【ライブ音量の危険性】アイドルマスターシャイニーカラーズをやめようかな、と本気で考えたお話
皆さま!こんにちは!
突然ですがアイドルマスターシャイニーカラーズは好きですか?
私は大好きです。素敵なイラストも入念に練られたストーリーも、魅力的なキャラクターも大大大好きです。
もちろんメディア展開やライブの演出に賛否両論がつきやすいコンテンツであり、全肯定まではできないところもあるのですが、私は良くない部分を補って余りあるほど、素晴らしいコンテンツだと思っています。
ですが...私も最近一度だけ、シャイニーカラーズを辞めようかと思ったことがあります。
以下はオタクの自己満足の自分語りであり、ナイーブなお話もありますが、お付き合いいただけますととても嬉しいです。
20代後半まで、私はいわゆる「無キャ」で、これといった趣味もなく、日々をただ暇つぶしのように生きていました。そんなある日、リアル友達の紹介でアイドルマスターシャイニーカラーズというゲームに出会ったのです。
なんだこのゲームのシナリオは!個性的で魅力のあるキャラは!美麗なイラストは!心踊る楽曲は!と気がつけばすっかりシャニマスにハマり、沢山のお金をアソビストアさまとenzaさまに納めていました。誰かと気持ちを共有したくて、それまでやってなかったSNSも始め、グッズも購入するなど、今までで1番と言っていいほど好きなコンテンツと自信を持って言えます。
とくに配信で見ていたリアル、XRライブのパフォーマンスはどのユニットも素晴らしく、いつか生で見たい!という思いを募らせていました。
地方民ということもあり、なかなか現地参加できない日々が続いていましたが、とうとう一段決心をして、1人ではありますがライブに参加することを決めました。
初めてのリアルライブ
時は3月1日、シャニアニ2ndLIVE Over the Prism day1 ぴあアリーナ
初めての遠征!初めてのリアルライブ!内容は最高!
全てのユニットのパフォーマンスが素晴らしく
いい思い出ができたな〜!遠征してよかった!
そんな思いで終始夢中でペンライトとお手製のうちわを振っていました。
ライブ終了後の違和感
おかしいな?と思ったのは終演後すぐでした。
私はスピーカー1番近くの3階席だったのですが、耳栓をせずに大音量を、とくに右耳に集中的に浴びてしまっており、終了後から右耳がボヤーっとした感覚に包まれていました。
今までも映画館などで大きな音を聞いたとき、一時的にこういった経験があったので今回もそのうち収まるだろうと考えていたのですが、なかなか収まる気配がない...これはまずいかも?と思いました。
翌日すぐに遠征先で耳鼻科を見つけ、「音響外傷」という耳奥の細胞にダメージを受けた状態と診断されました。day2は泣く泣くホテルで1人配信での鑑賞でした。
その後地元の耳鼻科で経過観察をしたのですが...
聴力自体は正常範囲内(高音域は弱難聴に近い)まで回復したものの、聴力の左右差、右耳の詰まり感、音割れ、両耳の耳鳴りがなかなか無くならず。。、
この記事を書いている一ヶ月半経った今も全く良くなっていません。全ての症状がストレスであり、特に聞こえの左右差と耳鳴がつらく、24時間付き纏うため、生活していて未だに慣れません。耳栓をしないと音で耳が痛くなることもしょっちゅうあります。
そして...耳奥の細胞は一度死滅してしまうと再生しないらしく、一生完治しない可能性が非常に高い...とのことです。
その事実を知ったときはかなり取り乱し、落ち込み、年甲斐もなく泣いてしまいました。なぜ耳栓をしなかったのか、なぜスピーカー近くの席だったのか、なぜ長距離移動で体調が万全でない状態でライブに行ってしまったのか...
そして、責任転嫁の悪いループの末、最悪な考え方に至ります。
「アイドルマスターシャイニーカラーズを最初から好きでなかったら、こんな思いをしなかったんじゃないか...」
もちろん全てはライブへの準備を怠った私の責任です。耳栓をしていれば症状はともかく後遺症は残らなかった可能性が高い。
自分が悪いのは十分にわかっている。もっとつらい思いをしている人は世の中にたくさんいる。
自分の症状なんて大丈夫、大丈夫と言い聞かせて気を保つしかない。
だけど、だけど、どうしてもシャニマスを起動する度に、シャニソンでライブシーンを見る度に、頭によぎってしまう。
「お前の右耳は一生治らないんだぞ」と
この一ヶ月半の間、シャニマスの情報更新を見ても常に頭の中は耳のことを考えてしまい、起きている間は終始右と左の聴き比べをしていました。「一生」という事実の絶望感に取り乱したことも数えきれないほどありました。
あれほど好きだったストレイライトのWDCも
アルストロメリアのWith youも、未だに怖くて聴けていません。。。
シャニマスを続けるのか?
