交番で部下にわいせつ 元警部補「何でも言う通りになると調子に乗っていた」福岡地裁で被告人質問
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FBS福岡放送
交番で部下の女性に無理やりわいせつな行為をしたなどとして在宅起訴された元警察官の男の裁判で、男は「指示する立場になって、言う通りになると調子に乗っていた」と話しました。 起訴内容によりますと、福岡県警の警部補だった30代の男は、2023年5月から6月にかけ、所属していた警察署の交番などで部下の女性にわいせつな行為をしたなどとして、強制わいせつと暴行の罪に問われています。 福岡地方裁判所小倉支部で23日、男の被告人質問が行われ、弁護人からわいせつ行為に至った理由を問われ「交番の一番上、指示する立場になって、何でも言う通りになると調子に乗っていた」と答えました。 また、検察からセクハラを超える“犯罪”と指摘されると「仕事で信頼をされていると感じて、少しぐらい許されているのではないかと思った」と話しました。 男は2023年12月に書類送検され、停職6か月の懲戒処分を受けて依願退職しています。
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