兵庫 豊岡市で初の義務教育学校「竹野学園」で入学式
この春に開校した豊岡市内で初めての小中一貫の義務教育学校「竹野学園」で、8日、新入生の入学式が行われました。
今月(4月)1日に開校した豊岡市立竹野学園は、市内の竹野小学校と竹野中学校が統合した小中一貫の義務教育学校で、1年生から9年生まで198人の児童・生徒が在籍します。
8日は開校して初めての入学式が体育館で行われ、新1年生の13人は6年生に付き添われながら入場し、保護者や在校生などに拍手で迎えられました。
式では、高田健一郎 校長が「友達と仲よくしたり、まわりの人とたくさん話をしたりして、学校生活に早く慣れてください」とあいさつしました。
続いて、6年生の児童代表が「学校はとても楽しいところです。困ったことや分からないことががあれば声を掛け合いすてきな竹野学園をつくっていきましょう」と歓迎のことばを送りました。
竹野学園では、独自の教科として「たけの未来づくり科」を新たに設け、9年間を通して地元・竹野町の魅力や課題を学び、地域への理解を深めることにしています。
式のあと、1年生たちは「算数は難しいですが頑張りたいです」とか、「友達と一緒に野球をしたいです」などと話し、期待に胸を膨らませていました。