きたいぬ きたいぬ
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俺は教育学部の編入生に希望を託して。

冷笑はいつだって理想ありきの冷笑でなければならない。

地方僻地大学の学生はこのことがわかっていない。
ただとりあえず社会を嘲笑し、気に入らない奴を叩きのめす、冷笑なんて娯楽、論理ゲームのようなものだといつまでたっても考えている。

え、お前がいうなって・・・?


紹介が遅れました。どうも冷笑キングです。
Twitterで何処の馬の骨かもわからない人に冷笑キングだと馬鹿にされたからこの名前がついたと言われていますが、諸説あります。

私はさまざまなものを冷笑しました。主に名大生、というか全て名大生です。なんでかって?人は僕の冷笑の理由を「学歴コンプ」だとか「大学で上手く行ってないから」だとか「障害基礎年金が3ヶ月たっても審査中で振り込まれないこと」だとか推測しますが、そんなの全て表向きです。

ここまで、いくつかの冷笑で名大生に不安や恐怖や怒りを与えたであろうお詫びとして、そして弁解として、このnoteを作りました。これを読めばあなたも「理想に向かって冷笑を独りし続ける私の姿」に、むしろ熱を感じることだろうと思います!


君がまだピザパーティーを覚えているとして

 突然の質問、教育学部ピザパーティー事件を覚えているか。
僕の時代でB1だから、いつだっけ、多分一昨年にTwitterを騒がせた事件だが、教育学部のB1が共用スペースを占領してピザパーティーを強行したという話である。それはそれは大層炎上し、教育er(当時B1だった教育学部による鍵垢の集団)ができるきっかけとなる大きな事件となった。

 彼らは自分たちに寄せられた無数の批判に対して「冷笑」という応答をした。迷惑を考えられないなんて小さなおつむだ、と批判されれば、「小さいおつむ=ちいつむ」という造語をもとに、批判したものを小馬鹿にした。彼らはそうやって炎上を乗り越えた。

 教育erは名大のTwitterの中でも、教育学部の中でも大きな勢力を持つ集団となった。共用スペースを我が物顔で占有する教育erは時として教育学部の悩みにもなったが、その団結の固さにマイノリティは口をつぐむばかりであった。

 

教育学部の脆弱性と教育erの暴走

 教育erの団結、それは彼らの身を守るだけにとどまらず、不快なものを排除する武器となってしまった。彼らは教育学部棟にいるカップルを冷笑した、騒がしい集団を(自らもそうであるのに)を糾弾した、そして、ついに、それはいじめと形容しても差し支えないレベルに達した。

 ここで名大教育学部の概説をする。名古屋大学の文系学部の1つとして設立されたこの学部は少人数であることに大きな特徴を持つ。細分化されたコースも相まって人と顔見知りになったり親しくなることは多く、そして共用スペースも相まって人との距離が近いことが大きな特徴である。

 しかし、それは大きな脆弱性である。人との距離が近い環境というのは、いうならば田舎の農村や、小中学校に例えられるだろう、つまり大学であるにもかかわらず大学とは思えない従属性の高さが希求されるということだ。教育学部の環境は非常に田舎の小中学校に似ている。同じ人たちが1つ屋根の下で4年間を過ごす。この状態では自由・開放的な大学生活は担保されにくく、必然的に大学生は連帯をせざるを得なくなる。

 我々をカエルだとして、これまでの学校が井の中だとすれば大学は大海のようなものであるべきだろう。自分がいかに小さなスクールカーストの中で、学校の先生という矮小な権力の中で生きていたのかを痛感し、新たな視座を獲得する契機として。しかし、教育学部は、皮肉なことに、閉塞的・従属的な空間の再生産をになってしまっている。

 教育erはマジョリティとして暴走した。
その尊い犠牲となってしまったのが私の元交際相手である。

寛解への道のりで彼女を思う

 はっきり言うと、私と元交際相手は犬猿の仲であった。別れた時からである。と言うのも彼女は大きな浮気をしたからだ。男の浮気は体の浮気、女の浮気はなんとやら、と言うように、心を他の人間に託した彼女のことを私は許せなかった。教育erはその怒りを利用したのである。

 私はその時心身衰弱とも言える状態に陥っていた。教育erはそこに希望のように寄り付いては、私の情報に用がある、という感じで、私から彼女の不貞を聞き出す。私は怒りこそはあったが慰めが欲しかった。その慰めになるかと思い、最初は協力的に彼女への憎悪に参加していた。

