生成AIの法規制は「生成AIであることを隠した、偽証した場合は有罪」となるだろう、たぶん。
先日、赤いきつねの絵が、「生成AIか?手描きの絵か?」でもめてたらしいけど
もしも、法律で「生成AIであることを隠した場合は有罪」となっていれば、ウソをつけないので、本当はそこの法規制をさっさとやればいいし、ヨーロッパはすでにその法規制をさっさとやっちゃってるんだよね。
プリキュアの絵の生成AI疑惑騒動も「法律で生成AIであることを隠したら有罪」となってたら、ここまで炎上してないですよ。
法律でウソついたら有罪になるならば、それは「ウソではない」って証拠になる。
いつまで日本はグズグズやってるんだろう。動きが遅い。
なぜ、「生成AIであることをウソを言ってはいけないのか?」それは、何か問題が起きたときに、「生成AIの提供企業に追求してください」と責任転嫁できるから。
例えば、自動車事故が起きたときに、「車両の初期不良などの不具合などが原因」だったら、そんなの運転したドライバーにはどうしようもないですよね。
生成AIももしかすると、「知らずにポケモンの絵をモロ出しして」、それをユーザーが「オリジナルの絵かな?」と世間に知らずに発表しちゃうかもしれない。
ポケモンの絵なんか、いちいち全種類を普通の人は知らないからね。
そうすると「私はこの絵をポケモンの一種だと知らなかった!」と言うわけだけど、そのために「この絵は生成AIなんだ」と言う必要がある。
そうすると、世間は「生成AIか。じゃあしょうがないな。ユーザーにはソフトが中でどう生成してるかなんか知ることできないもんな。ブラックボックスだもんな。」で責任を回避できる。
だから、「この絵は生成AIです」と言う必要がある。
pixivやFANZAなんかもわざわざ「生成AIで作った作品です」と明記してるのは、何らかの大きなトラブルが起きたときに「これは生成AIが勝手に作った絵なんです」と責任を回避できるからだと思う。
もしも、その時に、生成AIであることを「隠してた」場合、責任はそのユーザーにかかってくるだろう。
例えば「ポケモンの絵に完全に似てるよね。ほら、この背中の縞模様が5本線で線の曲線も完全に一致。」なんて言われたら、どうしようもない。
だから世界的に、生成AIの法規制は「生成AIであることを明記しなさい」でほぼ統一されてる。
もしも自動車や家電の初期不良で事故や火災が起きたら、自動車メーカーや家電メーカーにも原因の一端があるとなるから。
そこはAI推進とか反AIとか関係なく、一致できる部分じゃないかなあ?って思う。
たぶん、将来、絶対に起きそうなのは「生成AIで間違ってポケモンの絵を出されて、間違ってオリジナルの絵だと世間に公表してしまう」という事例だと思う。
その時に、「何百万円払え」と言われて、納得できないですよね?
「ポケモンの絵に似てしまう」が一番ヤバイと思いますよ?
オタクの萌えキャラ絵なんか、裁判でわざわざ訴えてこないですよwww
コメント
1「AIでたまたまポケモンの絵が出てしまい、それをポケモンだと知らないまま公開した」場合は依拠性がないので著作権侵害にはなりません。
これはAI固有の問題ではなく、「手描きで知らずに既存のポケモンと同じデザインをしてしまった」場合も同様です。
もう少し法律を勉強しましょう。