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MyGO!!!!!とトゲナシトゲアリの楽器について、元バンドマン視点で語る②

ギターは基本的にシングルピックアップ派のケルティック☆タイチです。
わんばんこ。

前回の記事でMyGO!!!!!とトゲトゲの楽器比較という事で、ギター編を書きましたが、少々お時間空いてしまいました。すみません。
そんなわけで、ベース・ドラム編となります!
今回も私の元バンドマン視点での主観満載でお送りしますので、そこんトコロ夜露死苦。

ちなみに前回記事はこちら。

ベース比較

トゲトゲ ルパさんのベース

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©️東映アニメーション

なぜでしょう。ルパだけはルパさんとさん付けしないといけない気がします(笑)
ルパさんの使用ベースは「Gibson」というメーカーの「SG Standard」というモデルです。
メーカーの「ギブソン」はギターやベースに疎い人でも聞いた事があるんではないでしょうか。

「ギブソン」は「フェンダー」と対を成す超有名老舗ギターメーカーですね。
「フェンダー」がストラトキャスターやテレキャスター(前回記事の仁菜の項で紹介したよね!)などのシングルピックアップの角ありギターを多く作っているのに対し、「ギブソン」はレスポール(B‘zの松本さんがよく使っているやつ)に代表されるハムバッカー搭載の丸いギターを多く作っているメーカーです。

そんな「ギブソン」のギターの特徴は、ハム特有の太くて歪みの強いハードロック向きな音と言えるでしょう。
シングルピックアップに比べ出力の強いハムバッカーなので歪ませやすいというのが、多くのハードロックミュージシャンに愛される所以です。
メタル系のギタリストでシングルピックアップのギター使っている人なんて、ほとんど見かけませんよね。

前置きが長くなりましたが、そんな「ギブソン」の特徴を持っているこの「SG」というベースも、フロント・リア共にハムバッカーのピックアップを載せています。
ちょっと特徴的なのが、フロントもリアもハムなのですが、フロント側の方がデカいピックアップになっており、力強くまろやかな音が出ます。
リアもハムなのですが小さめのものになっており、だいぶブリッジ寄りについている事もあり、固くてカリカリした音が出ます。
この二つを組み合わせてサウンドメイク出来るのが特徴ですが、個人的には全体的にこもった様な音がすると思います。
アタック音が強く出るというよりは、パワーはあるけれどまろみがあって、太い音が出るイメージです。
旧き良き時代のベースというイメージを強く持ち、エレキベース登場初期から愛されるベースでもあります。温故知新。

ルックスも左右対称の角二本と、かなりロックな見た目をしています。
ベースとしては珍しくネックの長さが短い「ショートスケール」を採用しているので、ステージ上での取り回しが良いという点と非常に軽いという特徴を持っており、手の小さい女性でも弾きやすいモデルです。
果たして背の高いルパさんにその考えがあったのかはわかりませんが、そのロックなルックスが気に入るのなら、女性にもおすすめのモデルです。
こいつをエフェクター(ベースオーバードライブ)でガンガンに歪ませて弾くのがルパさん流

トゲトゲのバンドとしてのサウンドでは、ベースは歪んでいる事が多く、ピックでゴリゴリ刻むというよりは、指弾きで輪郭が不透明な歪みでバンドサウンドの底面を支えているイメージなので、そういう意味ではこのSGは最適なベースだと思います。
実際の演者(CV)の朱李さんはSGとは違ったタイプのベースを使用していますが、音のイメージはむしろSGっぽさを狙っている感はありますね。

ルパさんが表向きはいつも笑顔でニコニコしているのに結構な毒を吐いたり笑顔で喧嘩上等しちゃうあたりも、なんとなくこのベースの出す音に共通しているような気がします(笑)
あと、SGはストラップでぶら下げた時にめっちゃ重量バランス悪いのも、なんとなくルパさんっぽいです。

MyGO!!!!! そよりんのベース

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なぜでしょう。そよだけはそよりんと呼ばないといけない気がします。
本人は嫌がっていますが(笑)

さて、そんなそよりんのベースは「ESP」「GB Soyo」というモデルです。
これはもっともオーソドックスなベースであるジャズベースとはちょっと違い、ジャズマスターのような絞ってあってちょっとスポーティなシェイプをしています。
このシェイプをベースに採用するのは、どちらかと言うと近代的なイメージがありますね。
ベースの基本はやっぱりジャズベとプレベなので。(気になった人は調べてみてください!)

