ダンジョンに周回した不死がいるのは間違っているだろうか?


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作:Saturdaymidteemo
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鐘の守人


ジャックは今、【豊穣の女主人】で食事を摂っている。
その傍ら何故かずっと見張るように近くに立ち、まるでモンスターと対峙する時のように鋭い眼光で女性――― リュー・リオンは彼を見張っていた。

「あまり見られると食べにくいのだが」
と観念したのかジャックはリューに目を向けてそう言う。

何も答えないリューに肩を竦め仕方がなく食事に戻る。

オイル漬けによって味付けされたチキンステーキを頬張る。

塩コショウと香辛料、オイルによって調味された簡単なチキンステーキなのだが過去ろくに睡眠時間どころか食事の時間すら取れないような環境にいた彼にとっては極上の馳走であった。

魚介スープを飲み、次の肉へフォークを延ばす。

そうして食事をしていると
「あの時とはまるで違いますね」
と、不意にリューが言った。

「当たり前だ。いつまでもあんなに張りつめていては壊れるだけだ」
と彼は肩を竦めた。

「・・・そうですか」
と、リューは短く返し、仕事に戻った。

「お、ジャックやん!」
入れ替わるように彼に声をかけたのは【ロキ・ファミリア】主神、ロキだった。
他には団長のフィン、副団長のリヴェリアがいる。

三人はジャックの座っているテーブルに椅子を寄せ、座る。

「まずは『戦争遊戯』勝利おめでとう」
とフィンが祝福するのに鼻を鳴らし、

「こっちは『遊ぶ』気はなかったがな」
と返した。フィンは気にも留めず、微笑を浮かべながら店員に注文する。

「まぁホームグチャグチャにして何度も襲ったんやし自業自得やろ。いや、うちらは首がつながっててよかったわ」
とロキが茶化すようにそう言った。

ベート・ローガの一件と、フィンに来歴を話して以来、こうして会う度に談笑しにくる光景はここ『豊穣の女主人』では見慣れたものになっていた。

「せや、そういや自分があの時使ってた『絶頂』とかってなんやあれ。神の間であの魔法について話題が絶えへんぞ」

「あれか。あれは本来、とある触媒と引き換えに生命の力を捻じ曲げる『闇術』最高位のスペルの一つだ。ファミリアに加入して発現したスキルによってコストを無視できている。といえばいいか。」

「何使うん?」

ジャックはその問いを言いにくそうにため息を一つはいた後答えた。

「ソウルだ」

「は?」

「全ての生きとし生けるものから奪った魂を触媒にする。と言ったら分かるか?人でいうとそうだな。Lv1から2の冒険者大体100人分ほどだろうよ」

全員三者三様に違う反応を見せる。
ロキは目を向き絶句し
フィンは息を飲み
リヴェリアは目を細める。

「ひとついいか」
今まで黙っていたリヴェリアが口を開く。

「お前は、そのスキルを此方で発言したスキルでコストを踏み倒さずに使ったことはあるか?」

「『ここ』に来てからはない」
とジャックは濁さずはっきりと答えた。そして水を一口飲む。

ロキがそれを聞いて安心したのか身を乗り上げる。

「なぁ少し気になってんねんけど、自分、ドチビが言うには『元の世界』のステータスのままこっちに来てて、ファミリアとしての神の恩恵によって発現するステータスもそっちの世界に準じてるんやんな?」
「ああ」

「なら自分、『こっち基準』で考えたらどの程度のもんなんや?」
ジャックは周りを憚るように見渡した。

いつの間にか、リュー・リオンがこちらの傍に来ている。

他に聞き耳を立ててる人間がいないのを確認すると重く口を開いた。

「カウントストップだ」

「へ?」
全員ぽかんとする。

「レベル、全ステータス、カウントストップだ。これ以上成長のしようがない。最も、こっちに来てファミリアに加入した後のスキルについてはまだ成長または新しく発現するかもしれんが、な」
と肩を竦める。

