2014年、消滅可能性自治体に指定されて以降、人口減少を食い止めるべくデジタルを活用したまちづくりに取り組んでいる石川県加賀市。 2022年には「国家戦略特区」の認定を受け、新たな産業創出へ向け歩みを進めている。 その一方で、これまで市を支えてきた産業のひとつは観光業。 「加賀温泉郷」として3つの温泉が競い合いながら成長してきた。 しかし、旅行スタイルの変化やコロナ禍によって大きな打撃を受けてしまったのも事実。そんな中でも加賀市は山中温泉・山代温泉の魅力創出へ尽力してきた。 そしてようやく、3つ目の片山津温泉への支援を開始。 「加賀温泉郷」復活へ向け、官民一体となった活動を追う。