小保方晴子氏が理研に提出した、不服申し立ての補充書に添付したノートのコピー=共同
理化学研究所の小保方晴子氏(30)の代理人弁護士らが7日、STAP細胞の実験ノートの一部を初めて公開した。当初「未発表のデータが含まれる」として、弁護団は内容を明らかにしてこなかったが、代理人の三木秀夫弁護士は「証拠を何も出していないと言われたくない。社会の皆さまに、(証拠を出したと)理解していただいて、調査委員会の結論がおかしいと理解してもらいたい」と狙いを話す。
小保方氏も「ちゃんと実験していることを示したい」と公開に同意したという。
公開されたのは、小保方氏が4月20日に理研に提出した、不服申し立ての補充書に添付したノートのコピー。捏造(ねつぞう)とされた画像に関する実験を実際に行い、真正な画像があることを、ノートの内容とともに時系列で説明している。
ノートでは、2011年4月ごろから酸性の刺激で多能性を示すマーカーを持つ細胞が現れることを確認したとした。同年6月には多能性を確認した実験について「陽性かくにん!よかった。」との記述も。また、マウスに多能性を持った細胞を移植する実験をしており、マウスの図を描いてどの部位に移植したか記載している。〔共同〕
本サービスに関する知的財産権その他一切の権利は、日本経済新聞社またはその情報提供者に帰属します。また、本サービスに掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。