「自分、マジでやろうと思えばこの世界滅ぼせるんとちゃうか」
引きつった笑みを浮かべながら汗を一つ垂らしてロキが言う。

「滅ぼしてどうする。むしろこちらからすればこの世界に流れ着いたのは『奇跡』といってもいいのだから」

「どういうことや?」

「元居た世界は、私が世界全ての鍵となっていた。世界を救えばまた、初めから。世界を滅ぼしても、また初めから。永遠に輪廻する私にとってみれば地獄のような場所だった。まるで、主人公が記憶を持ったまま、何度も、何度も同じ物語をなぞらせるように。死にたくても死ねない不死の身体で、な。」

その言葉を聞いて4人は顔を真っ青にする。

少し前に彼の来歴を聞いたフィン達は地獄のような日々を世界を救いか滅ぼす度に何度も繰り返させられることを想像するのは容易かった。

「それでも私は必ず終わりがあると信じ、突き進んだ。時には救い、時には滅びを、時には両方行わず、ただ我欲のままに突き進んだこともあった。その結果が『これ』だ。心が壊れ、魂が摩耗し、ただ、他の者から魂を貪るだけの獣になり果てることすら許されないほど強靭な魂と肉体を得て、抜け出せない輪廻に絶望しながらただただ機械的に物語を進めるだけの存在になり果てた」

そこまで言ってジャックは顔を上げる。

「故に、この世界は、私からすれば奇跡そのものなのだ。希望そのものなのだ。この世界を失えば、私はまた逆戻りしてしまうかもしれない。そんな世界を守ることはあれど、滅ぼすなんてもっての外だ」

微笑を浮かべながら彼は席を立った。

「終わりのないことほど、地獄と呼べるものはない」

勘定を呆けているリューに手渡し、馳走になったと短く言い、彼は店を後にした。



【ヘスティア・ファミリア】拠点『竈火の館』

そこの一番隅の部屋を使っているジャックは今次のダンジョンへの『出稼ぎ』の準備をしていた。

 

ドアからノックがする。

「開いている。入って構わんよ」

 

開けられたドアから入ってきたのはリリルカ・アーデだった。

「どうした?」

聞くとリリルカ・アーデはもじもじしながら言った

「来客です。どうぞ。じゃあ、私はベル様のところにいきますので」

 

「失礼する」

「失礼するよ」

入ってきたのは意外な組み合わせだった。

 

「珍しい組み合わせだ。座るといい。」

と肩を竦めながらソファーを指さして来客たちに座るように指示する。

 

来客は二人

【ロキ・ファミリア】団長―『勇者』フィン・ディムナ

【フレイヤ・ファミリア】『猛者』オッタル

フィンは座り、オッタルはその後ろに立った。

 

「で、どうした」

いつにもなく真剣な表情の二人に気を引き締めてジャックは問いかける。

 

「依頼をしたい」

と、フィンは真剣な面持ちでそう言った。

 

「お前達のファミリアの内部で片づけれない問題なのか?」

「むしろ、君にしかできない。事情を説明しよう」

普段の笑顔はそこにはなく、苦渋の混じった顔をしている。

 

「僕達のファミリアに、死人が出た。どちらもLv2、お互い偶然居合わせただけらしいが、階層は6階層」

 

「随分浅いな」

本来レベル2ならば問題なく攻略できるはずだ。

 

「ああ、僕は不審に思い、調査をしに向かったところここのオッタルと鉢合わせてね、原因と思しき場所を確認した後、被害者の遺体の状態を見て君に調査を依頼するのが適任だと判断した。」

 

フィンは俯き、目を伏せ、一旦落ち着くようにため息を吐く。

「もったいぶらずに言ってくれ。死んだ奴の遺体はどうだったのだ」

「ミイラだ。それも『動く死体』になっていた」

 

「!」

ジャックは思わず篝火から立った。

 

肉体から生気を失っても尚、動く死体。

ここ、オラリオには死体を操るモンスターは少なくとも上層には存在しない。

死体が魔物化する、といったことも聞いたことが無かった。

 

