富山県は25日、県森林研究所で使っているメールアドレスが第三者に不正利用され、迷惑メール約6万件が送信されたと発表した。メールは英語で投資を勧誘する内容。個人情報の漏えいは確認されていない。県は県警と情報共有し、原因の調査に当たっているとし、森林研究所から届いた不審なメールは、開封せずに削除するように求めている。
県によると23日に、研究所の職員が大量の配信エラーメールが届いていることに気付いた。第三者が20~23日に、職員のメールアドレスを不正利用し、海外のサーバー経由で迷惑メールを不特定多数に送信していたことが判明した。
23日午前9時45分にメールサーバー管理会社を通じてアドレスの使用を停止した。パスワードを変更してからは迷惑メールは送信されていないという。
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