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デイリーホーリーホック

「第29回定時株主総会後記者会見全文 年間売上過去最高の12億円を達成。広告料収入・入場料収入・物販収入も過去最高を記録。スタジアム計画『白紙』を否定」【ニュース】※無料公開

【写真 水戸ホーリーホック提供】

第29期決算概要及び役員人事について

小島耕社長

「昨年、水戸ホーリーホックはクラブ創立30周年の年でございました。これまでクラブを支えてくださったみなさまの力を結集して、メモリアルイヤーになんとかJ1昇格をと考えていたんですけど、なかなか簡単なシーズンにはならずですね、5月3日には当時の濱崎芳己監督を解任するという、我々クラブとして非常に苦しい決断をしたシーズンでありました。その中、森直樹ディブロップメントコーチを監督に就任させて、それ以降少しずつ持ち直して、最終成績は11勝11分16敗、勝点は44で15位ということで、なんとかJ2に残留できた年でございました。ただ、年代別の日本代表に齋藤俊輔という選手が選出されたり、若い選手の台頭が目立ったシーズンだったかなと思っています。

また、入場者数につきましては、昨年からディビジョンのチーム数の変更により、ホームゲーム数が19試合に減ったにも関わらず、総入場者数が8万3717人、平均入場者数が4406人と前年を大きく上回ることができました。特にホーム最終戦ではクラブ史上最多となる1万488人のお客様にご来場いただきました。これもクラブとして大きな前進だったかなと思います。

その中でクラブの経営自体はみなさまにお渡しした資料の通りなのですが、パートナー社数が増えたり、既存のパートナーの増額もありまして、はじめて12億円を超える売り上げとなりました。前年から118%の成長率を見せることができました。広告料収入、入場料収入、物品販売収入も過去最高の数字となりまして、なんとか我々としても苦しいシーズンを乗り越えたと思っています。営業利益は28万8000円の赤字となりましたけど、営業外利益等も含みまして、なんとかJリーグの基準上での3期連続純利益を出すことができました。

先ほども無事に株主総会を終えることができたのですが、株主のみなさまにもご理解いただきながら、我々のクラブの経営状況は少しずつ前に進んでいるという状況です。

また、今期の予算および現状についてもご説明させていただきます。3期連続黒字になったとはいえ、Jリーグ全体を見ると、やはり責任企業・親企業を持つクラブと市民クラブの差は大きく、売上高と順位の相関性は近年の生存競争で非常に激化しています。水戸ホーリーホックも毎年売り上げを伸ばしているとはいえ、まだまだ盤石な経営体制とは言えず、まずは近い目標であるJ2の平均売上高18億円と毎年利益を出す経営を目指しています。今期、売上高は前期比107.6%、13億1700万円の予算を組んで、売上と集客の2つの柱に注力をしているところです。なんとか、売上高13億円、入場者数の平均5000人をKGIとして超えるべく、各部署でKPIを設定しているところです。

我々としては引き続き、集客というところに重きを置いて、今年は社内で横断型の新しい部署『集客戦略室』を作り、様々な分析を使って、なんとか集客を伸ばそうとしております。これまで以上にターゲットが明確な招待施策の継続やいろんな招待企画、効果的な告知方法などを進めていきたいと思っております。そういったところを踏まえて、なんとか今年も経営的に前進をしたいと考えています。

また、普段お騒がせをしております、新スタジアム構想につきましては、1月に発表させていただいた通りで、引き続き、ホームタウン15市町村の中で候補地の選定、そして新設、もしくは既存施設の改修をクラブから各ステークホールだーのみなさまに提案していくことを視野に入れながら、各所と調整しているところであります。合わせて、候補地だけでなく、ホームタウン15市町村のみなさまと、また茨城県のみなさまと、土地の取得や建設方法、費用、建設後の使用方法などを相談できるフェーズに持っていければいいなと思っています。2019年にスタジアム構想を発表したときの建設費用から昨今の物価上昇や社会情勢の変化により、ざっくり申し上げて、1.5倍~2倍の価格になっていると思います。当初の計画のまま、民設民営で進めていいのかということも踏まえて、各所と連携を進めてまいりたいと思っています。『J1ライセンスは大丈夫なのか?』といった声も聞こえてきますが、スタジアム建設の計画がある段階で条件付きではありますけど、J1クラブライセンスの取得ができるということを確認しています。引き続き、新スタジアム構想を進めながら、新スタジアム建設まではJ1に昇格しても、引き続き、ケーズデンキスタジアム水戸を使用させていただくつもりです。

