破滅的消耗戦
2025年4月19日土曜日
まさかの
深夜に目が覚め、体が熱いので体温を測ったら37.8℃あった。咳も出るので、これはまずいと思い、かかりつけ医に診てもらうことにした。私自身はただの風邪だと思い込んでいたのだが、診断結果は新型コロナウイルス感染症陽性とのことだった。ショックだった。
コロナが猛威をふるってからもう何年も経つ。緊急事態宣言の発令に伴う強制的在宅勤務、趣味として見ているプロ野球の開幕延期、公私共に色々なことがあった。そんな中でも、私はこの病のことを他人事のように見ていた。職場で私の隣の席の職員がコロナにかかっても、私には縁のないことだと思っていた。それは対策をきっちりしているからというわけでもなく、根拠のない確信だった。マスクの着用が強制されなくなると、真っ先にマスクを外して日々を過ごしていた。それから咳等が出て診療所にかかったことも何度かあったが、その度にコロナは陰性で風邪ということだったので、そんなものだろうと思い込んでいた。それだけに、コロナにかかったというのはショックだった。
咳は出るものの体調はそこまで悪くないので、5日間も自宅療養を命じられるほどかとは思う。しかし、天が与えた休暇だと思ってゆっくりすることにした。年次有給休暇を使ったら天が与えた休暇にならないので、そこは診断書を金を出してでもきっちりもらい、療養休暇として過ごすつもりだ。
2025年4月14日月曜日
麻雀のゲーム
帰宅途中の電車の中でも麻雀のゲームをやっている。乗り換えの関係で混んでいる電車に2駅分乗らなければならないが、2駅分でできることもなく、麻雀を1局打って気を紛らわせている。最近見ていたアニメ「トリリオンゲーム」で、ソシャゲはユーザーが1駅分乗車の3分間で区切りがつくようにするのが望ましいと言っていた記憶があるが、恐らくそれは正しい。麻雀の1局が大体そんな感じで終わる。
いつかゲームではなく本物の麻雀を打ってみたいと思うが、点数計算やあれこれができる気がしなく、ハードルは高い。仕事を辞めてゆっくり学ぶ余裕ができたらいいなとは思う。
2025年4月6日日曜日
新人の挨拶回り
しかし、新人というと恐らく4月1日入社で、そこから一週間も経たない日曜日の昼間に、こうして営業させられているというのは考えてみるとかわいそうな話である。これまでプレサンスが営業に来たことは多分ないので、新人に課せられたある種の研修のようなものだろうか。私は無視という対応をしたが、罵声を浴びせられることも少なくないだろう。プレサンスがろくな企業でないことは先にも述べたとおり私自身も仕事上の付き合いがあるので知ってはいたが、私だったら耐えられずにすぐ辞めてしまうだろうと思った。そう考えると、そういうブラックさがないだけ今の勤め先はましなのかもしれない。
2025年4月5日土曜日
2025年冬期アニメ視聴感想
【チ。 ―地球の運動について―】
3話で主人公が死ぬ衝撃的展開に惹かれて見続けていたが、その後の展開もまあまあ面白かったものの、哲学的問答等はさっぱりだった。2クールやった割に終わり方がすっきりしないのも良くない。
【クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。】
ラブコメとしてはまあまあ楽しめたが、展開は陳腐。ヒロインが情緒不安定気味なのも良くない。
【空色ユーティリティ】
ゴルフアニメとしては主人公の成長も魅力もなかったし、趣味としてのゴルフの楽しさもあまり見られなかった。各話タイトルに使われた「スペシャル」は結局最終回で、ゴルフが特別なのではなく得難い友との時間が特別なのだということになったが、それでいいのか。
【Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます】
内容は陳腐で平凡。せめてキャラクターに魅力があればよかったが、そういうのもなかった。
【黒岩メダカに私の可愛いが通じない】
タイトルどおりなら面白かったかもしれないが、まずそこが最初から破綻している。黒岩メダカのキャラに魅力を感じない。主人公が空回りしている展開が続くが、それもパッとしない。ただ、ここからラブコメとして面白くなりそうなのに惜しいと思って見ていた最終回の最後に2期決定と出たのは良かった。
【甘神さんちの縁結び】
作画が大崩れせず2クールもったことにまず安心。前半はテンポが悪くいまいちに思えたが、怪奇現象に巻き込まれてヒロインとの距離が縮まる後半は良かった。2クールやったので、何かしらの前進が見られる最終回であってほしかったとは思う。
【この会社に好きな人がいます】
初回こそ社会人カップルが微笑ましくていいと思ったものの、仕事への意識の高さや恵まれた環境等が描かれるにつれて、見ていて辛くなった。12話続けられるほどの内容はなかったと思う。
【誰ソ彼ホテル】
1話完結の展開も良かったが、クライマックスの盛り上がりもまた良かった。綺麗に終わったと思う。
【外れスキル《木の実マスター》 ~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~】
何一つ解決せず、何一つ終わらないストーリーで最終回を迎えるのは酷すぎる。OPとEDが良かったから見ていただけ。
【いずれ最強の錬金術師?】
主人公が多少面白いキャラではあったが、何一つ終わらないストーリーは酷い。
【アオのハコ】
