ここまでで24~600mmのレンズを揃えて一通りの撮影ができるようになったところで、以前から気になっていたレンズを購入することにしました
これは2000年発売とちょっと古いレンズですが、これは今でも特にオススメできるレンズの一つです
ニコンのレンズでは珍しくライトグレーの設定があった頃のレンズです(昔はちょっと憧れてました)

絞りリングが付いてて手ブレ補正がない前時代のレンズですが、写りやAF速度は今でも一線級です
最新の300mmPFが更に小型で手ブレ補正も搭載されていますが、PFレンズの特性で逆光耐性に難があることと、このサンヨンDと比較して高価になっています
軽量さについてはサンヨンDでも70-200/2.8に慣れていれば特に問題ではないでしょう
手ブレ補正は難しいところですが、個人的な用途では動き物を早いSSで撮影することが多くなりそうなので無くても特に問題ないと判断しました

鉄道は写真のジャンルの中では比較的立ち位置に成約が多く、単焦点レンズを使うとなると事前に使用するレンズを決めて持って行くか、全部持っていくかを選択する必要があります
そういう点で私はズームレンズをメインに使用しているので、サンニッパのような高価なレンズを購入しても使用頻度が低ければ宝の持ち腐れです
その点このサンヨンDは望遠単焦点レンズとしては安価で手に入りますし、たまに300mmがピッタリなんだよな~と思うところに持っていく程度でも元が取れるような気がします
特にフルサイズとAPS-Cの2台を持っていれば300mmと450mmの2種類の焦点距離で使うこともできます
政府専用機は当初撮影予定になかったので重い超望遠レンズを持ってきていなかったのですが、このサンヨンDを持ってきていたおかげで望遠アングルを撮ることができました

使うまでは古いレンズなのであまり過度な期待はしないようにしていたのですが、使ってみると腐っても鯛とはこのことかと思うほどの写り
しっかり追従してくれるAFやピント面のキレはもちろん、ボケ味もとても綺麗です
Nikonのレンズの中でも特にコスパに優れたレンズとして強くオススメするレンズです
と、すごくいいレンズなのですが、色々とレンズを買い替えていくうちに使用頻度が激減してしまいました
ニーヨンヨンと被るというのもあるのですが、特に厳しい問題がテレコンです
このレンズはTC-14E IIIが使用できません
必然的にTC-14E IIを使用するわけですが、ニーヨンヨン購入後にTC-14E IIIも購入しました
70-200/2.8にてレコンを付ければサンヨンの変わりとして荷物の軽量化ができるのではと考えたのですが、タムロンレンズを使用していたのでこれではテレコンが3種類に増えてしまいます
そこで思い切って全て最新の純正レンズに替えてしまおうということで70-200FLを購入し、いよいよサンヨンDを持ち出す理由がなくなってしまったのです
最新の70-200とテレコンの組み合わせがサンヨンDと遜色ないことに驚きましたが、まぁ現時点の価格が30万円超えの組み合わせなので比較すべきではないかもしれません・・・
テレコンとの組み合わせで420mm/F5.6として軽量装備で使用するのにはまだまだ使えるので、これからも大事に使っていきたいです