こんなつらい思いをするなら、今まで私の何もなかった人生に「生きがい」をくれたシャニマスが...絶望感のトリガーに替わってしまうなら...やる度につらい思い出をするなら、大袈裟かもしれませんが、「生きる」ためにはシャニマスをやめたほうがいいんじゃないか...
そんな考えをずっと繰り返していました。
いっぱい苦しんで、たくさん考えました。
やめたくないです。
ここでやめてしまったら、私の中でアイドルマスターシャイニーカラーズの最後が、悪い思い出として残ってしまいます。
それだけは絶対に嫌だ。
後悔でシャイニーカラーズを終えたくない。
そして、これから来るであろうシャイニーカラーズの新しい喜びを失いたくない。
つらい思いをするならこれまでシャイニーカラーズが私にくれた思い出も無かった方がよかったか?心打たれたストーリーも大好きなアイドルたちとの思い出も、楽しかった考察も全部意味がなかったか?
違います。
思い出はわたしの心の中に、財産として今も残っています。
そしてこれからも新しい思い出が私の中に間違いなく積み重なって行くはずです。
たった一回の後悔で、失敗で、たとえそれが一生残ったとしても、私は自分の中でシャイニーカラーズを失うことがどうしても、どうしても我慢できない。意地でもやめてやるものか。
勿論、いまシャニマスを離れる人を否定する意図は一切ありません。好きではないコンテンツを続ける必要はないですし、楽しめないのであればもっと他のことに時間を使うのは当然だと思います。
私は「今」こんなつらい思いをしているとしても、シャイニーカラーズが好きだから、これからきっとシャイニーカラーズが私にくれる喜びが、今の絶望を和らげてくれる、感じなくさせてくれると信じているから続ける。それだけです。
最後に、私からこの記事を見ていただいた皆さんにお伝えしたいことが2つあります。
①リアルライブのときはなるべく耳と身体を労わってほしいこと!とくに耳!
スピーカーからの距離に関わらずできれば耳栓をして欲しいです!今は音質を保ったまま音量だけ下げる耳栓もあるらしいです。
自分の身体が1番大事です。せっかくのライブを悪い思い出にしないためにもお願いします!
②今シャニマスを好きな人は、自分なりのペースでいいので楽しんでほしい!
シャニマスを楽しんでください!
新情報の発表で興奮したり、ライブに行ったり、1人で楽しむやり方でもいいし、他人と共有してもいいなと思えるなら自分の意見や絵などをSNSにあげたり、嬉しいことや気づいたことの報告をしたり、youtubeやニコニコ動画に投稿したり、そうした皆さんの活動を見ることが、シャニマスを好きで楽しんでる人がこんなにいるんだなって実感することが、今の私の生きる力になります。
「それわかる〜!」って言いながらXでいいねを押す瞬間が私は大好きです。
もちろんいいねの有無に関わらず、皆さまの投稿はきっと誰かの目に留まっています。私は勇気がなく、相互フォローの人しかなかなかいいねを押せませんが、皆さまの投稿を見ています!笑顔になっています!元気をもらっています!
言いたいことがあれば言うのが吉!できればプラスの意見の方がいいけど、シャニマスの将来を考えたお気持ちとかでも、私は全然いいと思います!
(もちろんシャニ専用垢じゃなければシャニマス以外のことも!)
ここまで読んでいただいた方、長く拙い自分語りにお付き合いくださり本当にありがとうございました。
皆さまが少しでもシャニマス楽しい〜!と思える瞬間が増えることを願っています。
それでも無理をせず離れたくなったら離れるのもアリだと思ってます。せっかくの人生だから可能な範囲で、好きなことをしましょう!
それでは皆さまよいシャニマスライフを!
ありがとうございました。



コメント
3はじめまして!シンデレラの民ですが20代からライブハウスにも行っていたため、だいぶ音響外傷には悩まされました。
記事中でも触れていらっしゃいますが、ライブ用耳栓を使ってみてはいかがでしょうか。
大きな音を遮音してくれるのでライブ後にありがちな耳鳴りに悩まされなくなりますし、聞きたくない観客のコールに悩まされることもなくなります。
下はイーイヤホンの特集ページとなっていますがFitearの2000円くらいのでもだいぶ変わりますよ。
https://www.e-earphone.jp/blogs/feature/earplug
初めまして!私もシャニアニ2ndライブをday1で参加し同じく3階席にいました!
前回アニメタイアップしたLIVE FUNの横浜アリーナと比較したら、スピーカーの近くと言うのもありますがかなりの爆音だったので終演後いつも以上に耳がキーンと鳴りました。6thの時もKアリーナでLevel7(上の席)でしたが、耳がキーンと鳴ることはなかったです。
記事内にあるとおり耳栓があれば良かったと思いましたが、それより前に音圧を下げることができなかったのかなって正直思いました。
ライブ良く行くので気を付けます。注意喚起ありがとうございます……😭