また、水戸市見川町に2月に完成し、3月から供用しております、アカデミー拠点整備につきましても、2月に人工芝グラウンド1面と防球ネットと駐車場が完成し、3月より供用を開始しております。昨年発表させていただいた、茨城ロボッツ様と共同で体育館を作る二期工事がこの夏からはじまろうとしています。一般社団法人MFA-B&Sを核に、水戸市サッカー協会、水戸ホーリーホック、茨城ロボッツが協力して、一緒に事業を進めてまいります。また、二期工事に入り切れない、利用者に使用していただく設備に関しては、三期工事としてクラブハウスの建設を予定しております。

またですね、今日の株主総会において、今期の役員人事を選任いただきました。これまで常勤で取締役だった市原侑祐が自身の会社の関係上、退任され、かつて私の前任でございました沼田邦郎を非常勤という形で再任するということで、株主のみなさまから選任をいただいております。そして、引き続き、代表取締役社長として、私を選任いただいて、その任を務めさせていただきたいと思っております」

【写真 水戸ホーリーホック提供】

質疑応答
Q.入場料収入と物販収入が増えたということは、入場者が増えたことが理由でしょうか?
「そうですね。チケット代も一部値上げしたこともあり、いわゆる客単価が伸びています。2019年、過去最高入場者数だった平均6087名のときは招待券比率が38.6%でした。また客単価は891円でした。昨年は平均4406人にも関わらず、招待券比率は25.6%、来場者数の全員の中での客単価は1737円でした。それは招待券の方を合わせた中での金額です。お金を払って試合を見ていただいた方の平均は2503円ということで、数字が伸びていることは事実です。この数字を維持しながら、平均5000人を超えていきたいと思っていますし、観客動員の話をいただいたので、その話をさせていただきますと、2019年が6087名で過去最高なんですけど、その次になると、2015年の5385人が2番目の数字となります。我々としては、なんとかこの2番目の数字を、今年は5000人という目標を立てていますが、上回りたいと思っています。早い段階でそこまで行って、なんとか6000のところまで行きたいと考えております」

Q.昨年も目標は5000人だったのでしょうか?
「昨期は目標4500人でした。でも、達成することはできませんでした」

Q.広告料収入に関して、かみ砕いていうと、スポンサーが増えたということでしょうか?
「そうですね。あとは単価が伸びていることもあります。どのJクラブも全体の割合の50%~55%は広告料収入になると思います。我々としても広告料収入の伸びは営業スタッフが日々努力してくれているおかげで伸ばすことができています。私がこのクラブに来たときの2019年の広告料収入は2億5900万円だったんですね。それが今は6億4000万円まできていますので、約2.5倍になっています。まだまだほかのクラブと比較すると小さい数字ではあるんですけど、ここ数年の広告料収入の伸びはパートナー企業のみなさまに我々のクラブのあり方やチームのあり方をご理解いただいて、協賛をいただいている形になっているので、引き続き、そういったところを進めていきたいと思っております。すでにご存じだと思いますけど、2021年から2022年に数字がグンと伸びていますが、それはトップパートナーのJX金属様が入っていただいたからであり、その数字がかなり大きくなっています」

