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近藤の社会に対する「恩おくり」のきっかけとは?


↑前回の記事に引き続き、代表へのインタビューをまとめています。


社会全体への「恩送り」を意識するようになったきっかけ

社会問題である「空き家」についてどのように解決していこうと考えているか


「弊社代表近藤のストーリー」そして「社会課題への取り組み」をこちらの記事で知っていただけると嬉しいです。

(以下、インタビュー内容となります)


▼▼▼▼

助けられたことをきかっけにより一層寄り添う側に



近藤さんの、「一度、危機を乗り越えた」というお話について、詳しくお伺いしてもいいですか?


広尾のど真ん中で一軒家のレストランを始めてしまい、浅草に本社ビル一棟を構え、

 2020年4月7日の緊急事態宣言。
コロナになって初めての緊急事態宣言だね。

お店が営業できなくなって、収入源をストップされて、でも出てくお金は変わらない。20年銀行借り入れなく、キャッシュフローだけで経営してきたんで潤沢な内部留保もなく、ぐるぐるぐる自転車操業のようにキャッシュを回してただけだから、このままでいけば3ヶ月で倒産するわ!ってリアルに想像したよ。
6月末で倒産だ!期限は!って。

中小企業庁の知人からも、金融庁の友人からも、コロナで中小企業支援のためにプログラムを作って、こんな制度を作るから、この予算をつけたから、
「近藤さん、活用出来るんだったらぜひ活用してなんとか生き残って下さい」って連絡をくれてたんだけど。
銀行借り入れしたことないから、初めて銀行に相談行ったんだよね。

そしたらあれだけの緊急事態にも関わらず、銀行借り入れの新規の申し込みの審査って想像以上にハードル高くて。
最初、申し込みをして2、3週間経つと追加資料を求められ、また2、3週間経つとまた追加資料って。
やばい!6月末迫ってるんですけど!って。

まあ、自分の最悪の事態を想定したよね。仮に会社が倒産したとしたら、ご迷惑をお掛けした先に対してできることは平謝りくらいしか思いつかないし、僕の顔に免じて一生かけてお支払いできなかったお金をお支払いし続けますということを全ての関係者が了承してくれれば自主清算。もし仮に誰かひとりでも「いますぐ金払え!」ってなっちゃったら、最悪の場合自己破産かな。 もし仮にそうなったら、それまでも多少なりとも地域に関わってきたぶん、知り合いのいる自治体さんに泣きついて地域おこし協力隊かなんかで採用してもらえるかな。そうなったら2、3年掛けてやり直しだなって想像をしてて。
その上で、とはいえまだ残り1か月半あるから、 最後の最後まで思いつく悪あがきは全部やって期限を迎えようと思っていろいろ動いてたら、昔の知り合いを通じて上場企業さんがお金貸してくれたんだよね。
大株主の方と、2-3時間面談しただけで3日後にドーンって貸しつけてくれちゃって。法定金利の最低金利で。

そのとき「あ!一旦生き延びられた!」って。

そして、そのときにうちの会社にある経営資源で、コロナ禍でもインカムを得られるのって何なのかって想像した時に、総務省地域力創造アドバイザーという立場を利用して、自治体さんと年間契約を結ぶっていうことしか思いつかなかった。そう思って知り合いづてに自治体さんにコンタクトし始めたら契約が取れ始めて。なおかつその年の秋口には相当数のオファーをもらい、そうするとお借りしたお金、1年後に一括返済の目処がたって、なおかつそれ以上事業収益が生まれてた。

でもお金を返したからって恩返し終わりとは思わないから、一生かけて恩返しをしていこうと心に決めながらも、 より一層恩送りをしていこうと思って、地域と人に投資していこうと思って一層今地域に向けた取り組みが加速してっていったっていう感じかな。

-なるほど。
ほんとに偶発的なことの積み重ねなんですね。

そうだね。同時にたくさんのことやって、ことこれ組み合わせて、これが生まれてっていうのをどんどん未来に向かってやってる感覚。

-今の時点はこうやって地域のことわやっていってるけど、
もっと数年後になると、
何をやってるかわかんないですね。

分かんない。笑
スタートアップの事業、準備を進めているけど僕はさらっさら世界変えてやろうと思ってなくて。でもここ最近進めていってるいくつかの事業を見て、
あれ?これ実現したら、未来、ちょっと世界が変わってるかも?っていう感覚もあって。

