらって2階へ。 客室は和室・洋室あわせて9室あり、洋室の特別室にお邪魔しました。 黒崎貴之キャスター 「おっ、広い!そして、ツインルームなんですね。ベッドは年季が入っていますが、これがレトロ好きにはたまりませんよね」 こちらの客室は今週末からゴールデンウィークにかけて、なんと予約で満室。 さらに、この雰囲気に惚れ込み、“3年ほど住んでいた人”もいたとか。 なぜ、これほどまでに人気なのでしょうか。 公楽園の山田修英社長はこう話します。 「たまたま昭和のものが生き残ったら、そこに注目が浴びた。ユーチューブ・インスタグラムなどいろいろなものを見て、うちがやっているわけじゃないけど、上げたお客さんのものを見てうちへ来る」 昨今の昭和レトロブームで県内をはじめ、全国のメディア露出も多く、ユーチューバーもこぞって訪れているんです。 レトロゲームなどを紹介している『8bitちゃんねる』で4か月前にアップロードした公楽園を訪れた動画は2万3000回再生されています。 『8bitちゃんねる』8bitさん 「(視聴者から)ぜひ新潟へ行ったときに行ってみたいという話はもらった。ユーチューブの撮影だとすごく見た目もインパクトがあるので良かったんですけど、個人的には、“あの値段”で、あんなにきれいなところに泊まれるならありかなと思う」 公楽園の宿泊料は1泊3300円。休憩や入浴のみは1540円と、このご時世で驚きの価格。これでも去年より500円ほど値上げしたそうです。ただ、公楽園の魅力はこれだけではありません。
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