Q.役員人事で沼田さんを復活させた狙いは? どのような役割を期待されていますか?
「昨年、この株主総会で会長を退任して、一般社団法人で代表理事として活躍していただいていたのですが、この1年間、会長を退任しても、私とたくさんのコミュニケーションがありましたし、いろんなホーリーホックへの思いや日本のサッカー、日本のスポーツ界、地域に対する思いなどいろんなコミュニケーションをさせていただきました。その中で私も社長に就任して丸5年経ちますが、沼田はその前に12年社長を務めて、この地域でホーリーホックという存在がまだ何者でもなかった時代から汗と涙を流しながら、ホーリーホックという名前と存在をこの地域に親しめてくれた力はあらためて大きいと私が感じたところで、今一度力を貸してくれないかとお願いした次第でございます。沼田に関しては、この地域に対する絶大な影響力と発信力を持っていますので、そういったところも期待していますし、また2019年にスタジアム構想を立ち上げた本人でもあります。一緒に夢のスタジアム構想に向けて、二人三脚で頑張っていきたいという思いがあり、私の方からお願いをさせていただきました。本人も『それであれば』ということでご理解いただいて、今回再任をして、あくまで非常勤という形ですが、力を貸してくれるということとなりました」

Q.沼田さんの具体的な任務は?
「具体的にプロジェクトの担当や執行役に就くということはありません。先ほど申し上げた通り、私は広告料収入と入場料収入を増やすと言っている中、集客という部分ですね。ホームタウンの方を集客するという点において、沼田は様々なノウハウを持っていますので、それを私を含め、現場に注入していただきたいと思っております」

Q.過去最高の収入を記録して、3期連続の黒字を達成したということですが、今後に向けての伸びしろをどのように考えていますか?
「今日の株主総会でも話をしたんですけど、来年シーズン移行があります。その手前で言うと、J1・J2・J3が各20クラブとなりました。そして、3クラブが降格するという、それまでJ2からは22チーム中2チームが降格するというレギュレーションだったのですが、20チーム中3チームが降格する厳しいレギュレーションに変わりました。今、J1のクラブを見渡すと、ほとんどのクラブが責任企業を持ち、先ほどリリースを見ましたが、浦和レッズさんは100億円以上の売上を記録しており、格差が大きくなってきていると思います。ただ、今年J1に上がったファジアーノ岡山さんは我々より後発のクラブで、同じ地方市民クラブという形態の中、昨年はもっと予算を上げたと思いますが、その前年は19億円、チームの人件費7億円という数字で、J1に近づいています。岡山さん、我々のベンチマークとして目標としているのがモンテディオ山形さん、アジアも経験しているヴァンフォーレ甲府さん。こういった地方市民クラブのみなさんが、我々より上の予算規模で戦っているということは町の規模やホームタウンの人口規模や企業の数といったところを見ると、我々は戦えると思っています。数字を伸ばせるポテンシャルがある中で適宜社内の人材をしっかりと配置することで、まだまだ伸ばすことができると思っていますし、今年は広告料収入を8億円という数字を立てているわけですが、将来的には10億~11億にしたい。全体の50%という割合で行くと、そういう数字になってくると思っています。今年、社内にも、社外にも伝えていることですが、各部門で110%ずつ成長しようと。昨年が110.8%の成長でした。今年予算は前年比107%を組んでいますけど、110%ずつ成長していくと、5年間で20億円に限りなく近づくこととなります。この20億という数字が見えてくると、恒常的にプレーオフに入れるような戦力を持てるんじゃないかと、過去データから見て、そう考えています。今年はトップチーム人件費は4億2000万円の予算を立てていますが、まだまだ少ないです。8億円ぐらいになってこないと、この数字は伸びてこないと思っています。トップチームにより配分できるようなスタンスにしていきたいと思っています。ここ5年で、我々のクラブで働く人は、プロパーや業務委託などいろんな形がありますけど、2019年の13名から、今は27名に増えています。その中でまだまだ人が足りない部署もあるんですけど、フロント及びアカデミーのグラウンドや寮ができたということで、いろんな投資することに関して、道が見えてきたと思っています。これから先、我々が得た収入の中、トップチームに配分する割合は少しずつ増えていくと思います。なんとか、僕らとしては、先ほど申し上げた通り、我々より後発のクラブがJ1に行っている事実がありますから、しっかりと経営からチームを強くして、J1に近づいていきたいと思っています。地方市民クラブの居場所がJリーグの中で小さくなってきていますが、それでも我々としても戦える余地があると思っていますので、社内一丸となって経営規模を上げていっているところです」