搭載しているピックアップはフロント・リアともにセイモアダンカンのssb-4というソープバータイプのハムバッカー。
ピックアップで電池を必要とするものをアクティブ、電池無しで作動するものをパッシブと言うんですが、パッシブにも関わらずアクティブに近い音が出ます(笑)

どういう事かというと、アクティブピックアップは単体でも出力が強く、アタック感の強い張りのある音が特徴的です。
低音も出るけど、ブリブリした音が出る!(語彙力)って感じなんですが、このssb-4はパッシブなのに低音もクリアで中音から高音も結構抜けがよくてブリブリ感があります

MyGO!!!!!のバンドサウンドって、ギター二人が結構オーソドックスな音色なのに対して、そよりんのベースサウンドがゴリゴリに尖っているのが大きな特徴だと思っています。
そんなサウンドを作れるように、パッシブだけどクリアで低音も強いこのピックアップは、歪ませて良し、クリーンで良し、ピック弾きでも指弾きでも良しと、オールマイティに使えつつも悪っぽい音も出せる、まさに表向きは良い子ちゃんだけれど内面に策士で自分本位な部分を隠しているそよりんっぽいチョイスと言えます。

ルパさんが旧いタイプのベースでモコっとした音を出すのに対し、そよりんは現代的なベースでアタック感強めのゴリっとした音を出しているのが、ベーシストとして結構対極的で、どちらのバンドもBPM(テンポ)の速いパンクサウンドを演奏しているのにアプローチが真逆なのが面白いなぁと。

ちなみにそよりんはピックと指を使い分けていますが、「詩超絆」でのピック弾きのあのゴリゴリ音は最高ですよね。
音源で演奏しているのはスタジオミュージシャンなんでしょうが、それでもあの感情が乗っているようなゴリゴリは正直しびれました。
私も腐ってもベーシスト。やっぱりベースの音には結構好き嫌いがあり、こだわりがあるんですが、「詩超絆」のあのベースは脱帽です。
めっちゃ気持ち良かったです。
早く劇場版後編で、映画館のデカいスピーカーで聞きたいです。

ドラム比較

トゲトゲ すばるのドラムセット

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©️東映アニメーション
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すばるは「Pearl」というメーカーのドラムですが、基本的にはスタジオやライブハウスのドラムをレンタル使用です。
さすがにスネアドラムとキックペダルは自分のものでしょう。
なので、楽器の特徴を語るよりも、そのセッティングを見て行きます

すばるのセッティングはずばりオーソドックス
一般的な1バス、2タム、1フロアタムという構成にシンバル類も特に特徴的なものはなく、まさに王道セッティングという感じですね。
シンバル類は「Zildjian」の物が多そうです。
キックペダルはツインペダルタイプなので、ツーバスドコドコな使い方も出来ますが、今のところそんな曲はトゲトゲの曲にはないので、テンポの速い曲でダブルキックが追い付かない場合に使用していると思います。

驚くほど王道なセッティングなので、あんまり言及する事もないのですが、ここまで王道セッティングだとやっぱりどんなスタイルでも叩き易いだろうな、という印象です。
すばるのプレイスタイルは結構手数が多いイメージなので、そういう意味ではこのオーソドックスなセッティングこそ適しているのかもしれません。
個人的には派手めなドラムプレイなので、ハイタムをもう一個、二個増やしてもいいかなぁと思いますが。