「そして、その死体の近くに妙な道があってね、進むのは冒険者としての僕達の感が全力で警鐘を鳴らしていたから進まなかったが、妙な点が一つあった」

フィンは指を一つ立ててそのままドアを指さした。

 

「あのドアのように、道を塞ぐ形で霧がかかっていた」

 

ジャックは頷き、『篝火』からアイテムを選りすぐりながら

「良かったな。そのまま進んでいたらお前達は間違いなく死んでいる」

 

「その様子では知っているみたいだな」

今まで黙っていたオッタルが腕を組みながら、暗に教えろと促す。

 

「それは間違いなく俺の『元の世界』の霧だ。その先はおそらく、俺の世界にいた何かしらがいるだろうな」

 

「何がいるかはわからない。ということか」

 

「ああ。だが、間違いなくこことは別の世界のものだとは断言できる。その霧は中にいる大物を殺さん限り決して帰れん」

 

そう言いながら鎧を身に纏い、アイテムをしまいこみ、立ち、二人に向きなおる。

 

「心得た。任せておけ。報酬はいらん。貴様らはファミリアに戻り、『霧がはっきりと道を塞いでいる』場合、必ずそこに立ち入ることがないように厳命を。ギルドにも全ファミリアに警告を出すように知らせておけ」

 

「待った」

早々にダンジョンに向かおうとした彼をフィンが止める。

 

「なんだ?」

 

「それについては既に手を回した。今回の依頼は【『僕達と一緒に』そこを攻略してほしい】というものだ」

 

いつになく真剣な表情でフィンはジャックを見つめている。

 

「死んでも責任は取れんぞ」

 

「それこそ、今更だろう。貴様の言ったことが確かならば、間違いなくあそこには『ダンジョン』などより遥かに恐ろしい存在がいるのだろう。私よりも上かもしれん存在がそこにある。フレイヤ様には許可はとってある。更なる高みに登れるチャンスを、不意にはできん」

 

「僕のもだ。足手まといになるつもりはないし、仇討ちなんだ。手伝いくらいはさせてくれ」

 

2人から並々ならぬ決意を感じたのかジャックはしばらく思案した後

「・・・もし、危険に陥ったら私を餌にしろ。この中で一番死ぬ確率の低い俺を、だ」

そう言って踵を返し、ドアをくぐる。

後に続くように彼らは『竈火の館』をあとにした。

 

 

 

 

 

 

6階層、霧の入口前

3人は各々の獲物を握りしめている。

 

「準備はいいか」

ジャックの問いに二人は頷く。

 

「いくぞ」

ジャックは霧に手をかけて中に入っていく。二人もそれに習い霧の中へ入る。

 

しばらく細い道が続いており、三人は慎重に歩を進めていく。

 

途中から蜘蛛の糸が細道全体をコーティングしている。

 

近づいている。と確信し、彼らは武器をいつでも震えるように手にかけて進む。

 

フィンの槍に手をかけている親指はつねにぴくぴくと動いていた。

 

彼が危険を察知した時の癖みたいなものなのだが霧をくぐってからそれが収まることはない。

 

そうして進んでいくと、開けた場所に出た。

 

長方形上のその場所は壁はコーティングされた蜘蛛の糸が燃え盛っており、ところどころが燃えている。

 

奥に建物が見える。入り口には霧がかかっていた。

 

警戒を崩さずに3人は各々が自由に武器が震えるように若干の距離をとり、辺りを見回す。

 

「来るぞ」

ジャックがそう言うと一点を見据えた。

 

その視線を辿るように目を向けるとそこには

 

天女と見紛うような風貌の女性の上半身と、

 

下半身が丁度繋がるように醜悪な蜘蛛と融合した魔物がいた。

 

女性の身体の片手には不気味に燃え盛る炎剣が携えられている。

 

ニタリ、と上半身の女性が笑った気がした。

 

同時に蜘蛛が飛びかかると同時に口から溶岩を吐き出した。

 

3人は別々の方向に飛びのいて魔物を囲む。

 

フィンとオッタルが魔物から見て正面左右から攻撃を仕掛けようと地面を蹴る。

 