Q.地方クラブの存在意義をどのように打ち出していきますか?
「非常に難しい質問ですが、先ほどの株主総会でも同じような質問がありました。せっかくいい選手が育ってきても、移籍してしまうと。そういう現実がありますので、我々としては、まず一つとして、活躍した選手を長く残せるようなクラブになるための予算配分はしていかないといけないと思っています。あとはこのクラブで戦いたいと思ってくれる選手、アカデミーから上がってくる選手も含めて、そういう選手をしっかり育てていくことも大事だと思っています。ただ、それだけでは予算規模の大きいクラブに勝つことはできないですから、我々としてはそこにしっかり追いついていくための努力を全力でやり続ける。それのみだと思っています。一つ伝えたいのは、なかなか経営の話がだいぶSNSで盛んになって、ファンやサポーターの間でも、特にこの時期は各クラブの決算が発表されて話題になります。そういうことがもっと話題になって、地方市民クラブの価値みたいなものをさらに見出してもらえると、日本のサッカーの成長は早くなると思います。勝つことがすべてで、勝負だけがクローズアップされがちなんですけど、海外の言葉で言うと、プロビンチアというような小さなクラブが頑張っているとか、選手を育成しているとか、グラスルーツで選手たちを輩出しているとか、そういったことがみなさんの力やメディアの力で発信されていくと、日本のスポーツはもっともっと変わっていくと僕は思っています。そういうことを打ち出していくことも、僕ら地方市民クラブの役割としてすごく大事で、もちろん、目の前の試合で勝ちたいです。ただ、それ以上に、日本のスポーツ界全体に対して大事なことがあるんじゃないかなと、僕はすごく思っています。そういうことを打ち出していきたいと思います」

Q.結果だけに依存しないクラブの魅力とは?
「Jリーグに昇降格がなくなることはないと思うんですね。僕もJ1への道が開いているから、J1に行くために今の人件費の中でどのようなやりくりをするかということを考えるわけで、逆に言うと、道が開いているからJ3に降格することも、Jリーグから退会して、JFLで戦うこともありうる。その中で言うと、やはり僕らとしては、ディビジョンが落ちても人気や経営規模が変わらないクラブづくりをすることが究極の目標です。ただ、先ほど株主総会でも話させていただいたのですが、今我々の会社だけでなく、どのクラブもそうですが、経営上の最大のリスクはJ3に降格することです。降格したら、同じような雇用維持ができないですし、選手に対しても同じようなサラリーを払えない。そういう現実があります。けれども、日本サッカー界全体的にディビジョンによって、経営が左右されないようなクラブづくりをすることが、この先10年20年でできるようになれば、日本のサッカー界はもっと強くなると思っています。そのために地域に根差した活動だったり、どのカテゴリーでも応援してくれるファンづくりは今の我々の究極の課題だと思っています」

Q.スタジアムに関して、周囲からの風当たりが強いような印象がありますが。
「それも先ほど株主総会でも話をさせていただきましたが、計画が白紙になったとか、行政側とのコミュニケーション不足について報道されることがありましたが、それは事実ではないということをこの場で明確に否定しておきます。もし、コミュニケーションが悪ければ、見川町のアカデミーグラウンドもできなかったと思います。非常に密接な関係を築いた中、日々グラウンドを使わせてもらっています。はっきり言うと、そういう声に私は心を痛めましたし、あらためて厳しい仕事だなと感じました。その悔しさを胸に、なんとかスタジアム建設に向けて頑張っていこうと思っていますし、経営を頑張っていこうと思っています」

