/ 0

国民健康保険の外国人納付率63% 厚労省が初調査公表

詳しくはこちら
think!多様な観点からニュースを考える
鈴木亘さん他1名の投稿鈴木亘滝田洋一

厚生労働省は22日、外国人の国民健康保険(国保)の納付率が63%だったとの調査結果を明らかにした。世帯主が外国人の場合を抜き出して集計できる全150市区町村の集計で、初の調査となる。同じ150市区町村で日本人も含めた全体の納付率は93%だった。外国人の納付率の低さが浮き彫りになった。

自民党の在留外国人の医療に関するワーキンググループ(WG)の会合に提示した。原則として2024年4〜12月の金額ベースで納付率を調べた。

外国籍を持つ人でも在留期間が3カ月を超え、勤務先の健康保険組合などに加入していない場合は国保に入る必要がある。自営業者や留学生らが該当する。

自民党WGの自見英子座長は会合後、記者団に「マンパワーの限界など自治体だけでできることの領域を超えている部分があるのではないかとの指摘があった」と語った。自治体担当者らからの聴取を進め、納付率を高める対策を練る。

経済・社会保障 最新情報はこちら

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
  • 鈴木亘のアバター
    鈴木亘学習院大学経済学部 教授
    分析・考察

    是非とも、年金保険料の納付率も調べる必要がある。国民健康保険料の納付率が約6割ということになると、年金保険料もおそらく、それに近い低さなのではないか。しかし、現在、国会への法案提出が検討されている年金改革法案は、外国人の年金保険料納付率が日本人並みに高いことが前提となっている。日本人の少子化が厚労省の想定以上に進んでいるが、外国人が日本にどんどん入り、2070年には10人に1人になるとされる。その外国人が、日本人並みに年金保険料を払うから日本の年金は100年安心だと言うのである。しかし、実際に外国人の保険料納付率が低ければ、100年安心ではなく、年金法案の前提が崩れる。早急に調査を行うべきだ。

    この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
  • 滝田洋一のアバター
    滝田洋一日本経済新聞社 客員編集委員
    ひとこと解説

    ①例えば東京都豊島区のHP。「法務省では、外国人労働者の受け入れ拡大に伴い、保険料を一定程度滞納した場合には、在留期間の更新を不許可とする等の対策を講じることを検討しています」とあります(https://www.city.toshima.lg.jp/110/tetsuzuki/nenkin/kenkohoken/seiri/1905121234.html )。 ②「納期限までに保険料が納付されない場合は、督促状を送付します。また、文書や電話、訪問による催告を行う場合もあります」と警告していますが、かなりの行政負担がかかり、かつ財政負担も増していることがうかがえます。 ③国民健康保険の外国人納付率が63%にとどまるとの厚労省の調査からも、自治体への重圧は相当なはず。外国人受け入れ拡大に伴う負の側面から、国会も政府もいつまでも逃げている訳にはいかないと思います。

    この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
エラー
操作を実行できませんでした。時間を空けて再度お試しください。

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_