館山市の小中学校再編計画で、2026年度に開校する房南小と神余小の小規模特認校、船形小と那古小の統合校の開校準備委員会が立ち上がった。第1回目の委員会がそれぞれ開かれ、開校までのスケジュールや校名の選定方法について確認、意見交換が行われた。
再編計画では、26年度から段階的に学校の統合が行われる。これに合わせ、統合する学校同士の地区から保護者代表、地区代表、学校の管理職などが、開校準備委員会をつくり、校名や校章、校歌などの決定に向けて案を検討、選定する。
5日には、「船形・那古小学校開校準備委員会」が那古小学校で行われ、委員11人が参加した。再編計画の概要や開校までのスケジュールを確認した後、最初に決めることになる校名の候補の選定方法の意見交換が行われた。過去の市での選定方法や他の自治体の事例などを踏まえ、「子どもたちにとってより良い選定方法、校名であるべき」といった意見が出た。この他、両校長が学校の特長を紹介して互いの学校について理解を深めた。
校名については、準備委で選定した後、市教委の議決を経て市議会で決定する。
27年度に開校する、北条小、館野小、九重小の統合校、館山小、西岬小、豊房小の統合校に関しても、年内に委員会を立ち上げ、意見交換を行う予定となっている。
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