「はぁ?フレイヤ・ファミリアから宣戦布告された?」
「はいワン。此れがフレイヤ・ファミリアから通達された手紙ワンです。」
「えーと何々…
『ベルが欲しいから頂戴?ヘスティア♡・【
・【
・フレイヤ・ファミリアVSヘスティア・ファミリア
・ルールは【
・要求はヘスティア・ファミリア団長、【ベル・クラネル】のフレイヤ・ファミリアに移籍
対戦拒否の場合、フィルヴィス・シャリアの事と妖精達の精霊の事、サンジョウノ・春姫の魔法をオラリオ中にバラすわよ』
フレイヤめ!どっから妖精達の精霊関連の話をぉぉお!それとフィルヴィス君はボクのファミリアに加入してるけどさぁ…それと春姫君の魔法か…。」
「成る程【
「アルフィア君達を相手にしなくて済むという事か…そういえば団長は後で今後ちゃんと話し合ってこうか。」
「其れは其れとしてワンですけど、明らかにフレイヤ・ファミリアはベルの実力舐め腐ってません?」
「まぁあのステイタスを他の神々は知らないからねぇ…」
「LV.6の時点で三部隊のLV.8の下位の者にも食らいつける程のステイタスの貯蓄だ。そろそろ【残光】を教えるべきだろう。アルフィア、俺が教えてもいいか?」
「ふん、お前よりブデの方が良さそうだがな。」
「確かに教えはブデの方が上手だろうが、此処は叔父さんとしての意地だ。お前だってあるだろう」
「それは否定せぬが…」
「取り敢えずベルを鍛えましょうワン。」
「あー、あー、えー皆さん、おはようございますこんにちは。今回の【
「俺がッ!司会のガネェーシャァッだ!」
「今回の【
観客が静かに見守る中、二人がステージ(第一級冒険同士なので一応派閥大戦の地)に姿を表した。
一人はLV.7の
「口で話す事は無いだろう、剣で語れ。ベル・クラネル」
「はい」
『それではー…スタート!』
試合開始の合図と共に、二本のナイフを取り出し、オッタルの大剣を防ぐベル。
(凄く正確な一撃!でも皆より、お義母さんや叔父さん達よりかはまだまだ!)
(いい目をしているな。それにこの手応え、LV.7上位…いやLV.8にすら喰らいつく。この前とは違うようだ。)
「はぁぁあ!」
「ぬぅぅう!」
互いに鍔迫り合いとなり拮抗状態の2人、其処でベルの魔法が放たれる。
「【
「ッ!」
「【
「【
オッタルは最初の鍔迫り合いから実力を測っているので
が、ベルは其れを察知し直ぐ様距離を取る。背中の大剣を直ぐに取り出し構え、攻撃を【
リィン リィン リィン リィン
「―――
「【ヒルディス・ヴィーニ】!」
「【
オッタルが縦斬りなのに対して、ベルは横薙ぎで、両者とも【残光】を放つ。
(今のは…
(幾ら叔父さん達の物を何度も見て真似てきたからって、さっきの残光の威力はオッタルさんが上!)
2人の戦力差を冷静的に見れば、ステイタスを割合で表すと
オッタルの防御技術を唯の攻撃ではあまり超えられない…僕自身どちらかといえば、攻撃より回避が得意で、敏捷で翻弄してヒットアンドアウェイに持ち込むのが得意なのだから当然と言え当然なんだろうけど…
恐らく、リューさんと一緒に共闘すれば余裕で勝利出来るだろう、その程度の差だがきちんと差はある。
ならば決定打になり得る【残光】という必殺技に何かを加えるか、先程の時間より蓄積すればその差は埋まる。それまで【サタナス・ヴェーリオン】を攻撃の合間を縫うようにぶつけよう。
そして、オッタルもオッタルでベルを倒すのは厳しいと言わざるをえない。
【ヒルディス・ビィーニ】により強化した攻撃が、それでもベルにとって決定打となり得るとは思えないのである。
オッタルの戦闘スタイルは、技術やらの防御に重きをおいている。勿論一般的なLV.7に相応し攻撃も一流位併せ持っている。
まぁ、どちらが得意かと問われれば防御と答えるほどの偏りなので、ベルを沈める攻撃手段がない。というかそもそもベルの周りには一流を超えて究極一流とか極大一流とでもいわざるを得ない奴がゴロゴロいるので、オッタル程度の【残光】では今のベルに使ってもその高い敏捷性で躱されかねない。
獣化を使えば…という話はあるのだが、オッタルの獣化は体力と精神力の同時の消耗があるので、ベルを相手に使用すれば回避等で逃げ続けられればとても不味い、ポンポン使えば負けるのはオッタルなのである。
「【
お互い決め手に手を出せずの拮抗状態から最初に抜け出そうとしたのはベルだった。
先程から何度も何度も撃ち込まれていた音の魔法の残滓による同威力の音の魔法の爆破によりオッタルは押されている。
その隙に………リィン リィン
と鐘の音を手から鳴らすのかと思いきや体中を切り替えながら駆け巡る
オッタルも負けじとそれ見よがしに魔法を並行詠唱する。
「【
「【ファイアボルト】【
と、此処でベルは更に【
「―――駆け抜けよ、女神の神意を乗せて】」
リィン リィン リィン
「(合計8チャージ、さっきの約2倍!更に【ファイアボルト】!)【
「【ヒルディス・ヴィーニ】!」
そして激突の振動が地震となって鳴り響き、
決論から言うと、オッタルVSベルの勝負には勝った。オッタルは獣化等をしてベルの攻撃にも張り合っていたのだが、武具等は黒の大剣が形として残ってはいたが、ヒビが入り、最終的に体はボロボロで気絶して戦える状態になった。
此方も、
「うーん…練習の時に使い過ぎたか?でもだからって何で
「うーん…ヴェルフ、こういうのはわからないニャ!で片付けるものニャ、そういうものニャ!」
「それで良いのかよケマ師匠!」
「うぉぉぉん!ベルくぅーーーん!大丈夫なのかい?痛くないかい?ディポー君に急いで診てもらうんだ!」
「黙れヘスティア、私達の自慢の子があのクソビッチの猪に負けるはずがないだろう、大丈夫だ」
「そういってやるなアルフィア。ヘスティアは戦いの神でも無いから仕方がない、アバズレは戦いの神だから興奮していたようだが…彼奴要求の事忘れてないだろうな」
取り敢えず要求は【財産の半分没収】【傘下に加入】【回復要員の扱い改善】【妖精達の面倒】だ。
最後の要求は、ヘスティアがヘイズ達
財産はどちらかと言えば別にどうでも良いのだが、アルフィア君が『取れるのであれば取る』と主張し、それなら半分をと言うわけだ。
因みに、フレイヤ・ファミリアを傘下に加入させる事もアルフィア君提案だ。
妖精達の面倒を見ることに対しては、赤子やら何やら何やらの対応を団員にやらせようというわけだ。因みに赤子やらと書いてある様に、子供の妖精達の戦闘訓練も担われている。
その合間で、武和君達が訓練を施すと発言した事でオッタル君は耳をピンと伸ばしていたね?
【おそろしく速い反応、ボクでなきゃ見逃しちゃうね】!