乗車の4人全員死亡、長野・飯田の水門衝突事故 防犯カメラなど捜査
菅沼遼
長野県飯田市で24日に乗用車が堤防道路沿いの水門に衝突した事故で、県警は25日、後部座席に乗車していて意識不明の重体となっていた飯田市大瀬木の訓練生、勝野碧人さん(19)が24日夜に死亡したと発表した。乗車していた19、20歳の4人全員が死亡したことになる。
長野県警によると、事故は24日午後0時半ごろ、飯田市松尾清水の市道で発生。同県宮田村の男性(20)が運転していた乗用車が幅約5メートルの堤防道路から逸脱し、のり面から落ちる形で水門関連設備に衝突した。県警は運転操作を誤った可能性があるとみて、防犯カメラの映像や現場のタイヤ痕を調べるなどして事故原因を捜査している。
長野県によると、死亡した4人は県飯田技術専門校に通う訓練生だった。