大船渡山林火災 仮設住宅の棟上げ 来月中の完成目指す

岩手県大船渡市で起きた山林火災を受けて建設が進められている仮設住宅の骨組みを完成させる棟上げの作業が16日行われました。

ことし2月に大船渡市で発生した山林火災では、全壊の54棟を含む86棟の住宅が被害を受け、市内の2か所に合わせて40戸の仮設住宅の建設が進められています。

このうち、30戸の建設が進められている三陸町綾里の旧綾里中学校のグラウンドでは、16日棟上げの作業が行われました。

地元や東北各地から集まった大工30人ほどが、ふた棟の建物の柱や屋根の骨組みを県産の木材を使って組み立て完成させていきました。

工事を請け負っている盛岡市の建設会社の伊藤馨社長は「建設は順調に進んでいる。避難生活を続ける人たちが少しでも早く安心してゆっくりできるよう、安全に注意しながら完成させていきたい」と話していました。

また、山形県から応援に駆けつけ、去年の能登半島地震や山形県の豪雨の被災地でも仮設住宅の建設に携わった大工の田中芳典さんは、「一刻でも早く被災した人たちのために作り上げたい」と話していました。

今後、外壁や内装の工事などを進め、来月中の完成・入居を目指すということです。

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