このセッティングの利点としては、どこのスタジオでも、どこのライブハウスでも応用が利くし、セッティングが楽な点が挙げられます。
結構それって大事で、ドラムのセッティングが特殊な人はスタジオ入ってから音出すまでの準備に時間かかるんですよね。
そうすると練習時間も削られるし、荷物多くなるし、あんまりいい事ないんです。
正直、ギターやベースの機材ほど音が変わるわけではないし(笑)
こんな事言うとドラマーにスティックを鼻の穴に突っ込まれそうですが。

ですが、このスタンダードなセッティングをすばるが使っている、というのもリアルなバンドというものに解像度が高いガルクラの特徴でもあると言えるでしょう。

MyGO!!!!! 立希のドラムセット

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©️BanG Dream! Project
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立希のドラムセットはすばると同じく「Pearl」ですが、明確にモデルが決まっており「Masters Maple GUM」というモデルの特注色です。
このモデルがどこのレンタルスタジオに置いてあるんだ!という話ですが、別にいいのです。
BanG Dream!とはそういう世界線なのです。

ドラムのモデルを比較するのは不毛なので、ここはすばると同じくセッティングを見て行きたいと思います。
ドラム構成は1バス、2タム、1フロアタムとすばると同じ構成。
ツインペダル使用という点も共通していますが、シンバル類は「SABIAN」が多そうです。

構成は同じですが、セッティングがちょっと違いますね。
すばるのセッティングは超王道だったのに対し、立希のセッティングはバスドラムの上にタムが乗らない、タムタムの位置が左に寄っているのが特徴です。
これによって演者の正面が通常のツータムセッティングよりも抜けている為、オーディエンスから手元が良く見えるセッティングです。

さらに、これは好みの問題でしょうが、通常ならロータムがある場所にライドシンバルがせり出しているので、全体的にドラムセット自体が低いイメージになっています。
またスプラッシュシンバルもタムと一緒に左に寄っているので、演者から見た右側にスペースが結構あり、リズム隊のベーシストと視線が合わせやすいというのが特徴的と言えるかもしれません。
そよりんと立希は元CRYCHIC同士、ちょっと特別なのも胸熱です。

さて、なぜ立希のセッティングがこんな感じでちょっと特殊なのか、というとこれは演者(CV)である林鼓子さんに由来しそうです。
ちょっとこちらのドラムセットをご覧ください。

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©️BanG Dream! Project

はい、ほぼほぼセッティングが一緒ですよね。
このドラムはBanG Dream!では先輩バンドとなる「Morfonica」のドラマー、二葉つくし(CV:mika)のセットです。
このmikaさんと言う人はBanG Dream!に関係するリアルバンドのドラム指南を長年務めている方で、ポピパもロゼリアも、もちろんMyGO!!!!!もこの人を師事しているわけです。
なので、mikaさんのセッティングをそのまま色濃く受け継いだのが林鼓子さんで、必然的に立希ちゃんもこのセッティングになっていると思われます。

立希のプレイスタイルは結構慎重派というか、そんなに手数を増やすよりもどっしりとリズム隊の要としてバンドを支えているイメージがあるので、ゴリゴリしたそよりんの音と相まって、結構地に足のついたリズム隊を構成している感じがします。
そういう意味では、華やかなイメージのすばるのドラムとは対極にあるような気がするのですが……こじつけが過ぎますかね(笑)

まとめ

そんなわけで、ギターに引き続きベースとドラムについて比較してみましたがいかがでしたでしょうか。
ギターの比較でも書いた通り狙ったものではないと思いますが、バンドとしては結構両極端なキャラクターの楽器チョイスだなぁ、とつくずく思いました。

おかんのような包容力と秘めたる暴力性で、主張強めだけれど基本に忠実なすばるのドラムを支えるルパさんという、トゲトゲのリズム隊。
涼しい顔して現代的で攻め攻めなそよりんの音を、個性派なセッティングだけれどどっしりと支える立希という、MyGO!!!!!のリズム隊。

どちらもそれぞれのバンドの色を出していて、非常に興味深かったです。
これにて元バンドマン視点で見た、楽器比較は終了となります!




え? 智のキーボードはどうしたって??
ぼくちん、鍵盤の事はよくわかんない!


お後がよろしいようで。
失礼しました。

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