大阪・関西万博、来場者が100万人に 愛知を上回る出足
大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は23日、開幕から11日目で来場者が100万人に達したと発表した。来場者数はパビリオンの運営スタッフら関係者を含めたもので、現時点での集客は2005年の愛知万博を上回るペースとなっている。
23日午後には記念行事があり、石毛博行事務総長が「割合順調にスタートできた」とあいさつ。この日の来場者から選ばれた大阪市の宮森栄里子さん(39)、信さん(37)、陽彩(ひいろ)さん(1)に、公式キャラクターのミャクミャクをかたどったクリスタルの盾などの記念品を手渡した。
信さんは「まさか100万人目になるとは思わなかったのでびっくりした。ラッキーな一日になった」と話した。
協会によると、開幕から10日目となった22日までの累計入場者は、計約93万人。スタッフらを除くと約76万人で、愛知万博でのスタッフらを除く来場者は、開幕から10日目で62万人余りだった。
ただ、愛知では会期後半に来場者が急増した。会場への輸送能力が限られる今回の万博で、後半にどこまで伸ばせるのかが、今後問われる。
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