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BLUE MARBLE2 L1 現代に求められるリーダーシップ


Part1

「リーダー」にはどのような資質があると思いますか。
他の人に指示を与える、強くて自信に満ちた人をあなたは想像するかもしれません。
しかし、そのような一方通行のリーダーシップはあまり一般的ではなくなりました。
最近ではインターネットのおかげで、簡単に自分の意見を言うことができます。
これにより、さらに協力的な意思決定が可能になりました。

現代のリーダーは、協力的なチームを構築するために「ソフトスキル」を使います。
(ソフトスキル=人間関係の協調性や柔軟性など  ハードスキル=資格や専門技術、専門知識
これらの(ソフト)スキルは、すべてのメンバーに力を与え、
コミュニケーションを改善し、
チームワークを強化することに焦点を当てます。
成功する21世紀のリーダーは、
メンバーすべての意見を尊重することで人々をまとめます。
彼らはコントロール(管理・支配)ではなく、
コラボレーション(協力)を通して導いていきます。

今日、世界は信じられない速さで変化しています。
進行中のグローバルな課題に取り組むためには、
リーダーシップの重要性について学ぶことが役立ちます。
リーダーシップのスキルを磨くことで、コミュニティ、学校生活、
そしてあなた自身を向上させることができます。


Part2

優れたリーダーは、共通の目標に向かって協力するように、
他の人に動機(やる気)を与えることができます。
彼ら(リーダー)には自分の意見を主張するのに十分な自信が必要です。
と同時に、時には一歩下がって他の人にリードしてもらうことも必要です。
そのような指導者の良い例がネルソン・マンデラです。

南アフリカにはアパルトヘイトがあって、
有色人種を無慈悲に差別していました。
マンデラはその制度に対する抵抗を主導し、
27年間投獄されました。
彼は一方で重要な決定を下す責任を負いながら、
もう一方では他人の話を聞いて信頼するという
優秀なソフトスキルを持っていました。
彼の追随者たちの意見が自分の意見と異なる場合でも、
時に彼はそれを受け入れました。
マンデラは自由への夢を決して諦めることなく信じ続け、
1990年代初頭、ついにアパルトヘイトは終焉を迎えました。

マンデラは、現代で最も成功した指導者の一人でした。
彼は、ソフトスキルが人々をまとめることを理解していました。


Part3
人間関係に時間とエネルギーを投資することは、
より強力なチームを構築するのに役立ちます。
さまざまな分野の人と知り合うことで、
あなたはソフトスキルを磨くことができます。
優れたネットワーキングスキルを持つ指導者の
平尾誠二さんの例を見てみましょう。

平尾は日本ラグビー界のレジェンドであり、
チームのキャプテンそしてヘッドコーチとして大きな成功を収めました。
彼はそのキャリアを通じて、スポーツ、科学、エンタメ界など、
さまざまな分野の人々と交流しました。
「ラグビー以外のネットワークは私に新たな視点を与えてくれ、
 それが私の指導力を向上させてくれた」と彼は説明しました。
彼は自分のチームをより客観的に見て改善することができました。
彼がチームの(調)和を作り出すことに成功したのは、
他分野の人々との交流に大きく影響された結果でした。

現代社会では、賢明なリーダーは多くのさまざまな種類の人々から
重要な教訓が学べることを理解しています。
それを知ることであなたは
自身のソフトスキルを発展させられるでしょう。
(直訳=これを知ることはあなたがあなた自身のソフトスキルを発展させることを許容するだろう)


Part4

近い将来、多くの仕事で人間が人工知能(AI)に
取って代わられると予想されています。
効果的なリーダーシップスキルは、
絶え間なく変化する社会を乗り切るのに役立ちます。

作業タスクは単純でしばしば反復的なものがありますが、
一方でより複雑なものもあります。
前者はAIによってこなせますが、後者はそうではありません。
たとえば医療分野では、病気の診断において
人間の医師よりもAIの方が優れているかもしれません。
しかし、人間的な温かみと同情で
患者とその家族をケアできるのは医師だけです。

効果的な人間関係を築くためには
他者の感情を読み取ることが不可欠です。
明確な意思決定をするためには
状況・前後関係を理解することも非常に重要です。
どちらも人間のリーダーシップ(指導力)の基本原理であり、
簡単にAIに置き換えることはできません。

将来AIが発展しても、リーダーは依然として
困難な決断をしなければならないでしょう。
もしあなたがその立場にいたら、
あなたのソフトスキルをどのように使いますか?

