弊社は、解体工事の計画に必要な図面と届出書類の作成代行を行っています。
また、難工事の解体計画や工程・安全管理など実績があります。
施工計画図
解体工事の順序を明確にする「施工ステップ図」と搬出入ゲート、詰所、足場などの配置を反映した「総合仮設図」の2種類の施工計画図を、AUTOCADを用いて作成いたします。
一貫した対応
「ワンストップサービス」による現地での調整、作図、納品に至るまで、全工程を一括してサポートいたします。これにより、お客様が複数の業者と連絡を取る手間を省き、プロジェクトを迅速かつ効率的に進行させることが可能です。迅速な対応が求められる解体業界で特に高い評価をいただいております。
現地での提案力
現場に実際に立ち会い、解体方法や順序、ゲートの位置などを具体的に提案。既存図面やGoogleマップを活用しながら合理的な仮設計画を立案。保有する重機の種類や工法に合わせた計画を現地で計画を練り、両者の認識が一致した上で、解体計画を進めます。
施工ステップ図の活用
「施工ステップ図」を用いて作業工程を視覚化することで、手順が明確になります。段取り・資機材の調達や日本語が不自由な作業員への指示がしやすく、合理的に現場作業を遂行出来ます。
難条件現場での豊富な実績
都内の狭い住宅街、地方の広大な市営住宅、大型の清掃工場、さらに150メートルの煙突など、通常の解体業者が避けがちな複雑な現場にも対応可能。これまで培った豊富な経験と知識を活かし、複雑な条件下でも最適な解体計画を立案・実行してきた実績があります。
新築工事へのスムーズな連携
解体工事後の新築工事に向けたスムーズな引き継ぎを実現します。解体工程を細分化し、施工順序を見直すことで、動線や作業環境の改善を提案。解体と新築工事間のロスを最小限に抑え、プロジェクト全体の生産性が向上します。
届出書類
解体工事では、労働基準監督署への提出が必要な書類が複数あります。
弊社では、法規制を遵守し、お客様の現場の状況に合わせて迅速に対応します。
- 機械等設置届(足場の設置届)
- 飛散養生足場の設置期間が60日以上、かつ高さが10m以上の場合に提出が必要。
- 建設工事計画届
- 31m以上の工作物を解体する場合に提出が必要。
信頼性の高い図面作成
AUTOCADを使用し、風荷重や養生足場の耐力を計算し、壁つなぎの位置等が明確な図面を作成します。
年間80軒以上の実績
届出書類の作成において年間80軒以上の対応実績があり、経験に基づいた高い精度と効率的な対応をお約束します。
修正回数を最小限に
修正はほぼ1回以内で受理される高い精度を実現。労働基準監督署の要件を的確に満たし、提出プロセスをスムーズに進めます。
現地立会いでの柔軟な対応
現場環境や状況を確認し、朝顔設置など必要な内容をその場で打合せを行い、双方の認識を共有した上で届出書類を作成いたします。
着工遅延の防止
足場設置届(30日前)、建設工事計画届(14日前)の届出を迅速に行い、着工スケジュールの遅れを防ぎます。
機械等設置届の作成価格
料金
一式 ¥220,000~
内容
- 届出申請書
- 図面7枚(平面図、東西南北立面図、詳細図)
- 計算書
- カタログ
注意事項
- 料金は1棟分の価格です。棟数が多い場合は別途お見積りとなります。
- 立会い等の移動費・宿泊費・労務費などの経費は別途発生します。
建設工事計画届の作成価格
料金
一式 ¥360,000~
内容
- 届出申請書
- ステップ図数枚(基本は6枚程度)
- 工程表作成
- 工法および順序等打合せ費用
- サポート計算書
- 階上解体用小型重機揚重計画図等
注意事項
- 既存建物のCADデータがある場合、またはPDF図面をCADに貼り付けて作図する場合の価格です。
- トレース作業は別途料金となります。
- ステップ図が6枚以上となる場合、フェイズ1枚につき30,000円が加算されます。
安全書類
解体現場や建設現場における安全管理を円滑に進めるために、グリーンサイトの登録・運用、作業手順書を作成いたします。
登録代行で業務効率化
グリーンサイトの初回登録から日常的な運用までをサポートいたします。
必要な情報の登録や各種データの更新を代行することで、お客様の手間を削減します。
現場ごとの書類管理が効率化され、登録ミスや運用上の問題を防止。
コンプライアンスを確保しながら、スムーズな業務進行を実現します。
安全な作業環境を支える手順書作成
現場に応じた作業手順書を作成し、安全対策の徹底をサポートします。
手順書には、使用する機械・工具の操作方法や注意点、災害防止策などを具体的に記載します。
明確な手順書により、作業員の理解度が向上し、事故リスクが低減。
安全な作業環境を構築するための基盤を提供します。
日本語が不自由な作業員への現場ルール等の対応
解体工事の作業員の7割以上が外国籍である解体業も、事故や重篤事故を防ぐために事業者としての対策は欠かせません。
例えば、日本語が不自由な方が作業中に高所から転落する事故が発生した場合、労働基準監督署や警察から「安全帯の使用を指示したか?」と問われる可能性があります。その際に「言いました」と説明しても、相手が日本語を理解していない場合、本当にその内容が伝わっていたのか、どのように説明したのかを問われるでしょう。
事業者や管理者は、従来どおり文書として指示内容を記録に残すことに加え、外国籍の作業員が増えている現状を踏まえ、書類や指示の多言語対応が必要だと考えます。
弊社では、中国語、タガログ語、英語などに翻訳した現場ルール表を作成しています。
詰所や休憩所に掲示していただき、目に留まりやすく、わかりやすい形式で提供します。また、安全帯の使用などの危険回避に関する要点や、「場外に出る際は靴を洗う」といった作業環境の指示事項を的確にまとめ、記録に残る安全書類作成もしております。
内容や詳細については、貴社と擦り合わせたうえでご対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。