「悪趣味すぎ」万博の“ぬいぐるみベンチ”展示にポケモンファン激怒、任天堂は「許諾したものではない」
何かと話題になる大阪・関西万博だが、現在展示中の“ぬいぐるみベンチ”がSNSで炎上しているという。多数のぬいぐるみがギュウギュウに透明のビニールに詰め込まれ、一つの大きな”ベンチ“とされた状態に、《これは座れない》と悲痛な声が続出していて──。 ■【画像】「悪趣味すぎ」SNSで炎上した“ポケモンのぬいぐるみ”ぎゅうぎゅう詰めベンチ 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに据えた今回の万博では、持続可能性をうたう取り組みの展示も多い中、今、X上で問題視されているのは、さまざまなレジャーサービスを手がける老舗・株式会社ワイドレジャーの体験ブース「遊んでい館?」に設置された“アップサイクル”なベンチだ。遊ばれなくなったぬいぐるみに新しい価値観をもたらすという。 「創業50年になるワイドレジャー社は、クレーンゲームやメダルゲームなどのアミューズメント事業を運営する企業です。万博では“遊びの可能性を楽しめるコンテンツ”として、高さ3mを超える『メガクレーン』や、スライムを作ったり投げたりできる『スライムファクトリー』など、大人も子どもも楽しめるエリアを用意。 出展においてはサステナブルを意識し、たとえば机の天板は古紙とプラスチックをリサイクルした素材、フローリング部分には同社の倉庫に長年眠っていたという九州産の銘木を使うなどしています。“ぬいぐるみベンチ”もその一環ですね」(旅行サイト編集者) 同社が《遊ばれなくなったぬいぐるみたちに、次の役割を与えたいという想いからつくられたアップサイクル家具です》と説明するそのベンチは、同社運営の室内型アミューズメントパーク『ASOBLE(アソブル)』ゆめが丘ソラトス店に置かれていたもの。 透明のパッケージの中に、さまざまなサイズのぬいぐるみが隙間なくぎゅうぎゅうに詰め込まれており、確かにすこし息苦しそうにも感じられなくもないが……。 あるXユーザーがこのベンチの写真とともに、 《万博に遊ばなくなったぬいでリサイクルして作りましたってベンチあったけど…デデンネさん…》 と、ポケットモンスターのキャラクターである「デデンネ」の姿もあることを泣き顔の顔文字付きで投稿すると、23日までに750万回を超える閲覧と反響を呼び、 《これは悲しい気持ちになっちゃいますね…みんなぎゅうぎゅう詰めで可哀想…》 《ぬいぐるみ供養にを神社でお金払ってやってもらってる自分は、これは座れない》 《可哀想すぎて心拍数上がるわ》 《これあまりにも悪趣味すぎません…? 自分の好きなキャラクターがこんな目に遭ってるの見たら泣いてしまいそう》 とポケモンファンの悲しみの声が殺到した。
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