BLUE MARBLE2 L2 伝統家屋の多様性

Part1
伝統的な家屋は
世界中でどうしてこんなに違うのでしょうか?
それは、人々がその自然環境に適した地域の資源を
利用しているからです。
伝統的な家屋は、
それぞれの国で快適な暮らしを提供してくれます。
日本の家屋は、利用可能な森林資源が豊富なので、
木材で作られています。

木材は、いくつかの理由で、
日本で最も人気ある建築材料になっています。
第一に、それは日本の湿気の多い気候に適しています。
木材は家の中の湿気をたくさん吸収します。
第二に、そのような家屋は耐震性に優れています。
木材はしなり、揺れの衝撃を吸収することができます。
日本では地震が頻繁に発生するので、
伝統的な家屋は木の柱や梁を有効に活用して
耐震性を高めています。
実際、日本人は家をより快適にするために
多くの賢明なやり方で木材の利用法を学びました.


Part2

ギリシャなどの地中海諸国では、
白壁の家々が立ち並ぶ美しい街並みをよく見かけます。
これらの壁は、石灰岩に由来する漆喰で覆われています。
この地には古くからこの白い石灰岩が豊富にありました。
これらの家は美しいだけでなく、
非常に実用的でもあります。

実際、これらの白壁の家には多くの利点があります。
第一に、白壁は強い日差しを反射します。
この地域では、夏の気温が40℃を超えることもあります。
したがって、これらの白壁は、
室内の温度を涼しく保つのに役立ちます。

第二に、漆喰は水をはじき、さらに消毒までします。
この地域には淡水が不足しているため、
雨水は常に重要な資源となってきました。
これらの家の屋根に降る雨水は、
日常の利用のために集めることができます。
白壁は街を美しく見せるだけでなく、
機能的な役割も果たします。


Part3

モンゴルの遊牧民は季節ごとに移動します。
これは、馬、ラクダ、羊などの家畜に
新しい牧草地を見つけるためです。
彼らの家であるゲルには、
モンゴルの多様な気候と遊牧民の移動する生活様式に合わせて
いくつかの独特な特徴があります。

モンゴルの気温は、年間を通して
-30℃から30℃まで大きく変わります。
ゲルにはストーブと煙突のほかに、
トゥノと呼ばれる特殊な円形の天窓があります。
必要に応じてトゥノを開閉することで、
ゲル内を快適な温度に保つことが可能です。

さらに、ゲルは輸送するのに便利です。
その仕事は集団が移動するときに
家畜たちが実行します。
伝統的に、ゲルは木、動物の皮、羊毛などの
天然素材で作られています。
そのため、軽量で設置や撤去が簡単です。
このようにしてモンゴルの遊牧民は
ある場所から別の場所へ簡単に移動できるのです。


Part4
世界中の人々が、快適に暮らすために
様々なさまざまな解決策を見つけようとしてきました。
そうするために、入手可能な地元の素材を
賢く独創的な方法で利用してきました。
その結果、伝統的な家屋は世界中で多様な様式を提供しています。

それとは対照的に、新築の住宅には
現代的な生活に便利なユーティリティが備わっています。
これらの家は、世界中でますます似通ってきています。
近い将来、伝統的な家屋は消滅するだろうと言う人もいます。

しかし、今では人々が、伝統的な建物の利点を認めています。
世界中の多くの地方自治体が、
国内外の観光客に伝統的な家屋を宣伝しています。
さらに、地方自治体や住民が
観光目的でそれらを改修しています。
これらの家屋の中には文化的な展示品になっているものもあれば、
世界遺産に登録されているものまであります。
このように、伝統的な家屋を保存することは、
地域経済に利益をもたらすだけでなく、
地域文化を向上させることにもなります。

BLUE MARBLE2 L3 「分身ロボット」で社会を良くする


Part1

「分身(アバター)ロボットがあれば、
 私のようにベッドに閉じこめられている(=寝たきりの)人も、
 さまざまな場所にいる人たちと交流できます。
 社会とつながることで、
 人生に意味を見出せることに私は気づきました。」

