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 旅の方、よくぞ参られた。ここは、小生(Hiro)が管理するオカルトの図書館であります。
 かつての古代アレクサンドリア大図書館ほど蔵書は無いものの、粒よりに選び日本語に訳された、西洋オカルティズム、エソテリシズムの文献、魔術書までを置いています。

 コメント、要望などがあれば、hiro_lib123@yahoo.co.jpにお願いします。

 ヨーガ関連の文献は、新サイト「ヨーガの図書館」へ移動しました。



カバラー

 ユダヤ教神秘主義、旧約聖書の秘教的解釈学だが生命の樹による宇宙創成論も含む。本来は師のラビから弟子へと口承で伝えられるのが原則ではあるが、書物も残されている。派生としてキリスト教カバラーや魔術的(ヘルメース的)カバラーもある。

  アーサー エドワード ウェイト著。カバラーの包括的な研究書
  ヘブライ語の神名について纏めた、初心者向けの記事
  カバラー最古にして最も重要な書の一つ。ヘブライ語原書からの訳
  マクレガー マサースによるカバラー最重要の書ゾーハルの抄訳。詳細な序説もある
  セフィロトの樹の説明など、カバラー最初期の最も重要な書
  中世の預言カバラー派の創始者による3冊の瞑想教授本
  アブラフィアの弟子、「光の門」「クルミの園」の著者のサブカテゴリー
  実践カバラーで最も使われている魔術書
  近代ハシディズムの祖、ラビ イスラエル ベン エリエゼルの著書

ユダヤ教

 メルカバー神秘主義、タルムード、ミドラーシュなど、カバラー以外のユダヤ教の内容の全てはこのカテゴリー。

  古代のメルカバー神秘主義の文献の1つ
  トラクテンバーグ著。中世ドイツのユダヤ人の魔術と迷信についての歴史書

キリスト教

 正統信仰書、神学書から、異端のグノーシスや、聖杯伝説などの周辺部まで、キリスト教を扱った本はこのカテゴリー。

  • 聖書
  【外部サイト】1955年 口語訳。癖の無い翻訳であり、このサイトでも引用でよく用いている
  ロザリオの祈りについての入門記事

グリモア魔術

 天使や悪魔召喚を扱った中世から19世紀までに書かれた魔術書のカテゴリー。

  ソロモン王が書いたとされるグリモアを代表する書
  ソロモン王の小鍵とも呼ばれる5冊のグリモアの編纂書
  ゴエティア 72の悪魔を召喚する最も有名なグリモア
  テウルギア ゴエティア 31の風の霊の召喚に関する書
  パウロの術 黄道12宮や惑星の霊の召喚に関する書
  アルマデルの術 黄道12宮や東西南北の天使の召喚の書
  ノトリアの術 祈りに関する書
  アラビア語から訳された中世魔術の百科全書
  13世紀の天使召喚を扱ったグリモアの元祖
  7日を司る天使を召喚するグリモアの元祖の一冊
  賢者アブラメリンの神聖魔術の書。聖守護天使と接触する行のある15世紀のグリモア
  16世紀のオリンピアの7惑星霊召喚のグリモア
  マクレガー マサース訳。天使召喚を扱った17世紀のグリモア
  最も悪名高い黒魔術のグリモア
  赤竜とも呼ばれる、19世紀の黒魔術を代表するグリモア
  19世紀ドイツで出版されたモーセが書いたとされるグリモア

古代魔術

 古代ギリシア、ローマ時代の魔術はこのカテゴリーに入る。新プラトン主義哲学者らが行っていた神動術テウルギアと、低俗魔術マゲイアに分かれている。

  ヘルメース トリスメギストス著。全てはここから始まった
  古代ギリシア・エジプト魔術の文書集

ルネッサンス魔術

 ルネッサンス時代の自然哲学者ら(当時の魔術師の呼び名)の著作はこのカテゴリーに入れてある。

  コルネリウス アグリッパ著。ルネッサンス魔術、オカルトを代表する書。三部作+第四の書
  16世紀英国の魔術師ジョン ディーによる天使語と召喚魔術体系
  アグリッパ、パラケルススのオカルトの師のサブカテゴリー
  ルネッサンスを代表する哲学者、クリスチャン カバラの創設者のサブカテゴリー
  ルネッサンス時代のドイツのヘブライ語学者、カバリストのサブカテゴリー

