長野大学・任期制教員の業績評価の問題(恣意的な雇止めが疑われる問題)

長野大学・任期制教員の業績評価の問題恣意的な雇止め問題 訴訟問題に発展している長野大学の任期制度 未分類
長野大学・任期制教員の 業績評価の問題 恣意的な雇止め問題 訴訟問題に発展している長野大学の任期制度

恣意的な業績評価が疑われるような評価により多くの教員が不利益

長野大学では、2024年度の業績評価において、評価期間が終了してから業績評価基準が変更になるという問題が生じています。

つまり、2024年度の活動についての業績評価の基準が、2025年4月になってから変更されました。

2025年4月18日に、教員の業績評価において、事前に通知されていなかった評価基準が追加されたことで、事前告知なしで評価に大規模な不利益変更がなされたことが問題となっています。

長野大学では、S,A,B,C,Dの5段階で業績評価がなされます。

しかし、特定の項目が満たされていなければ、どんなに他の業績の評価が良くても、CかDランク、つまり、最低ランクか、下から2番目のランクに設定されると言う教員側から見て極めて厳しい変更になされました。

今、長野大学の学内からは、「後出しの評価基準変更で教員にとって極めて不利になる業績評価基準を入れることは問題ではないか?」という疑義が出されています。

評価期間が終了した後に、業績評価基準を変更したり追加したりすることは、対象となる教員の状況を見てから業績評価の方法を変えていることが疑われ、恣意的な業績評価が疑われてしまいます。

事前に知らされていない業績評価基準が適用され、自身の業績評価が極端に悪くなる可能性が出てきたことで、長野大学で任期制で雇用されている教員からは不安の声が出されています。

何を目標にして日々の活動を頑張ったら良いのかわからない業績評価に意味があるのか疑問です。

訴訟問題に発展している長野大学の任期制度

長野大学の任期制度は、就職後、5年間は任期制をとっています。赴任後3年半の期間の業績評価がおこなわれ、その審査に合格すれば、任期が更新されます。

しかし、現在の長野大学では、必ずしもこの審査を通過したからと言って任期が更新されるわけではなく、大学上層部の意向によって、この審査結果が覆されて雇止めになることがあります。

このことで、実際に、長野大学は業績審査を通過しながら雇止めになった教員から訴訟を起こされています。確認できるところでは、2024年4月17日の信濃毎日新聞の記事によれば、長野大学は、この任期制による恣意的な雇止めは違法として訴訟が起こされています。

この訴訟は、他の記事で紹介している田中裁判とは別の教員が起こしている訴訟です。つまり、現在の長野大学は複数の訴訟を抱えている状況です。

公立大学として複数の訴訟を抱えている状況というのは極めて大きな問題ではないでしょうか?

2025年4月3日の教職員への任期制の説明への不安

長野大学に新規に雇用された教員は、任期制に基づいて採用されていますので業績評価は、自身の身分が決まります。このため業績評価は、新規に赴任した教員からは重要な位置づけにあるはずです。

長野大学内のホールに全教職員が集められたところで、この任期制の説明が2025年4月3日に長野大学の教職員全員に対して行われました。

この日の説明では、「懲戒処分されなければ任期は更新されるから心配しなくてよい」ということが繰り返し説明されました。

しかし、そもそも「懲戒処分されなければ任期は更新される」という説明に違和感を感じた教職員は多くいました。

本来は、正当な業績評価を行った上で、その審査を通過することで任期を更新するという手続きになるべきです。

なぜ、わざわざ任期制の説明の中で懲戒処分の話をしてしているのか?という点で、多くの教員からは疑問とともに不安の声が出ていました。

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