【Excel】コマンドでフォルダを一括作成!初心者でも3分でできる裏ワザ
Excelと聞くと「難しそう…」と敬遠しがちになっていませんか?実は関数やショートカットなどの便利技を試してもいないのに、文字を見ただけで「無理だ」って思いこんで諦めている人って多いんです。
しかし、参考となるものを確認しながら一気にではなく、ひとつひとつ行うと案外簡単にできたりします。まずは難しく考えずに、「使ってみること」が大切です。
※ Instagram で色々な技や使い方を紹介していますので、ぜひご覧ください。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
普段の業務の中で毎月フォルダごとに分けていたり、カテゴリごとに分けなければいけないという方は少なからずいると思います。そこで今回はExcelを使用して複数のフォルダーを一括作成する方法を、初心者の方でもわかりやすいようにステップ形式でご紹介します。
手順1:フォルダー名のリストをExcelで作成する
①Excelを起動し、新しいワークシートを開きます。
②A列の各セルに「md」と入力します。
「md」は「make directory」の略で、フォルダーを作成するコマンドです。
③B列の各セルに、作成したいフォルダー名を入力します。
例:1月、2月、3月など。
ステップ2:リストをCSV形式で保存する
①[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選択します。
②[ファイルの種類]で「CSV(コンマ区切り)(*.csv)」を選択します。
※ちなみに文字コードの「UTF-8」を選択すると文字化けする場合があるので、「ANSI」を選択しておくと良いかもしれません
ステップ3:CSVファイルをバッチファイルに変換する
①エクスプローラで、先ほど保存したCSVファイルを表示します。
②CSVファイルを右クリックし、[名前の変更]を選択します。
③ファイルの拡張子を「.csv」から「.bat」に変更します。
例: 「フォルダー作成.csv」→「フォルダー作成.bat」
④拡張子を変更すると警告が表示されますが、「はい」をクリックして続行します。
※ファイルの拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラーの[表示]タブで[ファイル名拡張子]にチェックを入れて表示させます。
ステップ4: バッチファイルを実行してフォルダーを作成する
①作成したバッチファイル(.bat)をダブルクリックして実行します。
②リストで指定したフォルダーが一括で作成されます。
③作成が完了したら、不要になったバッチファイルは削除しても問題ありません。
補足:サブフォルダーの作成方法
①サブフォルダーを作成したい場合は、親フォルダー名に続けて「¥(円マーク)」で区切り、サブフォルダー名を入力します。