【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#628)。
昨日は、TBSの『報道特集』が、立花孝志による犬笛とN国信者らによるネット攻撃により、お亡くなりになってしまった岩井清隆さんの件を正面から報じてくれました。
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志は、これまで幾度となく、自分を批判する者たちの住所や電話番号、メールアドレスなどを公開し、N国信者たちに「犬笛」を吹き、黙示的に攻撃を促してきました。こうしたことの繰り返しが、ついに犠牲者を出しました。
こうした事実を報じることは大切で、立花孝志やN国信者たちは「偏向報道だ!」と言っていますが、岩井清隆さんが「原因は立花孝志」という遺書を残してこの世を去ったことは「事実」です。立花孝志や誹謗中傷していた加害者たちは、言い訳をする前に、まずは真摯に反省するべきではないでしょうか。
■ 反省なき立花孝志は笑顔で反論動画
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志は、自分の犬笛のせいで岩井清隆さんがお亡くなりになった事実をガッツリと報じられたにもかかわらず、笑顔で動画を撮影し、「偏向報道だ」と主張をしました。
しかし、岩井清隆さんの遺書には、確かに「原因は立花孝志」だと書かれているし、立花孝志が1月26日の戸田市議選で岩井清隆さんを追いかけ回して警察沙汰にしたことも事実です。にもかかわらず、「酷いことをしてしまった」という後悔や反省は一切なく、笑顔で動画をアップし、N国信者向けに「TBSが偏向報道をしている」と主張。オールドメディアのテレビは終わり、ネットの時代がやってくるので心配ないと言い、アホのN国信者たちをなだめていました。
立花孝志に住所を晒され、攻撃を受けた岩井清隆さんは死を選択してしまうぐらいに追い詰められていたのに、立花孝志はゴルフを楽しみ、ネットで信者たちが騒いでいるのを見て、笑顔で撮影です。これほどの胸糞があったものかと思いますが、それもこれも今日まで警察や検察が野放しにしてきた結果だと思います。今になって、さすがに看過できないということで動き始めている可能性はゼロではありませんが、野放しにすれば野放しにするほど被害者は増えます。
なお、尊師・立花孝志は「遺族は了承しているのか」ということを確認するような発言をしていますが、これは「普通の人は立花孝志と関わりたくないと考えるはずだ」と考えているからだと思います。これもある意味、脅しのようなもので、家族も巻き込んで迷惑をかけることを辞さない反社会的カルト集団ならではの発言です。
■ 「発覚部屋」は更新を止めていない
今回のTBS『報道特集』では、「発覚部屋」を名乗る男のインタビューが放送されました。今さら「岩井さんと仲直りをしておけばよかった」などと語っていましたが、「発覚部屋」を名乗る男は、かなり岩井清隆さんを見下す侮辱発言を繰り返していましたので、「仲直り」などというものができるはずがありません。
放送では、記者のインタビューに答え、「やめます!」と宣言をしていましたが、YouTubeをやめているかと言えば、まったくやめていません。それどころか、尊師・立花孝志と同じスタイルで取材の様子を全編ノーカットで投稿したかと思えば、「捕捉」と称して言い訳をかます始末。結局、自分がやらかしたことに対する反省や罪悪感のようなものは、ほとんどなかったことがわかりました。岩井清隆さんがお亡くなりになったことが発表されてから1週間も経たないうちに自粛が解禁され、『報道特集』のインタビューでは「岩井清隆さんの動画は削除する予定」と言っていましたが、放送後にはすぐに意見が変わり、「和解の条件によっては削除してやってもいい」という話に変わりました。
このことからも分かるように、岩井清隆さんがお亡くなりになったことで加害者側が追い詰められ、加害者側が心を病むようなことになってしまうことになったら大変だと心配していましたが、結局、どいつもこいつも人間性が腐りきっているので、まったく心配いらなかったということです。
