重い障害がある子どもらが描いた絵をあしらったストリートピアノが1日、一関市狐禅寺のイオンスーパーセンター一関店にお目見えした。「働きたい」「社会の一員でありたい」という願いを込めて描いたカラフルなピアノの音色が、多様性を尊重する社会をつくるという「仕事」を子どもたちに代わって担っていく。
ピアノのデザインは、同市と奥州市の重症心身障害児・者と家族らでつくるぽけっとの会(千葉淑子代表)のメンバー11人が、2019年に北上市の医療用ガス製造販売北良(笠井健社長)などの支援で製作したコースター用に描いたものを使用。23年に閉校した一関市藤沢町の旧新沼小のピアノをラッピングした。