デアゴスティーニがカフェ 埼玉・越谷レイクタウンに
出版社のデアゴスティーニ・ジャパン(東京・中央)は17日、ショッピングセンターのイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)に1号店となるカフェをオープンした。同社が展開する分冊シリーズの大型模型の完成品などを見ながら食事が楽しめる。一部シリーズの創刊号も販売するほか、店内のワークスペースで雑誌を読んだり付属パーツを組み立てたりすることが可能だ。
大型模型やミニチュアモデルなど約30シリーズを店内に配置し、適宜入れ替えを行う。同社の谷健二社長は、「購入者の多くが男性だが、女性や子ども向けの商品もあり、知ってもらうきっかけにしたい」と話す。食事メニューの開発などカフェの運営は、関東初出店のCROCE&Co.(名古屋市)が担当する。コラボ商品なども用意する。
これまで分冊シリーズの完成品を実物で見ることができる機会は少なかった。幅広い世代が訪れるイオンレイクタウンの店舗で実物を見てもらい、新規顧客の開拓や継続購入のモチベーション向上につなげる。
越谷市のイオンレイクタウンは2023年からリニューアルプロジェクトを実施しており、改装を含め約200店を刷新。同カフェはその1つで、運営するイオンモール(千葉市)が2社に提案して開業した。