サービスの開始時期については、人気シリーズの最新作「モンスターハンター ワイルズ」(カプコン)が発売される25年春に照準を定めていた。「最大のタイトルがモンハンワイルズだと思っていましたので、そこに間に合わせることを“最優先”としました」。もちろん本体のレンタルサービスの始めるに当たり、販売元であるソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とも「がっつり話をした」という。
PS5レンタルを実施する店舗は、1)ゲームの売上比率が多く、2)駐車場のあるロードサイド店を選んだ。「われわれとしても新しい取り組みなので、ゲームが多く売れていて親和性の高いとみられる400店舗を対象にしました。また現時点で(大きくて重い)PS5本体を持って電車に乗るのはきびしいと考え、クルマで来店される方の多いロードサイドの店を選びました」。
店舗によってばらつきはあるものの、貸出機は1店舗あたりおよそ5台を用意した。ユーザーはビデオのレンタルと同様、店頭の貸出機に空きがあれば、その場で借りられるが、予約は不可だ。また、一度返却して再び借りる場合も別の貸出機があれば対応するが、同じ貸出機をそのまま貸し出すことはないという。
理由は「貸出機の台数が限られているため、継続利用をされると行き渡らないユーザーが出ると予想される」ため。「今回のサービスは、より広い客に利用してほしいので、続利用はお断りしています。ただし在庫(=別の貸出機)があれば貸し出しは可能です」。
オンラインレンタルサービスの「ゲオあれこれレンタル」でも同時にサービスを始めた。料金プランは店舗と同じなので、1週間のレンタル料金(980円)より送料(2620円)のほうが高いサービスになってしまった。
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