現代魔術

 19世紀半ばから現在まではこのカテゴリー。内容的には19世紀末の魔術結社、黄金の夜明け団の影響が多々あるが、フランツ バードンのように例外もある。

  エリファス レヴィ著。19-20世紀オカルト、魔術のリバイバルを引き起こした本
  P.B.ランドルフ著。現代魔術に多大な影響を与えた性魔術の書【18歳未満閲覧禁止】
  19-20世紀に最も影響力のあった魔術結社のサブカテゴリー
  20世紀最大の魔術師の著作類はこのサブカテゴリー
  20世紀チェコの知る人ぞ知る魔術師の三部作
  1970年代からの魔術の新たなムーブメントのサブカテゴリー

錬金術

 中世から現代までの錬金術関連の書は全てこのカテゴリー。錬金術書は象徴主義による暗号で書かれているので、その解釈により物理的に卑金属から金を作り出す術と考える派と、全ては錬金術師の精神的、霊的進化のメタファーと考える派に分かれている。

  最も偉大な錬金術師のサブカテゴリー
  錬金術師としてのニュートンの保有した文書や日記
  アーチボルド コックレン著。20世紀の錬金術の解説書
  サンジェルマン伯爵著。謎の錬金術書

秘密結社

 近世のヨーロッパのオカルティズムに多大な影響を与えた組織、薔薇十字団、フリーメイソンリーなどは、このカテゴリー。

  17世紀の全ヨーロッパに衝撃を与えた秘密結社の宣言文の三部作など
  J.F.ニュートン著。世界最大の秘密結社、フリーメイソンリーの入門書

占術

 タロットカード、占星術、ルーン、地占術など占い本はこのカテゴリー。タロットはオカルトではカバラの生命の樹とも密接に関連している。

  アーサー エドワード ウェイト著。世界で最も普及したタロット作者による唯一の解説書
  パピュス著。原題「オカルト学の絶対的な鍵」
  S.L.マクレガー マサース著。タロットの入門書
  18世紀フランスのタロット第一人者による占断法
  プトレマイオス著。古典占星術を大成させた四部の書
  ウィリアム リリー著。原題「キリスト教占星術」。現代占星術の基礎を確立した書
  ゲルマン系ルーン文字の説明とその占術の初心者向けの記事

体外離脱

 体外離脱(OOB)、幽体離脱などの体験談や技法は、このカテゴリー。

  様々な体外離脱の技法を紹介する記事
  マルドゥーン、キャリントン共著。体外離脱本の最古典
  こちらはオリヴァー フォックスによる同名の古典

ニューソート

 心で願望を願い続ければ現実にも実現するという、19世紀末から起きた「新しい考え方」の本を扱ったカテゴリー。

  様々なペンネームを使った、多作なニューソートのパイオニアのサブカテゴリー
  チャールズ F. ハーネル著。成功哲学本の元祖の1つ
  トーマス トロワード著。ニューソート運動初期の重要な講義
  ユニークな聖書解釈者、イメージ技法の開発者のサブカテゴリー

小説

 オカルトを扱った小説や文芸批評などは、このカテゴリー。

  アッベ ド ヴィラール著。謎の伯爵による、四大エレメンツの精霊の講義

その他

 オカルト全般を扱った書や、他のどのカテゴリーにも当てはまらない書はこのカテゴリー。

  マンリー バーマー ホール著。オカルト史の百科事典といえる大著
  儀式魔術、カバラ、錬金術の現代の師による論文集
  ハワイのフナ魔術体系の研究者のサブカテゴリー



  • 最終更新:2025-02-22 15:02:22