ある男性の声が、ロボットを通じて
講堂の大観衆に届けられています。
声は番田雄太さんのものですが、
実は今彼は病院のベッドの中にいます。
みんなが耳を傾けているロボットは、
彼の分身(アバター)です。

近頃では、すべてのロボットに人工知能(AI)が
搭載されていると考えられているかもしれません。
AIロボットは家事をこなし、
人間とコミュニケーションを取ることさえできます。
しかし、アバターロボットにはAIが搭載されていません。
カメラ、スピーカー、マイクが内蔵されているだけです。
オペレーターがスマホやパソコンで遠隔操作します。
他の場所にいる人と自由に会話したり、
ロボットのジェスチャーを使って
感情を表現することさえできます。
ロボットの周りにいる人は、
まるでオペレーターが実際そこにいるかのように感じます。
              →仮定法のすべて

Part2

分身ロボットは、吉藤健太朗氏によって開発されました。
彼は10代前半の頃、
学校にきちんと通うことができなかったので、
しばしば強い孤独を感じました。
その後、高専に入学して、
孤独な人々を助けるAIの開発に
情熱を注ぐようになりました。
しかし、彼はその結果に決して満足しませんでした。
彼は、AIではなく家族や教師たちが
自分を孤独から救ってくれたことについに気づきました。
「現実の人々と触れ合ったおかげで、
 私は孤独な世界から抜け出せたのかもしれません。
 AIでは孤独な人々を助けられないかもしれない。」

大学で彼は、
人々を結びつける新たな方法を生み出しました。
まず初めに彼はロボットを購入して、
その働き方を理解するために分解しました。
オンライン(ネット)で調査したり、
ロボットの専門家に相談したりして、
分身ロボットの構想(コンセプト)を思いつきました。
ロボットを人間のように動かすために、
彼はパントマイムと浄瑠璃を学びました。
1年間の試行錯誤の末、
分身ロボットの原型が誕生しました。


Part3

アバターロボットは様々な分野で活用されています。
社会福祉の分野では、
障害者の社会進出を支援しています。
番田の場合、4歳のときに交通事故に遭いました。
その結果彼は歩くことができなくなり、
ベッドから離れることさえできませんでした。
しかし、吉藤との出会いが
番田の人生を一変させました。
吉藤は番田にアバターロボットを
使ってみないかと誘いました。
番田は、障害のある人の立場として
それを使用した意見を返しました。
また彼は、
ロボットを通してベッドから会議に参加し、
吉藤のアシスタントとして働き始めました。
番田は言いました、
「社会に必要とされているように感じて、
 私は嬉しく思います。
 分身ロボットがあれば、
 私はどこにでも行けるし、
 何でもできます。」

教育の分野でも同様に、
分身ロボットは大きな可能性を秘めています。
ロボットは教室の机の上に置くことができます。
分身ロボットがあれば、
病院にいる生徒でも授業に参加できます。
さらに、休み時間や放課後には
クラスメイトとおしゃべりを楽しむことができます。


Part4

吉藤は、分身ロボットがスタッフを務めるカフェを
オープンさせました。
このカフェで働くロボットは、
彼の他のロボットよりも大きなサイズです。
これは、移動して客に給仕する(飲食物を出す)
必要があるためです。
身体的または精神的な問題のために外出が困難な人が、
そこでリモートで働くことができます。
彼らは分身ロボットを通じて、
客に挨拶したり、注文をとったり、
食べ物や飲み物を提供したりできます。
このカフェは、
社会に直接参加することが困難な人々に
雇用の機会を提供しています。

吉藤はその経験から、分身ロボットが
孤立という社会問題に対処できることを知っています。
それら(ロボット)は公の場でも職場でも
「あなた(自身)」であることが可能です。
ですから、あなたがたとえ家から出られなくても、
人と出会い、世界を広げ、
自分の人生を楽しむことができます。
吉藤は、分身ロボットによって
将来ますます多くの人が
交流できるようになることを望んでいます。
(allow ~ to ~ = let ~ 原形 = ~が~するのを許す)
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BLUE MARBLE2 L4 食品廃棄への取り組み


Part1

ヒロトはクラスでプレゼンテーションをしています。

ヒロト:
2016年に日本は約640万トンの
(まだ食べられる)食品を廃棄しました。
これはすべての日本人が
毎日お茶碗一杯のご飯を捨てるのと同じ量です。
これがなぜ悪いことなのかを説明します。

