拡散された投稿は「デマ」だった それでも続く女性支援団体への中傷

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大貫聡子 伊木緑
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 貧困や困難を抱えた若年女性たちを支援してきた一般社団法人「Colabo(コラボ)」が、SNS投稿などで「デマ」を拡散され名誉を毀損(きそん)されたとして自称ユーチューバーの男性と争った民事訴訟で、地裁に続き高裁でも男性に賠償金の支払いが命じられた。だが、拡散された虚偽の情報を信じた人たちによる中傷や妨害はやまず、今もコラボの運営や活動に支障が出ているという。

 コラボ代表の仁藤夢乃さんや代理人弁護士らが18日、東京都内で会見を開き、「暇空茜(ひまそらあかね)」を名乗る自称ユーチューバーの男性を相手取った民事訴訟の控訴審判決で、一審の東京地裁に続き、男性が虚偽の投稿で仁藤さんらの名誉を毀損したことが認められたことなどを報告した。

 男性は2022年9月、自身…

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この記事を書いた人
大貫聡子
くらし報道部
専門・関心分野
ジェンダーと司法、韓国、マイノリティー
伊木緑
東京社会部
専門・関心分野
ジェンダー、メディア、スポーツ
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    藤田直哉
    (批評家・日本映画大学准教授)
    2025年4月25日14時0分 投稿
    【提案】

    デマや誹謗中傷の収益化を問題化することはまず真っ先に必要ですが、もっと必要なのは、その背景にあるオンライン・ミソジニーの構造を知ること、誰がどのような意識でそのようなデマを信じ攻撃してしまうのか、その背後にある心理などを調査し、知り、適切な

    …続きを読む
  • commentatorHeader
    長島美紀
    (SDGsジャパン 理事)
    2025年4月26日9時11分 投稿
    【視点】

    賠償金の支払いを命じられたとしても、裁判費用のカンパとして2億円以上を得ていたとしたら、例え請求が棄却されたとしても、民事訴訟9件に至るデマ投稿自体が、非常に効率の良いビジネスだった、ともいえる話です。 デマはもともとセンセーショナルで興

    …続きを読む