一方で、『報道特集』は「N国信者」がどのようなものかをしっかり映し出しており、なぜこのようなことをしているのかと質問し、「立花さんを追いかけるのが楽しいから」だというコメントを引き出しています。まさにこのメンタルこそが「N国信者」であり、快楽的にネットリンチをしているので、今さら岩井清隆さんがお亡くなりになっても、N国信者たちはネットリンチをやめられず、今なお誹謗中傷が続いているのです。
なお、「発覚部屋」については、大津綾香党首が民事で訴えており、結果が出るのはまだまだ先ですが、その責任は必ず追及されます。4月21日には「だいふくもち」の裁判がありますので、「発覚部屋」がどれくらいの責任を取らされるのかという一つの指標となります。
そして、岩井清隆さんがお亡くなりになってから1週間も経たないうちに復活を遂げ、自分たちの誹謗中傷を正当化しようとしているところを見せられ、改めて「発覚部屋」については徹底的に検証しようという気になりました。必ず責任を取らせます。
■ ネットリンチに加担するN国信者の病理
岩井清隆さんがお亡くなりになった後も、実は、N国信者たちは発信を止めていません。2割ぐらいはアカウントを消してバックレるのではないかと思っていましたが、見通しが甘かったです。
悪質な誹謗中傷を繰り返していたアカウントほど消えるどころか、さらなる誹謗中傷を繰り返している状態で、自分が悪いことをしてしまったという気持ちになった人間はおらず、「だから?」ぐらいのテンションです。
これはさすがの僕も予想外で、N国信者たちが「人間の最底辺にいる軽蔑すべき人たち」だということが改めて証明された形です。そして、これは想像以上に深刻な事態でもあります。もはやN国信者たちは「ネットで誹謗中傷をしないと快楽が得られない状態」にあり、大津綾香党首に対する攻撃が止まることはないと考えられるからです。これは立花孝志を逮捕する以外に選択肢はありません。
実際、N国信者らによる攻撃がエスカレートしている背景には、立花孝志の事件を検察がことごとく「不起訴」にしていることにもあります。
事件としては、一見、軽く見えるかもしれませんが、実際は、かなり深刻です。「つきまとい」と言っても、たかだか数百メートルをつきまとったぐらいで、いちいち起訴なんかできないと考えるかもしれませんが、N国信者たちは鬼の首を取ったように「立花さんは何も悪くなかった!」と大喜びをして、さらに攻撃性を増してしまうからです。つきまとわれた被害者である大津綾香さんに対し、「ねぇねぇ、今、どんな気持ちぃ~?」を本気でやってしまうからです。
しかし、尊師・立花孝志は、懲役2年6ヶ月・執行猶予4年の身です。執行猶予とは何かと考えれば、刑務所に入ることはないが、執行猶予の4年間は犯罪をせず、静かに過ごしなさいということです。少しでも犯罪に問われかねないことをした時にはすぐに刑務所にブチ込むのでないと、犯罪をしたのに何のお咎めもなく、反省もなく、更生もせずに暮らしていくことになりかねません。被害に遭った女性が逆に悪いかのような印象操作をされ、さらなる誹謗中傷の嵐に曝されていることを考えれば、なぜ「不起訴」にしたのかという話です。単純に「規模が小さく、面倒臭いから」でしかないのではないかと思わずにはいられません。が、これが被害を拡大させているということに気づいていただきたいです。
■ N国党のネットリンチの特殊性
これは第2弾となる本にもまとめると思いますが、N国党のネットリンチの特徴は、「リアルと連動すること」にあります。ただネット上でバカだのアホだのと誹謗中傷しているにとどまらず、個人情報を晒し、住所に送り付けをしたり、無言電話を繰り返したり、自宅周辺を徘徊するなどのリアルな実害が発生し、家族などを巻き込み、不安にさせることにあります。
つまり、ただのネット上の誹謗中傷に留まらないから、死者が出てしまうということです。
しかも、ネット上の個人情報の暴露は、これまで「ネットをやっているのだから、これくらいのことは起こるだろう」と言われて終わりになっていました。ところが、これこそが「人を死に至らしめる対応」です。N国信者のような質の低い人間たちに狙われる恐怖は、ただ個人情報が流出するのとは違います。実際、尊師・立花孝志に倣い、「家の前で街宣をする」と宣言する人間たちがいるほどです。