まず最初に、食品廃棄は環境に悪いです。
廃棄された食品がゴミとして燃やされると、
大量の二酸化炭素が排出されます。
さらにその灰には有毒物質が含まれており、
それが土壌を汚染します。

次に、考えるべき倫理的な問題があります。
スライド1をご覧ください。
これは、国連が途上国に提供する食料のほぼ2倍の量を
日本が廃棄していることを示しています。
今日の私たちの世界に関する、
この衝撃的な事実に耳を傾けてください。
それは、9人に1人が飢餓に苦しんでいるということです。
世界がこの貧困状態で、私たちがこれほど多くの
食料を無駄にするのは道徳的に間違っています。


Part2

ヒロト:
これほど廃棄が多いのはなぜでしょうか?
(=何がこれほど多くの廃棄を引き起こすのか?)
スライド2は、日本における企業による食品廃棄と
家庭での食品廃棄の量を示しています。

2016年の企業による食品廃棄は約350 万トンで、
廃棄される食品全体の約55%に相当します。
レストランやスーパーマーケットに届く前に、
150万トン以上が廃棄されていました。
その主な理由は、規格外のサイズまたは形状だったからです。
それに加えて、売れ残った食品も大量に捨てられています。
例えば、クリスマスケーキや恵方巻などの
特別な日のための食品は大量に廃棄されることがよくあります。
実際、ソーシャルメディア(SNS)
大量の食品が廃棄されている画像を見て、
多くの人がショックを受けました。

一方、家庭での食品廃棄は約290万トンで、
全体の約45%を占めています。
家庭では、食べ残しや賞味期限切れの食品が
大量に捨てられています。
正直に言うと、私の家族もこの罪を犯しています。
(=私の家でも身に覚えがあります。)
私は、最近まで食品廃棄について
全く考えていなかったことを恥ずかしく思っています。


Part3

ヒロト:
2019年、新しい法律が導入されました。
(その法律は)政府、産業界、消費者が協力して
食品廃棄を削減することを宣言しました。
フードバンクは、
この問題にうまく対処する方法を示しています。
これらの組織は、
食料を集めて貧しい人々に分配しています。

残念なことに、包装が少し破損していたり​​、
消費期限が近づいているというだけの理由で、
多くの食品が廃棄されています。
そのような食品を捨てるのではなく、
本当に必要とする人たちに届けることができます。
茨城県の、ある教会を例にとってみましょう。
以前は、ホームレスの人たちに
月に約2kgの食料しか提供できませんでした。
地元のフードバンクと協力することで、
教会は今では月に約6kgを配布できるようになりました。

フードバンクは、食品廃棄の問題を解決するために
前向きな一歩を踏み出しました。
しかし、日々の生活の中で廃棄を減らすために
何ができるかについて、
私たち一人ひとりもまた考えなければなりません。


Part4

ヒロトのクラスメートがヒロトのプレゼンテーションについて話し合っています。

グリーン先生:
ヒロトさん、すばらしいプレゼンテーションを
ありがとうございました。
それで、私たちは消費者として、
食品廃棄を減らすために何ができるでしょうか?

サキ:
言うまでもなく、本当に必要なものだけを買うべきです。
私の家ではアプリを使って
冷蔵庫に食料がどれだけあるかをチェックしているので、
買いすぎることはありません。

ユイ:
私は、レストランで時々完食できないことがあります。
なので、「ドギーバッグ」を試してみたいと思います。
それは、食べ残しを持ち帰るための容器です。
最近まで、日本ではドギーバッグを提供するレストランが
ほとんどなかったようです。
しかし今日、客が食べ残しを持ち帰りできるレストランが
ますます増えています。
(=ますます多くのレストランが客が食べ残しを持ち帰るのを許している。)

ケン:
「消費期限」表示を「賞味期限」表示と混同している人がいますが、
それらは全く別の物です。
病気にならないために、
消費期限を過ぎた食品は食べてはいけません。
しかし、賞味期限が過ぎた食品は、
たとえ完全に新鮮ではなくとも、
まだ食べることができます。

グリーン先生:
ありがとう、みなさん。
なんと興味深く役に立つアイデアなのでしょう!
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BLUE MARBLE2 L5 かけがえのないパートナーとしての動物たち


Part1

古来より人間は猫や犬などの動物を飼ってきました。
人々はこれらの動物から多くの利益を得ました。
猫はネズミ捕りに役立ち、
その事は人間の食料を守り、
ひいては伝染病の蔓延を防ぎました。
犬は人間とその財産を守るだけでなく、
狩りの手伝いもしました。
このように、動物は人間にとって
ずっとかけがえのないパートナーでした。

今日、人々は犬や猫だけでなく、魚や鳥、爬虫類など、
さまざまな動物と暮らしています。
一部の人々にとって、
それは親友や家族の一員のようなものです.