魔物は予測していたように蜘蛛の口から溶岩を吐き出し、自身の周りを満たした。

 

近づくことが出来ずたたら踏んだ二人は気づく、

自分達は『入り口付近』にいたのだ。目の前の溶岩溜まりに阻まれて先に進めない。

 

「しまった・・・!」

追い詰められていることに気付いたフィンは毒づき、槍を構える。

 

が、不意に蜘蛛の下半身がよろめく。

見ると、唯一、股下を飛び込むように避けたジャックが背後から、尋常ではない大きさをした弓を構えている。

 

左後ろ足を撃ち抜かれた魔物はそちらを向き、撃ち抜かれたのをもろともせず、恐ろしい速度で彼に迫る。

 

女性の身体を捻らせて、炎剣の炎が鞭のようにしなり、振り抜くと同時に炎の鞭がジャックを襲う。

 

ジャックはそれを懐に入り、躱し、弓から愛用している『煙の特大剣』に切り替えて撃ち降ろす。

 

炎剣でそれを防いだ魔物は後ろに飛びのき、そのまま炎剣で突きを放つと、炎が刃のようにジャックへ伸びた。

 

右に回転するようにジャックは避け、同時にオッタルが壁を蹴って溶岩溜まりを飛び越えて魔物に斬りかかる。

 

再び魔物はオッタルが襲ってきた方向とは逆方向に飛びのいてそれを躱し、炎剣を一閃する。

 

オッタルはそれを剣で受けようとしたが、すんでの所で身を捩じり、転がるように炎剣を躱す。

 

フィンがそれを見ると、オッタルの携えていた大剣の炎剣を受けようとしていた箇所が熱で深紅に染まっている。

 

あのまま受けていたら大剣ごと真っ二つに叩き斬られていたのが容易に想像がつく。

 

「厄介な・・・!」

オッタルはそう言いながらも汗を一筋垂らしながら笑みを浮かべている。

 

まるで、こちらの動きを読むかのように動く知性。

 

蜘蛛から吐き出される溶岩と炎剣から繰り出される強力な攻撃。

 

レベル7の斬撃を躱して反撃をするポテンシャル。

 

どれをとっても今までに類を見ない強敵だ。

 

冷静にフィンはそう判断し、自らがこの場でどう動くべきかを判断した。

 

フィンは同じように壁を蹴り、魔物に迫ると、背後に回るように移動する。

 

魔物は応用に炎剣で切り払うが小柄な身を利用して潜るようにして彼は避けながら背後に回り続ける。

 

そして魔物が再び悲鳴をあげる。

 

オッタルとジャックが気がそれたところを左右の中足を同時に切り付けたのだ。

 

痛覚がつながっているのか女体も悲鳴をあげて項垂れる。

 

そこにすかさず、斬り込もうとするオッタルとフィン。が、

ふいにジャックが彼らの首を掴み魔物とは逆方向に投げ飛ばした。

 

「!?」

「なにを!」

 

受け身を取り、ジャックを非難しようと見ればジャックも全力で投げ飛ばした方向に駆けていた。

 

瞬間、魔物を中心に爆炎がおこる。

 

周りの溶岩溜まりが勢いよく飛び散り、蜘蛛の糸が燃え盛る。

 

あの場にいれば間違いなく黒焦げになっていただろう。

 

ジャックは歴戦の感を最大限に働かせ、彼らを投げ飛ばしたのだ。

 

「仕切り直しだ」

そう短くいうと魔物を見据え、獲物を構える。

 

魔物は再びジャック達に迫り、炎剣を水平に薙ぎ襲い掛かる。

 

オッタルが足を斬りつけようとすると脚を振り上げ踏みつぶさんとし、

そこを狙ってジャックが『煙の特大剣』を女体に叩き付ける。

 

が、炎剣によって阻まれる。

 

フィンが背後を狙うも腹部から熱波が漏れ、慌てて飛びのく。

 

お互いが必殺の一撃でそれをお互いが躱すという拮抗した状況が続く。

 

