和歌山県内初の公立夜間中学として和歌山市立和歌山高校内に開校した「和歌山あけぼの中学校」の開校・入学式が12日に行われ、10~70代の新入生9人が新たな歩みを始めた。
式では新入生らの名前が読み上げられ、藤範登志美校長が「学校生活では新しい発見や感動が待っています。学んだことを生かして自分だけの特別な才能を見つけ伸ばしていってください」と呼び掛けた。
生徒代表の70代女性は「勉強したい気持ちがありましたが機会がなく、和歌山あけぼの中学校の存在を知り希望が湧いてきました。新入生一同それぞれの目標に向かって、仲間と支え合いながら1歩ずつ前進していこうと思います」と決意を述べた。
入学式を終えた和歌山市の10代女性は「小学校で不登校になり、学び直したいと思い入学しました。みなさんと話したり文章を書いたり、いろんな学校生活を経験していきたい」と抱負を語った。
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夜間中学は、さまざまな事情で十分に教育を受けられなかった人が、国籍を問わず通うことができる。条件は4月1日時点で15歳以上の県内在住者。同校の定員は60人で、引き続き生徒を募集している。2学期が始まる前の8月ごろまでの申し込みで、今年度生として入学できる。問い合わせは、市教委学校支援課(073・435・1139)。