リリはいつも酷い毎日だった。ファミリアからも暴力にされた、冒険者も信じられなかった。今回もそうだ、このベル様もどうせ見下してるに決まってる。そう思ってたのに………
「今回は15階層に行こう」
ベル様はレベル2だと聞いたのですか。やばすぎますよ!!どういうことですか!ベル様、完全にモンスター達を倒しまくり、ミノタウロスは拳で倒すし、強すぎますよ!
デコピンで倒すことが多いすぎます!そのおかげで魔石が手に入るのは嬉しいのですが……。でもベル様は優しすぎます、騙されることだって、多い筈です。今日のダンジョンを終え、解散した。リリはいつものお店に向かった。ここのお店は色んな物を売ってくれる。今回はベル様が使ってた黒いナイフと白いナイフだ、この二つを売れば大量のお金が貰えるはずだ。
鑑定してもらった。でも……
「この二本は60ヴァリスだな」
「え!?」
「この二本共、全然使えない」
リリは店を出た。彼女はとても信じられなかった、あれだけのモンスター達を倒してたったの60ヴァリスなんてとても信じれない筈だ。すると目の前に歩いているのはアストレア・ファミリア疾風のリューリオン レベル6冒険者だ。リリは二本のナイフを袖に隠し、通り過ぎようとした。
「そこのパルゥム、袖に入れた二本のナイフ見せてほしい。知人の物と似ている」
「……これはリリのです…。貴方の勘違いです…」
リリは白を切ろうとしたが、リューには通じなかった。リューは持っていたヴァリスをリリの左手を当てた。リリは二本のナイフ落とし、その場から逃走した。リューは追いかけようとしたが、先に二本のナイフを回収した。
その頃ベルは落とした思ってる二本のナイフを探している。本当にどうしようと思っていると、目の前にゼータが現れたのだ。
「どうしたのベル?」
「実は……」
ベルはゼータに二本のナイフ事を言うとしたが、リリとぶつかった。さらにリューも現れた。リリの姿を見て、シアンスロープと呟くのだった。
「あの…リューさん!二本のナイフ見ませんでした!黒のナイフと白のナイフを…」
「これですよね?」
リューは先程回収した二本のナイフを見せる。ずっと探していたものが見つかり、ベルはリューの手を何度も触るのだった。リューは顔が赤くなっており、ゼータ膨れている。ベルが二本のナイフを持つと、輝く。リリはそれを見て驚く。
「あの何処で見つけました?」
「実はとあるパルゥムが持っていました。」
「パルゥム?」
「ええ、クラネルさんの知り合いにパルゥムは居ますか?」
「居ませんよ?」
リューは分かりましたと言い、パトロールに戻るのだった。するとゼータに掴まれる。ベルは何かやらかしたのか思っている。
「ねぇ、ベル今日、この後予定ある?」
「え、無いよ」
「じゃあ、ご飯食べに行こう。君も」
「え…はい…」
ゼータは二人を連れて何処かのお店に連れて行くのだった。それを見たヘスティアは落ち込むのだった。夜になり、ヘスティアはとある神と一緒にご飯を食べている。そして今日あったことを愚痴ているのだった。
「浮気なんて酷いぞベル君!」
「まぁ、浮気よくないな」
「あの子らなんだよ!聞いてよエレボス!!」
「まぁまぁ、少し落ち着けよヘスティア」
エレボス、今はエレボス・ファミリアの主神だ。ヘスティアとは同じ天界に居たが、会うことは少ない。下界に降りてから会うことが多くなった。ヘスティアはお酒を4本飲んだ。
「ベルは居なくならないでくれよ」
「大丈夫かヘスティア?」
「愛してるよ!ベル君!!」
ヘスティアは叫ぶのだった。エレボスはそれを見て、大変なことになったと思っている。ヘスティアをホー厶に運ぶのだった。
次の日
ヘスティアは頭が痛いと言うのだった。原因は分かっている昨日エレボスと一緒にお酒を飲み過ぎたからだ。今日はダンジョンをお休みし、ヘスティアの看病をするのだった。
「大丈夫ですか神様」
「何とかね(やばい全然覚えてない。エレボスは何か知ってそうだけど、教えてくれないし)」