これ言うと、じつは生成AIユーザーは「人間のトレパクはダメだ」という人が意外と多いんだよね。
「生成AIのはトレパクじゃ無いから！」と言ってｗ

いや、同じだろｗ
生成AIが「学習」と言いつつトレパクやってて
人間が「学習」と言いつつトレパクやるなら、それでようやく公平だと思う。

たぶん、「手書き絵師が職を失って苦しむのを見たい」が本音というのがチラホラ見えるｗ

手書き絵師の中にも、「ある絵師っぽい絵柄だけど本人ではない」というのはたまにあって、それはたしかに「違法ではない」しかし、紳士的ではない、ということで。
例えば、「みつみ美里クローン」という単語でググると、大昔の騒動がいろいろ出てくる。
そういう場合は「絵柄のマネは違法ではないけど、マネした奴は顔も見たくない」みたいな感じのムーブはよく聞いたことがある。

生成AIも、昔の同人誌界隈の「絵師クローン」とほとんど同じだと思う。
違法ではないけど、「業界を干される」みたいなところある。

「業界を干される」というのは、エンタメ業界では「よくあること」なので、どんなに現代の生成AIユーザーが「おかしい」と言っても、
「それがエンタメ業界の掟だよ」
みたいな感じだと思う。
「理屈じゃないんだよ。対面の業界なんだから、サービス業なんだから。」
「お気持ちで食ってる商売なんだから。」

例えば、「すごい上手い俳優さん」がいたとしても、「傷害事件などの重大な犯罪を犯してしまって、業界からも社会から追放されてしまった」場合は、いわゆる「社会的な死」みたいなところある。
表舞台を歩けない、みたいな。
生成AIはそういう風になりやすい便利ツールなんだと思う。

ぶっちゃけ、生成AIが「絵師クローン」にならないように気をつけながら創作活動するなら、うまくいくんじゃないかな。
だから、最近の近所で見かけるAI絵でのポスターって、いわゆる「マスピ顔」ばかりなんだよね。
もしも、「絵師クローン」の絵柄でポスター作ったら、リアルで法で訴えられるリスクがあるからみたいな。

「絵師クローン」という作風は、人間がやろうと、生成AIがやろうと、「批判される」、単純にそれだけの話でしょう。

たぶんヨーロッパなどで、「絵師クローン」の行為は生成AIも手書き絵師も「ダメよーん」みたいな法規制がされる可能性があって
その時の「加減」が、「実在の絵師風」とモロに名指ししてビジネスしてはいけませんみたいなところが落とし所になるのでは。