INFJな私のいじめ体験記
孫子曰く「よく戦うものは人を致して、人に致されず」
とよく引用する私なんですが、そんな私もいじめにあったことがありまして、今回はその話をしていこうと思います。
ちなみに、INFJで内向的なので、いじめ自体はよくあうみたいなんですが、後述の理由で私がいじめと認識してなかったことが多いので、いじめで話せるネタはこの件くらいです。
時期は、小学6年生の頃、中学受験の塾で起こったことです。
発端は、私の塾内の順位が上昇したのがきっかけで、当時仲の良かった友人の一人がグループを作って執拗にいじめてきたんですね。その中の数人が自分より上の順位だったので、原因は嫉妬ですね。
当初は、言葉による攻撃で、私は幼い頃から「人の話を真面目に聞く性格ではなかった」で、言葉責めに鈍感な人間ですので、それをいじめと捉えてなかったようです。周囲の人間が言うには「いじめそのもの」だったらしいのですが、私は涼しい顔で聞き流してた、どころか、面白がって反論してたらしいです。
というか、口喧嘩になったらあの人達が私に勝てるはずがないですしね。
それが、彼らの癇に障ったのか、有形力の行使によるいわゆる暴行罪が成立しそうな行為を仕掛けていたらしいです。が、私は昔から強気というか若干殴り合いが好きというか、ケンカごっこと勘違いして、遊びだと思って参加してたみたいです。
そうこうしながら、相手をボコボコにして楽しんでいたので、彼らの目的は達成されずにストレスが溜まっていたそうです。そんなこんなでテキトーにあしらいながら数ヶ月経ちました。
ある日、いじめグループの中心人物の一人が、私の弁当にゴミを入れてきました。
この時は頭にきたというか、一瞬で頭が冷えました。これを見逃すと繰り返されるなと。故に、今後を防止しないとと行動しました。
まずは、彼の魔法瓶を取りに行き、彼を捕まえて床に伏せさせて、マウントの体制で何度も何度も彼の顔を魔法瓶で殴打しました。若干、血まみれになっていましたが、あまり気にしませんでした。
加減はしてましたから。死なないように、鼻や歯は折れないように。イタズラされてその代償が少年院とか高額の治療費とか洒落になりませんから。あくまで抑止力として機能させないといけません。
目的は、痛みを与えつつ、怪我を多少する範囲内で徹底的に恐怖を与える。
その時、服に血がついたのですが、ちょっと汚いと思い、彼の服に擦り付けたのはいい思い出です。より滲んでのちに捨てる羽目になりましたから(笑)
おそらく30発程度殴ったあたりで、塾の先生がやってきて止められました。頃合いだと思っていたのでナイスタイミングです。これ以上だと、そろそろ頬骨あたりが危なくなってきたと思うので、そろそろかなとも思ってましたが、同級生が実行力を持って止めないので、ちょっと困っていたところですね。
「やめて」だの「かわいそう」だの「ひどい」だの口でいくらでも言えますから、傍観者としてみていた人達も内心本気で止めようとは思ってなかったのでしょう、とそう勝手に誤解してました。
そして、自分がいじめにあっていたのを知ったのは先生からの事情聴取中です。病院送りされた彼の仲間から聞いて初めて知りました。私がいじめられていたと。
爆笑しました。あの時以上に笑ったのはダウンタウンのコントを見た時くらいでしょうか。
「自分より強い人間をいじめる馬鹿がいるのかよ」
先生がなにやら注意してきたのですが、私の言い分は
「やってきたということはやられる覚悟があるってことじゃん。っていうか、ゴミを入れた弁当の弁償もしてね。治療費はその後に払ってあげるよ」
これだけでした。なんか色々ごちゃごちゃ言われたのですが、中身のない説教を聞く気にもなれなかったので、聞き流していたので記憶にありません。
そのうち、両方の母親がやってきて、こちらの母親は平身低頭で、向こうの母親は私を色々非難してきましたが、私はニヤニヤしながら
「うちは金持ちだから治療費くらい出せるから安心しなよ。それより、次やったら今回以上にやるからね、オバハン」
と通達しました。また、なんか言ってきたから
「いやいやいや、ただの宣言だから。あれしたら、これやるよってだけの。されたくなかったら、しなきゃいいんだよ。っていうか、いじめられたのは俺らしいから、まずはその立場を優先させてもいいんだよ」
とこんな感じで、とりつくしまもなかったそうです。
今思えば、相手の子は「内申点も大幅に考慮される中学校を狙っていた」というのも頭に入れて、交渉してたんでしょうね。
「いじめの実態を学校にチクるよ?」って
うーん、なんてしたたかな。
まあ、私の場合、INFJと言っても直観が主の人間だから感情論を訴えてきても、条件処理するだけなんですよね。あと、未来に渡って不利になると思ったら、徹底的に排除しようとするのが直観だから、迂闊にいじめてくるのはオススメしません。
後日談
その後、彼は高校大学を卒業して、大学院に行って卒業して、引きこもりになりましたとさ。対人恐怖症で就職がうまくいかずに、仕方なく大学院に行って、その後、就職も進学もうまくいかずに、自宅警備員になって統合失調症を患っているそうです。ちゃんちゃん🤗オチがつきました。
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