2期決定はいいが、2クールもやったのでメインヒロインとの関係をいくらか進めてほしかった。
【悪役令嬢転生おじさん】
終始コメディなのは良かったが、そこまで面白くはなかった。おじさんらしさをもっと前面に出せれたらよかったと思う。
【もめんたりー・リリィ】
世界の謎も明かされた割には大したことはなく、作画は綺麗だがぱっとしないアニメだった。
【妃教育から逃げたい私】
面白いキャラが多く、意外と楽しめた。
【メダリスト】
フィギュアスケート題材は面白いのかと思っていたが、意外と熱い展開で見入ってしまった。続編が決まっているとはいえ、綺麗に終わらなかったのは残念。
【地縛少年花子くん2】
主人公の面白さとかわいらしさのおかげで2期も面白かった。
【君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第2期】
第2期も安定して面白かった。この調子で100人の彼女ができるまで続けてほしいと思う。
【戦隊レッド 異世界で冒険者になる】
発想は面白かったが、そこから面白い展開を広げられなかったのは残念。
【トリリオンゲーム】
キャラデザは好みではなかったが、勢いのある展開が面白く見続けてしまった。終わり方はやや半端だったのは惜しい。
【天久鷹央の推理カルテ】
推理もののアニメに面白いものはないという自説を強化する結果に終わった。医学アニメを気取っているが、内容は到底納得できるものではない。作画も途中から崩れ、厳しいものがあった。
【凍牌 裏レート麻雀闘牌録】
賭け麻雀をしているだけのアニメだが、死傷者が多数出て、主人公も無傷ではいられない展開が面白かった。2クールあって作画は途中から少し崩れたが、勢いは衰えなかった。OPは曲も映像も素晴らしく、最終決戦の際には変化を加えて、最後まで飽きさせなかった。
【アラフォー男の異世界通販生活】
結局何がしたかったのかよく分からなかった。
プライド
新年度となり、最初の週末を迎えた。3年連続で異動、転勤となり、流石に疲弊している。そして、全く畑違いのところで働いている。学校事務に従事することとなり、私は間違いなく公務員ではあり、給料表も行政職のそれが適用されるのであるが、自分は行政職員と言えるのだろうかと考えてしまう。明確に教員の下に位置付けられ、プライドは粉々だ。そして、研修で顔を合わせた税務課の同期が昇進しているのを見て、こういった連中とは随分差をつけられたものだと実感する。こうまでして働き続けなければいけないのかと自問自答する日々だが、折しもトランプ米大統領の関税政策等によって株式市場は激しい動揺を見せ、私の資産も著しく減少した。減った分を労働で補填するのは私の安月給では到底不可能であるが、せめて資産の評価額が元に戻るまで少しでも時間を稼ぐために働くしかないか、という思いである。
2025年4月4日金曜日
実に虚しい
私は歓送迎会で、教職員に囲まれ、酷く孤立していた。教職員はいい人で、時折私に話を振ってくれたりビールをついでくれたりしたが、私の状況はそれはもう悲惨な有様だった。アウェーという表現が相応しいだろう。そして、どこでどうして私がこうなったのか考えた。
根本は、私が新規採用職員だった頃、班長が「職場の飲み会は万難を排してでも出ろ」と言っていたことだった。新採だった私は一も二もなく班長の言うことに従ったが、翌日が子供の修学旅行で、その準備のために欠席したいと言っていた職員まで無理やり出席させられていたのは、余裕がない身分ながら、かわいそうだと思ったのはよく覚えている。
それ以来、私は職場の飲み会というものには必ず出席してきた。そして、そういう場で形成される良好な人間関係が仕事に良い影響を及ぼすと信じてきた。私は職場でも何となく他の職員に冗談を言ったり、どこかに出張した際には要望して一緒に食事をしたりした。人間関係が大事だと信じてきたから、ちょっとでも繋がりを得ようとした。そして、周りの人間とたまたま合ったこともあり、それはうまくいっていたように思う。それでも、今にして思えば多分に空回りもしていた。
そういった公務員生活の転機になったのは2年前の異動だった。誰も私をまともに相手しなかった。それはそういう職場環境が悪いのだと思った。しかし、去年異動しても、やはり誰も私を相手にはしなかった。そして、長期間仕事を休んで、復帰してしばらく働いて、初めて私は一つの真理にたどり着いた。私は何の価値もない人間で、周りの人間も私のことを何の価値もない人間だと思っており、その相手をするのも馬鹿らしいか、腹立たしいと思っているということである。考えてみるとそれは大いに納得できる結論だった。人並みに仕事をして初めて職場で認められるというのは当然だ。そういう人間にだけ人間関係というものを進める権利があり、そうでなければ下を向いてひたすら黙っているのがよい。そのことに気付くのに、10年以上かかった。
それでも、一応今年も歓送迎会に出席をしてみた。出席をするという事実自体で自分をアピールできるかもしれないと思っていた。しかし、結果は悲惨だった。真理を悟ったはずなのに、それでも私はどこかすがるように期待をしていた。それは、実に無駄な思いであり、時間であった。私は、ただひたすら下を向いて、何にも反応せず、黙っているべき人間だ。他人の友好など、求める資格もないし、期待しても無駄だ。実に虚しい結論だが、これが私にとっての現実であり、労働者としての全てだ。