一般的には、「ネットの誹謗中傷」という形で報じられますが、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の場合は、ただネット上で炎上するだけではなく、個人情報晒しによる「実害」があるということです。これが耐え難い不安や恐怖を生み出し、「死」を選択せざるを得なくなっていますので、『報道特集』が報じたように「ネットでの個人情報晒し」が大きな問題であると考えるべきでしょう。
もう一つ、「NHKから国民を守る党」が問題だと言えるのは、1人目の熊さんは単純なネットリンチですが、高橋茉莉さん、竹内英明さん、岩井清隆さんの3人については「立花孝志によるデマから攻撃が始まった」という部分があります。しかも、そのデマを信じた人間たちが苛烈な攻撃をするので、彼らは「正義のつもり」でやっている面があります。これは斎藤元彦の支持者たちにも言えることです。
立花孝志、高橋洋一、須田慎一郎といったデマゴーグに加え、ネット上の有象無象のYouTuberたち、例えば「香椎なつ」のようなアカウントを信じた人たちが「自分たちこそ真実で、自分たちを批判する者たちは情弱で偏った思想を持った人たち」と考え、ネット上の攻撃に及んでいるという現実をどのように考えるべきかという話があります。しかも、こうしたネット攻撃の一部には「快楽的な精神攻撃」を目的としているものがあり、取り締まりがほとんどなされていないという問題があります。病理をしっかり解剖し、丁寧に一つずつ改善することが求められます。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
いよいよ腹を括らなければならないかもしれません。
先月あたりから、この『チダイズム』でお届けする記事のほとんどが「NHKから国民を守る党」に関するものになっていて、僕の収益は下がるばかりなのですが、それでも1日も早く尊師・立花孝志をブタ箱に送り、反省なき加害者アカウントたちにも責任を取らせるため、彼らがこれまで何をしてきたのかをしっかりとまとめ、証拠を集める作業をすることが必要であると考えました。
たまには選挙のレポートをリリースしないと生活ができないので、必要な選挙レポートはお届けしますが、可能な限り「NHKから国民を守る党」の問題に全振りをして、しっかりと責任を問います。
岩井清隆さんがお亡くなりになったことにも怒りを感じていますが、それ以上に怒りを感じるのは、尊師・立花孝志はもちろん、加害者として名指しされたアカウントのほとんどが無反省で、それどころか、いまだに誹謗中傷を繰り返していることにあります。人の命を奪っておいて、バックレるのも卑怯ではありますが、それどころか堂々と悪びれる様子もなく言い訳をしながら誹謗中傷を繰り返している者たちには、1人残らず責任を取らせるぐらいのことをしなければならないと思います。
岩井清隆さんがお亡くなりになってしまったので、岩井清隆さんに対して攻撃をしていた加害者アカウントの責任をどこまで追及できるかは分かりませんが、とにかく全力を尽くします。そして、尊師・立花孝志に責任を取らせることは当然だとして、一緒になって攻撃しているN国信者たちのアカウントにも必ず責任を取らせ、ノーダメージでヘラヘラ笑いながら生きていくことがないように、罪は償ってもらわなければならないと思っています。
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コメント
4腹括り宣言しびれました。何か事があれば協力したいと考えます。
世間の認知も広まっているし、状況は進展しているはず。立花ももう後がないでしょう。いち早く警察に動いてもらえることを期待します。
立花孝志が登場してから、こういう扇動者タイプを待ち焦がれる需要があったのでしょう、犬猫野菜が大量に育ってしまいました。
それだけ「思考しない・できない人間」が大量発生。
「発覚部屋」も中高年男のようですが、思考は子供の未発達状態にみえます。
結局、閲覧者数は増えるわ、応援コメントはあふれるわで、これを捨て去るのはもったいない。今からが収益のチャンスと思ったのでしょう。
「地下鉄サリン事件はなぜ防げなかったのか――元警察庁刑事局長-30年後の証言-垣見-隆」を読みました。オウム捜査が遅れた理由は、広域で犯罪が行われ、なおかつ警察庁が犯罪の重大さを認識していなかったように思います。
N国の事案も同様で、警察庁が重大さを認識していなのでは。