そんな不思議な感覚に陥ってきている。

-それは、近藤さん的にはどうなんですか。
どういう気持ちなんですか。

不思議な感覚だけど、ただこんなことを言葉として残しちゃうと昔から僕を知っている友人たちには恥ずかしさしかないよね。
はあ?って思われちゃうよ。笑

でもまあ言ったからにはね、口だけにならないように取り組むだけなんだけど。

-初めて聞きました。
近藤さんのそういう思いがあったってこと。

うん。そうそう、ここ数年いちばん興味があるのは、
「空き家」のことと地域の中小企業の「事業承継」のこと。

この2つは社会課題として激増していく中で、世の中で起きてる打ち手は点を1個1個潰していく行為しか起きていないなと思ってて。
例えば空き家を活用してリノベーションして、ゲストハウスができる、コワーキングスペースができる、カフェができる、パン屋ができる。
こういうのが激増してく中で風景は変わってないなくて、相変わらず増え続けていてむしろ悪くなっててる。
中小企業の事業承継も、去年日本国内の中小企業の社長の平均年齢65歳を超えて、2025年、75歳を超える社長の数が245万。約127万社が廃業の可能性があり、約650万人の雇用が失われ、約22兆円ものGDPが失われるという見方もある。日本の99.7%が中小企業だから、その先の未来を想像すると恐怖しかない。

これじゃ1to1(ワン・トゥー・ワン)でマッチングしていてもキリがない。

ましてや第3者承継の名のもとに、地域おこしの協力隊を採用し、現地に移住させて、事業経験のない若者を次の担い手にしていったときに、この人物が事業実績のない中で、この中小企業を、その先舵取りして事業継続できている確率って、ものすごく低いと思うんだよね。

この事態は超ヤバい!と思って、その後のアプローチを根本から解決する事業を作ろうと今準備を進めているところです。

-ほんとに世界が変わっちゃいますね。


国内の「都心」「郊外」「地方」は、それぞれに空き家の問題がある。世界に目を向けると、イタリアなら街宿みたいなことが生まれたりするんだけど、海に囲まれて急峻な地形でコンパクトといった点でも、それと日本は課題感も近いかもしれない。

一方で、中国は社会主義国家で、政府の大号令で「ガー」って一気に大規模開発されて、「ガー」って突然ゴーストタウンになる、みたいな。

課題感違えど、空き家の課題って世界中にある。

こういうのを根本から解決していけしていけたとしたら、これは面白いよね。

-うん、うん。
ほんとモデルケースというか、
日本がどんどん地域にそういうのを作り、
取り組んだら面白い。すごく楽しみです。

僕じゃない人が続けててくれてもいいし、まあ、僕が生きてるうちにできることを全力でやるといいかなと。


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インタビュー記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

CASEのことを少しでも理解していただけましたでしょうか。

弊社代表の事業の立ち上げにはいつも「人に寄り添う」というスタイルが存在し、それはコロナ渦に助けられたことをきっかけにさらに加速していきました。

「人や地域に寄り添い、一緒になって実現していく」

それが地域であれ、人であれ同じことです。その人、地域がありのままに生きていくために足りない部分を補うという形で事業を始め、そしてその夢を形にすることが喜びにつながる。

CASEでは、そのための機会を用意しています。

今後、繋がっていく地域も人もCASEと関わることで「夢」を実現していけるのではないでしょうか。
少なくともそんな機会をCASEでは用意をし、皆様との繋がりをお待ちしています。



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株式会社CASEの公式noteです。 「地域の暮らしの喜怒哀楽の総量を上げる」ことをミッションに、総務省地域力創造アドバイザーである近藤威志が創業し、あらゆる地域課題解決に取り組んでいます。 地域で、オフィスで、働き、暮らす中で得られたインスピレーションを発信します。
近藤の社会に対する「恩おくり」のきっかけとは?|Inspiration in CASE(株式会社CASE公式)
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