 しかし、教育erと彼女はただの友人関係であった。しかし、私から彼女への憎悪を、まるで彼女を排除してもよい公式の道理として用いるようになり、私の憎悪は私が知らないうちに、教育erによる彼女への憎悪にすり替わってしまった。

 そこからのことは私は詳らかに知らない。ただ事実として知っているのは、私がそのことに気づいて教育erから身を置いた数ヶ月後に、元交際相手は仲間外れにされ、いじめられて不登校になったということだけである。

 私の神経衰弱はまだ寛解とは言えない。寛解への道のりで、彼女という犠牲に関わってしまったことを後悔し、憎悪を利用されたことを憎むばかりである。

希望としての教育er ──脱ホモソーシャルの鍵として

 ここまで聞くと、教育erはなんて集団なんだと思うのかもしれないが、教育erは少なくとも私にとって、もしかしたら名大Twitter全体として1つの希望とも言える存在であった。これは彼らが男女分け隔てなく交流をし、ホモソーシャルとして腐り切っていた名大Twitterに光のように存在していたからである。

 今でも男女分け隔てなく交流をしている集団はTwitterにもあるかもしれない。しかしその多くは、裏に性的欲求という根を張らしている。男女の飲み会で値段が違う飲みサーを見ればわかりやすい、しかし、そうなるのは当たり前だ。なぜなら小中高とは違ってスクールカーストもない環境、人とただ仲良くなればいいのだから、別に同性とだけ仲良くしていれば大学生活ではなんら支障が出ないからである。

 しかし、多くの大学生が失っていた「あの頃の純真な団結」を彼らは持っていた。それはスクールカーストなどが旧態依然存在していたからに違いないが、その団結をTwitter上に現前させることは、男女が完全に分断されてしまったTwitterにおいては1つの希望の光なのかもしれない。


私は求めている

いじめなき潔白な学校を
自由で何にも縛られぬ空間を

しかし、求めている

ホモソーシャルからの脱却を
あの頃の純真な団結を

 私が学生時代を十分に謳歌したとは言い難い、しかし、今のTwitterはあまりにも希望がないものである。ツイートでも述べたが、ルッキズムを元に自身と権威を獲得した、いわば「Twitterにいるべきではない──現実を生きるバイタリティがあるのに、優越感を獲得するためにTwitter上に居座る」方々のエンカ芸と、それを恨むホモソーシャルのホンモノ芸。スクロールをするたびに、嫌な汗、そして虫唾が身体中を走る。

そこで、私は教育erの再興を求めている。

純真な男女集団を見れば何かが変わるかもしれない。
そこにはルッキズムも、ホンモノも存在しない。
暴走さえしなければ、存在の防衛に大いに有用である。

この文章は、「教育er宣言」ともいうべきか。


 しかし、教育erは暴走により自壊してしまった。
加熱したいじめは分断をうみ、大きなしこりとなってしまう。
その結果、教育erのグループやdiscordなどは消去された。

そう、B3の教育erに新しい風を吹き込む存在。
それは編入生、あなたしかいない。


通らないフォロリク、とめどない冷笑

 しかし、私はただの一名大生、教育学部でもないのにこのような大層な、不確実な理想を掲げていても誰も聞いてくれない。そこで、私は編入生のツイッタラーにフォロリクを送ってみた。案の定通じない。

 そこで、私は禁じ手を使うことにした。冷笑によって名を売ることである。名大祭を冷笑し、名大生を冷笑することで、良くも悪くも「きたいぬ」を1つのブランドとして売り込むこと、これが100いいねやたくさんのRTを呼ぶ結果となり、反響の大きさとしては成功した。

 そして、冷笑は名大生が今のままの存在でいいのか、つまり教育erの再興により、今のTwitter秩序を変えるべきではないのかということを主張する前段階にもなると考えた、これはうまくいかなかったが。

 正直に言おう、私はそれほど他人の動向に興味はない。お節介だと思う人もたくさんいるだろう。しかし、私自身の持続可能な楽しいTwitterライフのために、私がメスを持って名大界隈を変えなければならない。独善的であろうが、ただ泣いているだけで助けが来る世の中ではない。

ということで

教育学部の編入生の方、フォロリク返してください!
これが言いたいだけです。

彼女とサイゼ行ってくるのでここまでにしときます。

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