「オッタル、フィン」

ジャックが二人を呼びかける。

 

「少しでいい、あれの動きを止めれるか?一発大きいのを当てる」

「・・・承知」

「乗った。任せてくれ」

「頼んだ。『固い誓い』」

頼むと同時に鈴を鳴らし、スペルを発動する。

 

フィンとオッタルは自身のステータスが1段階以上にブーストされたのを瞬時に直感で確認し、散開する。

 

2人は左右から魔物に突進する。

 

滑り込むようにそれぞれが前脚と後ろ脚に斬りつける。

 

そして最後に中脚を斬りつけた。

 

それは瞬きをする間に行われ、同時に斬りかかられて対応できずに魔物は悲鳴をあげながら一瞬体制をくずす。

 

2人は全力を出したのか息を乱しながらそれぞれ左右に飛ぶ。

 

そしてジャックのほうへ視線を移すと

 

黄色い鬼火のようなものを片手で潰し、大量の白い何かが彼の中に納まる。

 

そしてもう片方の手で杖を魔物へ向けた。

 

「『絶頂』」

短く唱えられたそれは吸い込まれるように魔物の女体を貫いた。

 

魔物は悶え苦しんだ後、先ほど鬼火を割った時のような白い何かをまき散らしながら四散する。

 

白い靄のようなものが全てジャックに吸い込まれた後、

それぞれが勝利したという感覚が到来した。

 

誰が始めたわけでもなく全員が寄り拳を同時に合わせる。

 

「さて、あれが大事に守っていたものは、なんだろうな」

三人は勝利の余韻を早々に横に置き、警戒しながら奥へと進む。

 

そこには

大きな鐘が鎮座していた。

 

その丁度奥に蜘蛛の巣がかかったレバーが存在する。

 

ジャックは警戒しながらもそのレバーを思いっきり引くと

オラリオの地下、ダンジョンに

 

 

大鐘楼の音が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

その後、ダンジョンが大きく揺れ、蜘蛛女がいた場所が崩れ始めたので急いで戻ると大鐘楼までの細道は綺麗に塞がった。

とりあえず考えるのは後にして引き返し、ギルドへ報告を済ませた後クエストの報酬のやりとりをするために略式で手続きをとり、『竈火の館』へ帰還した。

 

「ありがとう。これで彼らも報われるよ」

フィンはいつになく真面目に礼をする。

 

「・・・私からも感謝を。フレイヤ様に報告があるので、退散させてもらう。報酬はここに」

軽く礼をし、クエストの依頼料金と思われる金袋を置いて早々にオッタルは出て行った。

 

「フィン、これからあのような霧が発生したのを確認したら私にも一報をいただけないか」

「ああ、もちろんそうさせてもらうよ。あれは君がいないと手に余る。最後だって君の支援が無ければ動きを止めることは難しかっただろうしね」

 

 

お互い、今後のことについて少し話した後、ジャックは立ち上がる。

 

「そうだ。これから一杯どうだ」

 

「おや?君から誘うなんて珍しいね」

 

「なに、興が乗っただけだ。で、来るのか」

 

肩を竦め聞くジャックにフィンはいつもの笑顔で答えた。

 

「よろこんで、で、どこで飲む?」

 

「【豊穣の女主人】でいいだろう。」

 

彼らは『竈火の館』を出てそうやってこういう店もあると食事処の話をしながらも真っすぐと【豊穣の女主人】へと向かうのだった。

 




絶頂のコストの例えについては大体最初の亡者王国兵基準で例えてます。
このような砂場を読んでくれているダークソウル知らない人用に説明をそれなりに挟むべきかを悩んでおる。
チキンステーキについてはカイエンペッパー、塩コショウと醤油を濃い目に調味してオリーブオイルで軽く漬けるオイル漬け等はかなり美味しいです。わたすの場合は適当なんですけど鳥 オイル漬けあたりで調べたらハーブなどを使った本格的なレシピが引っ掛かるはずです。

02/10フィンくんなんで剣持ってるの修正完了
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