Q.メディアから転身されて5年目ですが、この期間を振り返ってもらえますか?
「はっきり言えば、Jリーグの社長になるキャリアが待っているとは思っていませんでした。最初は5年ぐらいで何かが見えてくると思っていました。この7月から6年目に入りますが、まだ何も見えてこないというか、まだまだ道半ばで、何も成し遂げていないというのが正直なところです。コロナ禍ということもありました。ただ、先ほども申し上げた通り、今の日本のJリーグやスポーツ界は資本を持つ者と持たない者の差が激しいと思っています。地方市民クラブがどうあるべきかとか、その葛藤は常にあります。我々の水戸ホーリーホックの未来はどうあるべきなのかということも常に考えます。それは先ほどの株主総会でも申し上げたのですが、このクラブは当たり前ですけど、僕のものではありません。株主のみなさまにも商法上は株主のものかもしれませんが、株主のみなさまのものではないと伝えさせていただきました。このクラブを支えてくださっている多くのファン・サポーターのみなさま、地域のみなさまのものだと。だからこそ、みんなでクラブのあるべき姿を持って育てていこうと伝えました。僕はこのクラブのあり方を広く議論していく環境を作っていきたいと思っています。あとは個人的な思いを話すと、選手がしっかりサラリーをもらう世界は大事だと思っています。ただ、それと同じく、スポーツクラブで働く人たちの環境整備に関して、メディアにいたときにはわからなかった難しさがあって、もっと言えば、Jリーグのクラブの社長を務めたからといって生活が劇的に変わるわけでもないんです。すごく裕福になるかというと、そうではないです。裕福になることだけが目的ではありませんけど、やっぱりたくさんの優秀の人たちが入ってくる業界にしていかないといけないということを水戸ホーリーホックというクラブを通して、すごく思っています。そういう経営の使命感みたいなものをすごく強く感じていて、そこもまだまだ道半ばで、ウチのクラブで働いてくれている人たちがもっともっと『このクラブで働いてよかった』と思える人生になるように、僕は努力しないといけないと思っています。当然、ファン・サポーターのみなさまの喜びや地域のみなさまの喜びと同時に会社として経営体の一つとして、もっとまともにならないといけない。もっと立派にならないといけない。社員たちの生活を豊かにしないといけない。そういう使命感をすごく持っています。それは5年では達成できなかったと思っています。これから私に任せていただけるなら、そういう環境整備を訴えていきたいと思っています。それは僕だけでなく、日本のスポーツ界やサッカー界が取り組んで、Jリーグクラブやスポーツ界で働くことがいいことだと思って、そこで働く若者が増えていくことが僕の究極の目標だと思っています」

Q.今シーズン、ここまでの経営面やチームの戦いの手ごたえと今後の抱負をお願いします。
「チームは現時点で6位で、今日はいい状態で株主総会を迎えることができました。まだ10節ですし、僕も5年社長をやると、競技面においてはつらい時期の方が長いので、自分の中ではまだまだ油断してはいけないという思いの方が強くて、クラブの中でもそう思っていると思います。ただ、いい順位にいると、明らかに社員たちの顔は明るいですし、アカデミーのスタッフの顔たちも明るいですし、街を歩いていてもポジティブな声をかけることが多い。やっぱりトップチームの成績は大切だと感じています。経営面においては、まだまだ成長途上のところがたくさんあって、ご存じの通り、ユニフォームの鎖骨の部分は空けたままであります。僕は安売りをしないことを決めているのですが、そういったところはまだまだ伸びしろだと思って、営業活動をしっかりやらないといけないなと思っています。これからしっかり数字を積み上げていきたいと思っています。集客面に関しては、現時点でホームゲーム5試合で平均4800人のお客様に来ていただいております。例年、2月3月は集客が苦しい時期なんですけど、実は昨年2000人台の試合が5試合ありました。でも、まだ今年は1試合もありません。一昨年は7試合も2000人台の試合がありました。確実にファンベースが厚みを増してきているのは事実だと思っています。地道なホームタウン活動やPR大使の取り組みも4年目を迎えて、非常に各市町村との連携が深まっています。そういったところでファンベースの厚みを増していくことが大事だと思っています。集客に関して、2019年に一時的に平均6000人を超えることができましたが、コロナ禍を経て、ファンベースの薄さに気づきました。競技面での機運を上げながら、地道なファンベースの獲得をして、なんとか集客面で平均5000人を超えたいと思っています。平均6000人、7000人、8000人になってくれば、この地域に水戸ホーリーホックのスタジアムが必要じゃないかという機運が高まってくると僕は信じています。今年の岡山さんがそういう状態になっていると思います。だからこそ、僕らとしては集客、売上、競技面を高めていって、夢に近づいていきたいと思っています」

【写真 水戸ホーリーホック提供】

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