山梨 南部町で小学校の卒業式 早咲きのサクラが見頃の中で
南部町の小学校では校庭に植えられた早咲きのサクラが見頃を迎える中、卒業式が行われました。
今年度、開校から150年を迎えた南部町の栄小学校では、19日、7人の6年生が卒業しました。
式では近藤晴樹校長から卒業生一人ひとりの名前が読み上げられ、卒業証書が手渡されていました。
近藤校長は「地域の人たちに見守られながら温かい励ましや支援を受けて、よく遊び、よく学び、心も体も目覚ましい成長を遂げて今日の日を迎えました。立派な6年生でした」とことばを贈っていました。
栄小学校の校庭には、昭和54年の卒業生たちが植えたという早咲きの桜が卒業生を祝うかのように咲き、見頃を迎えています。
式を終えると晴れ間が広がり、卒業生たちは、桜の下に集まり保護者や友人と記念写真を撮って卒業を祝っていました。
卒業生は「この学校でみんなと外で遊んだり勉強したりしたことが楽しかったです」とか、「6年間は楽しく、いろいろな思い出が作れてよかったと思います。この桜の木は思い出の場所でもあるから離れると少しさびしいです」と話していました。