ナチス政権、731部隊、ロシア・ウクライナ戦争、日本の内乱罪。歴史は繰り返すようです。

先週、今後の方針を打ち出しましたが、日本人はどうも勘違いをしているようです。

戦前ではあるまいし、全体主義、国家的な隠蔽や口裏合わせがこの時代に通用するはずもなく、みなさんがしてきた反社会的行為や社会的立場のある何十人もの方々が日本では内乱罪(国家転覆罪)や人権弾圧が起きていることを認めたという事実が裁判所などで認められ、日本が隠している事実が次々と表に出るだけのこと、あまり熱くなる必要はないと思うのですが。被害者は多く署名運動までしてますし。

日本は世界から非難されるか、自浄作用がはたらいて日本でリアル内戦が起きるかどちらかになりますが、1億人いれば考え方も1億通りあります。

前回書きましたが、たくさんの警察官、役人、企業さんはありのままを話してくださり訴訟にも協力的です。じきにわかることですからあれこれ書くつもりはありません。

 

前置きはこのくらいにして、いまの日本そのままですので、こちらの映画のレビュー記事をご覧ください。

https://ameblo.jp/muramomuramo/entry-11228838919.html

 

 

映画 『エス~es~』 『THE WAVE』~実際に起きた心理実験の映画化~

es = 「精神の奥底にある本能的エネルギーの源泉=id(イド)」の意味

この作品は71年にアメリカのスタンフォード大学で、社会心理学の権威フィリップ・ジンバルドーらによって、”実際に行われた心理学の実験の映画化。
心理学研究史の観点からは、”ミルグラム実験”(アイヒマン実験)のバリエーションとも考えられている。

この事件が当時アメリカの学会(学術学会)で問題となり、その後、同種の実験はあまりに危険なため禁止された。

現在も訴訟問題が続いている。


話の内容は、新聞広告で集められた24人の被験者たちを、刑務所と同じ環境で「囚人役」と「看守役」に分けて2週間過ごさせ、被験者の行動と心理状態を観察する実験で、被験者も最初のうちはそれぞれの役を面白がってやってたんだけど・・・

どえらい事になってしまう・・

 


「役割」を与えられた人間の心理状態や人格は、こうも変化していくのかって感じでどんどん変わっていきます。

「看守役」達は徐々に罰を与えること、弱い者たちを服従させることに優越感を覚え始め、また日常では底辺にいたりイジメられるような弱い人間が権力を与えられることで、自分が今強い立場側にいると錯覚に陥り、恍惚感に酔い始める。

 


「囚人役」達はその事に対して怒り、反抗するのだけど、徐々にエスカレートする看守役たちの残酷な罰に耐えかね始め、次第に服従するようになっていき、囚人役達は恐怖や絶望感に追い込まれ始めます・・。

この映画はそんな人間の変貌と恐ろしさを観ている側にリアルに体感させてくれます。


下手なホラー映画よりスリリングで恐ろしい・・

権力を与えられた人間と力を持たない人間が、常に同じ空間にいると、理性を失い暴走してしまう。
それらが役割を与えられただけで、個人の性格/人格に関係なく起きてしまう・・。


この映画は観たあと不快感でいっぱいになるので、そういうの苦手な人にはオススメ出来ないけど、自分の中にもこういう一面があるんだってことを、改めて認識するには良い映画です。

「さてあなたは理性を保つことが出来るでしょうか?」

ちなみこの実験はわずか6日間で中止になってしまい、アメリカでは2010年ごろまで公開が中止されてたみたい。



実際に行われたアイヒマン実験を扱った映画は他に、2009年に公開の「THE WAVE」というドイツ映画があり、この作品はドイツで「es」を超えるヒットを記録したらしい。

ストーリーは自由な雰囲気で生徒に慕われるベンガー先生が、校長の要請で独裁制の授業を担当することになる話で、その授業の目指すところは、いかに独裁「ナチズム(ナチスを代表とするイデオロギー)」が間違っていたのか生徒に学んでもらおうって授業なんだけど、
生徒たちは「現在のこんな自由な時代にナチズムなんて起こらないし、間違ってることだって授業で学ばなくても理解している。自分たちだったらナチのような独裁制(全体主義)には絶対反対するね。」などと言いあまりやる気のない状態。

それで先生が思いついたのが、「発言するときは挙手して立つ」など独裁制の実験を取り入れようという提案だった。
そして独裁には指導者が必要という事になり先生自らが独裁者となり、生徒たちは規律にはなんでも従う(服従)するという実験がスタートする。


先生の意図は、「それを授業で実践すれば、生徒たちにも独裁」の危険性についてもっとリアルに理解してくれるんじゃないか。」というものだった。
その独裁の授業がはベンガー先生の予想を超え、独裁制に魅了された生徒たちは、理性やモラルが崩壊し始め、学校外でも過激な活動をするようになり、ラストには取り返しのつかない大事件に発展する・・

 

※ 独裁のルールに従わない人を殴る、脅すという事件が多発し、先生が「君たちの暴力はナチズムと同じものなのだよ、実験をしているうちに本当にナチスになりかけてしまったんだ。」というと生徒達は泣き崩れた。(補足)

 



「es」と同じで、この映画で重要なのは「支配欲求と従属欲求」
つまり「権力を与えられた人間と力を持たない人間」人間の支配したいという支配欲求と、人に支配されたいという従属欲求がそこには存在する。両者は対極にあるのではなく、同一の人間の中に同居しているということ。

またアメリカの心理学者マズローの論文「自己実現理論」の中に所属欲求というものがある。
所属欲求とは、「人間関係・他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚」のことで、大多数の人は、「支配する欲求」よりも「支配される欲求(強く誇れるもの)」に所属して達成感を味わい、この「所属欲求」を満たしているんじゃないかとも思った。その方が楽だし安心するからだ。

日常では底辺にいたり、イジメられるような弱い人間が権力を与えられることで、
自分が今強い立場側に所属し、その中で他者に受け入れられているという錯覚に陥り、場合によっては理性を失い暴走する。
それはその人の置かれている状況により変化すると思うんだけど、例えば映画の中のイジメられっ子だった青年は、家族との関係が希薄だったし、ほかにも人種や成績の悪いヤツなど、何かしらのコンプレックスや不満持っている人ほど、従属欲求、所属欲求が強く、また洗脳されてることに気づかず暴走しやすい。

あとこの支配欲求と従属欲求の危険な点で、気になった場面がもう一つ映画の中に出てきた。
それはベンガー先生自身がリーダー(独裁者)として、生徒たちを支配しているという恍惚感に、いつのまにか酔ってしまっている場面。

ここに「支配する側」と「従属関係」の中での洗脳において、「従属者」だけではなく「支配する側」もそれに気づかず洗脳されてしまうという事が示されている。

このように人間が本質的に備えている能力がこの映画のベースになっていて、話は大きくなるけど、人類史をここまで築きあげ、文明を発展させてきたという側面もある一方、戦争や虐殺などダークサイドに落ちていくような側面もある。それは人間が存在する限り避けがたいのだろう。

 

 


規模は違えど日常の中にも独裁制は存在し、またそれを認識してても簡単に陥りやすい。
映画と同じで手遅れになる前に気付く自分でありたいなぁ・・

 

 

 

 

日本でこれから何が起きるか予想できそうな記事あるので読んでおいて損はありません。

 

 

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