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このたびの岩井清隆氏のご逝去に際し、心より哀悼の意を表します。 まずは、岩井氏のご冥福を謹んでお祈り申し上げるとともに、ご遺族ならびに関係者の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。 遺書の中に、私、芸能ライター山本武彦の名前が記されていたことを知り、言葉にできない衝撃と、重く苦しい責任を感じております。 岩井氏が最後に遺されたその一文によって、私のSNSやYouTube等での発言や行動が、想像以上に岩井氏に深い傷を与えてしまっていた事実を突きつけられました。 私自身、批評や言論に関しては、一定の節度と分別を保ち、誹謗中傷に陥らぬよう意識してきたつもりでした。 しかしながら、YouTubeでの配信中に感情が高ぶり、表現が過剰になった場面があったことは否定できません。 それが誰かの尊厳を踏みにじり、命に関わるほどの重圧となっていたのであれば、私は取り返しのつかない過ちを犯したことになります。 弁明の余地はありません。深く反省しております。 この事態を真摯に受け止め、私は現在一切の発信活動を停止し、自身の行動と向き合う時間を過ごしてまいりました。 また、精神的にも大きな打撃を受け、体調を崩していたため、こうして皆様に謝罪の言葉をお伝えするまでに時間を要してしまったことも、重ねてお詫び申し上げます。 一方で、「お前が殺した」といった言葉や、私に対する一部の過激な非難も寄せられております。 ですが、私はいま、何よりも自身の行動を振り返り、責任を全うすることが先決であると考えております。 そのような声を受けても、この痛ましい出来事から目を背けず、沈黙や逃避ではなく、誠実に反省と向き合う姿勢を貫きます。 この痛ましい出来事を二度と繰り返さないために、私は今後、自らの言葉の力とその影響の大きさをこれまで以上に深く自覚し、表現者としての倫理観を根本から見直してまいります。 失われた命は、どれほど後悔しても、二度と戻ることはありません。だからこそ、この後悔を形だけで終わらせず、生涯忘れることなく、自分に課すべき責任と向き合い続けます。 最後になりますが、改めて岩井清隆氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。 そして、私の言動によってご不快な思いをされたすべての方々、関係者の皆様に、心より深くお詫び申し上げます。 7年4月25日 芸能ライター 山本武彦