ある研究によると、ペットと一緒に暮らすことで
ストレスが軽減される可能性があります。
私たちが動物を抱いたり撫でたりしていると、
私たちの脳は、「幸せ」ホルモンとしても知られる
オキシトシンを放出します。
それは私たちの心を落ち着かせ、
血圧を下げることができます。
別の研究では、ペットの飼い主は
心臓発作のリスクが低いことが示されています。


Part2

動物は、特に身体的または精神的問題を抱えている人々をサポートする上で、
さまざまな役割を果たすことができます。
体の不自由な人を補助するよう訓練された介助動物がいます。
他にも、感情支援動物(ESA)と呼ばれる動物は、
精神障害のある人を慰めて元気づけます。
これらの人々はストレスや不安に圧倒されて、
突然パニック発作を起こすことがあります。
しかし、ESAと一緒に暮らすことで、
そのようなストレスをやわらげることができたり、
医学的な治療の代わりになることもできます。

一部の国では、
飼い主が医療の専門家によって発行された書類を取得すれば、
オウムやハムスターなどの動物でもESAにすることができます。
一部のESAは、介助動物と同様に、飼い主と一緒に
電車、バス、または飛行機に乗ることができます。
これは、飼い主が自由に移動できて、
公共の場所でより安全に感じられることを意味します。
だから、ESAとの交流は精神的な問題を抱えた人々に、
世界を広げるより多くの機会を与えてくれます。
このように、ESAは社会を
より包括的(=全員参加型の社会)にしてくれます。


Part3

一部の国では、動物介在療法によって
人間の生活の質(QOL)が大幅に向上しています。
介護施設では、日々の生活にはあまり変化がありません。
そのため十分な刺激が得られずに、
気分が落ち込んだり退屈したりする居住者がいます。
しかし、動物を抱きかかえたり、なでたりすると、
住人はしばしば元気を出して笑顔になります。
この相互作用は、彼らの生活に
快適さと喜びを加えることができます。
これらの人々の多くが、毛むくじゃらの友達の
次の訪問を楽しみにしています。
病院やその他の団体でも動物介在療法が使われています。
たとえば小児病院では動物たちが若い患者をサポートし、
治療の間、子供たちを励まします。
乗馬やイルカとの泳ぐなどの、
特別プログラムを提供している団体もあります。
これらの活動は、発達障害や
神経障害のある子供たちを対象としています。
動物とのふれあいは、子供の感覚、運動の能力、
そしてコミュニケーション能力を向上させることができます。

幅広い医療分野において、
動物は重要な役割を果たすことができます。
動物は病気を直接治すことはできませんが、
確実に人間の幸福を高めることができます。


Part4

動物は、医療以外の方法でもその可能性を発揮します。
彼らは、人生において間違った道を歩んだ人々を
社会復帰させることによっても社会に利益をもたらします。

日本には、矯正施設での興味深いプログラムがあります。
年若い犯罪者が、犬の訓練プログラムに参加しています。
最初、少年は犬の態度の悪さに挫折を感じるかもしれません。
しかし、協力し合ううちに、
犯罪者と犬は徐々に絆を深めていきます。
このプログラムは、
若い犯罪者たちがより良い方向に変化するのに
役立てることができます。

犬の訓練プログラムはもともとアメリカで始まったもので、
非常に効果的でした。
一般的に、アメリカの矯正施設を出所した後、
すべての犯罪者の約半数が再び罪を犯します。
しかし、このプログラムを終えた犯罪者は、
はるかに優れた結果を残しました。
驚くべきことに、
彼らのほとんどが再び犯罪を犯すことなく、
より良い人生を見出しました。

動物は社会において多くの重要な役割を果たしています。
彼らは、私たちを守り、慰め、より良い方向に
導いてくれるかけがえのないパートナーなのです。
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