【佐藤駿の言葉】全日本初V宣言…その先の大目標「五輪でメダルを取ってくる」/国別

フィギュアスケート男子の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)は38度4分の高熱を発症しながらも、ショートプログラム(SP)で5位、フリー4位と健闘し、日本の銀メダルに貢献しました。

ミラノ・コルティナ五輪シーズンとなる来季へ、全日本選手権で初優勝を狙うと宣言。世界選手権で6位と躍進した自信も胸に、勝負のシーズンへ挑みます。

世界国別対抗戦での取材コメントを、前日練習、SP、フリー、一夜明けの順で一挙配信します。

フィギュア

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇4月16~20日◇東京体育館◇男子

16日 公式練習を終えて

公式練習に臨む佐藤(撮影・宮地輝)

公式練習に臨む佐藤(撮影・宮地輝)

―世界選手権から磨いたところはありますか

アイスショーの中で表現面や他の選手の演技を見て、取り入れてみたりはできたかなと思います。表現面を出していきたいです。

―23年の前回大会との心境の違いはありますか

前回大会とは大きく変わって試合に臨めると思います。前回大会は緊張してしまって思うように演技ができなかったので、今大会は緊張なく滑れるようにしたいです。

―ミラノ五輪前年の団体戦となります。五輪への意識はいかがですか

団体戦は個人的には好きなので、少しでも貢献できるようにみんなで頑張っていきたいです。

―あらためて大会への抱負をお願いします

前回大会はすごく緊張してしまったので、今大会は緊張なく、楽しんでいけるようにしたいです。

―今のコンディションはいかがですか

調整という調整はあまり…。その流れで来てしまったんですけど。アイスショーでもジャンプの練習はしていて、今の練習も状態は良いかなと思ったので、問題ないかなと思っています。

男子SP 佐藤(手前)にパワーを送る坂本(中段左)(撮影・宮地輝)

男子SP 佐藤(手前)にパワーを送る坂本(中段左)(撮影・宮地輝)

―坂本花織選手はどのようなキャプテンですか

普段もそうですけど、チーム全体をすごく楽しませてくれていて、頼もしいです。僕も負けないようにというのは難しいんですけど、そのくらい応援していきたいです。

―前回は「ご飯がのどを通らないほど緊張した」という趣旨のことを話していました

前回と比べたら臨めると思います。リラックスして今の感じでいければと思います。

―今季の締めくくりとなる今大会で、確認しておきたいことはありますか

来シーズンへ向けて、まずは4回転の4本構成でノーミスの演技ができていないので、今大会でノーミスの演技をして、来季へつなげていきたいと思います。

―「スターズ・オン・アイス」では表現面でどのような学びがありましたか

トップレベルの選手が集まっていたのですごかったです。特に浅田真央さんが印象に残りました。

―どのような点が印象に残りましたか

ゆっくりなスケーティングから始まって、何気ない動作でも引き込まれる。ジャンプを跳んでいなくても、見入ってしまう演技でした。僕もそういう演技がしたいなと思いました。

―髪型が少し変わりましたか

世界選手権から髪は切りました。いや、長かったので(笑い)。

公式練習に臨む佐藤(撮影・宮地輝)

公式練習に臨む佐藤(撮影・宮地輝)

17日 SPを終えて

男子SP 演技を披露する佐藤(撮影・宮地輝)

男子SP 演技を披露する佐藤(撮影・宮地輝)

―演技を振り返っていかがですか

手と脚に力が入らなかったんですけど、皆さんの声援を力に最後まで滑り切れました。

―チームの雰囲気はどうでしたか

緊張というか心配というか、(体調不良で)最後まで滑りきれるかどうかという状況だったんですけど、チームの皆さんやファンの皆さんの応援ですごくリラックスして最後まで楽しく滑りきることができました。

―キス・アンド・クライでは「今日の君は120点」のたすきをかけられていました。チームメートがいると楽しさは違いますか

楽しさはもちろん違いますし、(チームメートが)居なかったら、ここまでの演技はできていないなと思っているので、本当に感謝しかないです。

男子SP 演技を披露する佐藤(撮影・宮地輝)

男子SP 演技を披露する佐藤(撮影・宮地輝)

―体調不良は発熱ですか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。